ランニング中に不明・奈良の高2を本日無事保護~【ラントリップ編集部からのお願い】
Dec 19, 2016 / COLUMN
Jun 01, 2017 Updated
朝日新聞によると、部活同でランニング中に行方がわからなくなっていた高校2年の男子学生が無事に保護されたとのことです。
奈良県十津川村の山中で18日にランニングをしていた高校生。その後、行方がわからなくなってしまい警察が捜査を行っていましたが、19日未明に無事に保護されたとのことです。生徒には目立ったケガはないとのことですので、不幸中の幸いと言えるのでしょうか。明け方には氷点下になる日もある十津川村ですから、学生の体調に影響がなければ良いと願うばかりです。
今回の場合は部活同中のランニングでしたが、ラントリップを愛する皆さんもまた、ランニングの際に色々と注意したいものです。
旅先でのランニングは非常に有意義で、取り入れている方も多いかと思います。特に初めて走る街は、目に映るものが新鮮なものばかり。距離が短く感じて、本能的に走っている感覚がありますよね。
また、目的地は決めても、それまでのルートはハッキリ決めずに走り出す方もいらっしゃるのでは。本能的に右に曲がったり、左に曲がったり……、ご自身の感覚を優先して進んでいくのです。野生の勘を働かせて、風を切る感覚は“非日常”と言えるでしょう。
この年末年始に旅行先で走ろうという方も少なくないはず。
ですので、その際に注意したい点をピックアップしておきます。是非、ラントリップの際には無理をされないでください。
まずは、迷子になっても戻れるように、暖が取れるウエア、携帯電話、タクシーに乗れるお金、飲料を忘れずに持って走るようにしましょう。
日中に走る際は、車などと接触する危険性がありますので、周囲の情報をキャッチできるように音楽を聴きながらではなく、イヤホンは外して走るようにしましょう。
夜も同様の危険性が伴いますが、さらに、ウエアの色を暗闇に馴染むものではなく明るいものにしたり、反射バンドや反射シールを使用しましょう。また、犯罪に合わないため、防犯ブザーを持つこともオススメします。
やはり、初めて走るコースだったりするので、自己防衛は必要不可欠と言えるでしょう。ランニング中の事故は、“想定外”のことばかり。にもかかわらず、ランニングに慣れてきたランナーほど、つい意識が甘くなってしまうものです。
ベテランランナーの皆さんには、後輩らに背中で教えるべく、“自己防衛”する姿を見せて欲しいものですね。楽しいランニングが続けられるのも、事件・事故に無関係だからこそ。是非、いま一度、気を引き締めて、ラントリップを楽しんでみませんか。
以上、ラントリップマガジン編集部からのお願いでした。