2016年5月27日 INTERVIEW

「アメリカまで来て最後の最後で負けたくない」、トレラン/スカイランのホープ・上田瑠偉さんの素顔に迫る

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2014年、日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)において、大会新記録で優勝し、その名を一気に轟かせた、トレイル/スカイランナーの上田瑠偉さん
まだ、大学を卒業したばかりの上田さんからは、希望に満ち溢れた言葉の数々がうかがえます。

この4月には海外レースで初優勝を飾り、スカイランニングの世界選手権に向けて幸先の良いスタートを切りました。
今回はそんな上田さんの練習法や今後の目標などをお聞きしました。

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歯がゆい経験と影での努力

—中学時代に都道府県対抗駅伝で長野県代表メンバーとして優勝し、佐久長聖高校に入学されましたが、高校時代を振り返ってどうでしたか。

高校3年間は、貧血や腸脛靭帯の故障で棒に振ってしまい、実績を全く残せないまま卒業してしまいました。
特に、入学してからの1年間はとても辛く、陸上競技をやめたいという葛藤ばかりで精神的にも辛かったです。

その中でも、入学してから駅伝部の学年責任者に自ら立候補し、3年時にはキャプテンを務め、その責務を果たすべく毎日奮闘していました。
それでも、競技でチームを引っ張っていけないことはとても歯がゆかったです。

故障している自分と向き合うことは、とても辛かったですが、この経験を経て今となっては時には100kmほどを長時間走るスカイランニングの基礎になったと思っています。
具体的には故障している時に、山歩きや水泳を長時間行っていたので、メンタル面が成長したと思います。

—大学は早稲田大学に進学されましたが、競走部ではなく陸上競技同好会を選びましたね。

早稲田大学の競走部に入らずに、同好会に入るということで親と言い争いになったこともありましたが、楽しく走りたいという気持ちがありました。
同好会での4年間は色んなチャレンジが出来て、基本的な走力も上がりましたし、結果的には得るものが大きかったと思っています。

トレイルラン / スカイランニングに取り組むようになって脚筋力が強化され、5000mのベスト記録も14分26秒まで引き上げることが出来ました。
ハセツネを大会記録で優勝してからは、サンフランシスコに1ヶ月ほど滞在して、語学のレベルアップや現地の選手との交流も出来ました。

去年の夏にはUTMB (ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)のレースの一つである、CCC (101km / 6,100mD+)にも出場し、世界の舞台を体験出来ました。

基本的なスピードを磨く

—上田さんの練習メニューは、山で走ることはもちろん、トラックレースや駅伝に出場するなど様々ですね。

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