【オールバーズ】新作「Tree Flyer 2」はフィット感に優れたサステナブルなシューズ!日々のランニングにもおすすめ
Jul 25, 2023 / SHOES
Jul 26, 2023 Updated
快適性とサステナビリティに優れたブランドとして人気の『オールバーズ』。今回は地球に優しく快適に走れる新作ランニングシューズ『Tree Flyer』からアップデートした『Tree Flyer 2』をRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんとラントリップ代表の大森がレビューしていきます。
藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。
Allbirdsとはどんなブランド?
大森:今回はAllbirds原宿から新作ランニングシューズ『Tree Flyer 2』のレビューをしていきます。前作の『Tree Flyer』も2022年にレビューしているので、すでにご存知の方も多いと思いますが、まずは簡単にAllbirdsのブランドについて話していただけますか?
藤原:サンフランシスコ発のライフスタイルブランド。無駄のないデザイン、そして天然素材をシューズに使用することでビジネスの力で気候変動を逆転させようという強い信念を持ったブランドです。
大森:世界一快適なシューズとしても紹介されているということで、履き心地においても非常に高い評価を得ているブランドですね。あらゆる業界の中で温室効果ガスの排出量が2番目に多いとされているファッション業界において、風穴を開ける取り組みを続けているシューズブランドです。
前作レビューはこちら
前作と比べてフィット感がアップ!
大森:早速、Tree Flyer 2のレビューに入っていきますが、前作との比較も含めて機能性はいかがでしょうか?
藤原:『Tree Flyer』が登場したことで、Allbirdsのランニングシューズカテゴリーが誕生しました。今作は初代Tree Flyerと比べてフィット感がとても良くなりました。
大森:前作も良かったですが、さらに良い履き心地に進化していますね。
藤原:そうですね。私も大森さんも初代Tree Flyerを頻繁に愛用していますが、その履き心地を超えてきましたね。
大森:履き比べた時に、よりフィット感の良さを感じられるのが驚きですよね。
藤原:前作は普段履きからランニングまで幅広く使えるシューズとしてご紹介したのですが、今作はもう1歩進み、皆さんがすでに持っているランニングシューズと履き分けてもらいたい一足です。
今作のニットアッパーはより伸びないように作られているので、足にフィットする感覚を得られるでしょう。かかと内部のパッドもフィット感がいいですね。
大森:かかとは走っていて違和感がなく、とてもフィットしていますよね。
藤原:アッパーによってかかとと甲部分を掴まれるような感覚。店頭に来て履いてみるとさらに違いが分かると思います。
大森:さらに、爪先のトゥーボックスが補強されていることで指先の動きも快適です。
藤原:そうですね。ニットだとどうしてもソックスのようになってしまうので、トゥーボックスの補強があると指先の動きも保証されるんです。重さも前作が約280g、今回302gと多少重くなっていますが、履き心地が良くなっています。
大森:前足部は指が動いて余裕があるように感じたのはトゥーボックスの影響だったんですね。
藤原:数値だけでは分からないアップデートが施されていますね。そして、Allbirdsといえばサステナブルな取り組みも注目ポイント。流通過程における温室効果ガスの排出量は前作よりも減っています。
大森:前作は9.92kgCO2eで、今作はさらに減少して7.21kgCO2e。一般的なランニングシューズが14kgCO2eほどあるそうなので、Tree Flyer 2はおよそ半分ということになります。
ミッドソールの反発性もアップデート
藤原:少しミッドソールが厚くなったと感じましたが、製法や素材の配合によるものではないでしょうか。
大森:ソールの形状もあまり変わっていませんが、明らかに反発性は高められています。また、トラクションが20%向上したということで、それを感じられるソールの違いがあります。
藤原:前作と履き比べてみたのですが、大森さんが言うように反発力が違いました。
大森:私も両方で走ったのですが、履き替えた瞬間全然違っていましたね。それと厚さが感じられたというのもありますが、よりガイドの推進が強くなっていると感じましたね。
藤原:進行方向にどんどん進んでいく感じはありますよね。サステナブルなという気持ちがある方だけではなく、誰にでも選んでもらいたいシューズ。ポンポン跳ねるような感じではありませんが、反発を得られるシューズですので、ぜひ足をいれてみてください。
さらに、ミッドソールを製造する過程でカットされた素材がヒールカップに使用されているんですよね。
大森:そうなんです。こういった視点もAllbirdsらしい取り組みです。
普段履きから速いペースのランニングまで対応
大森:藤原さんはこのシューズはどういうシーンで使われますか。
藤原:できるだけ異なるタイプのシューズと履き比べたいですね。接地時の反応がいいので、ウォーミングアップでも使いたい一足です。デザインもいいので、普段履きとして履くのもいいですね。
大森:ランニングシューズもデザインの良さが重要ですね!ちなみに速いペースで走ってもとても快適に走れますよね。
藤原:はい、気持ち良く走れます!
大森:前作もランニングシューズとして使えるとレビューしましたが、あらためていいシューズに生まれ変わったとと絶賛したいですね!
藤原:いいシューズですよね。Allbirdsはウェアも素敵ですよね。
大森:ウェアもAllbirdsで揃えてランニングを楽しみたいですね。Tree Flyer 2は税込22,500円となっていますので、ぜひ店頭に足を運んでみてください。
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環境を意識したアイテムを使いたいというランナーが増えている昨今。サステナビリティーと機能性の両立を追求するAllbirds『Tree Flyer 2』は、そんなランナーの皆さんにおすすめしたい一足です。
日々のランニングの相棒として、地球環境に優しいTree Flyer 2を取り入れてみませんか?
商品詳細
Allbirds|Tree Flyer 2
・価格:¥22,500(税込)
・商品ページ
Men’s:https://www.allbirds.jp/products/mens-tree-flyers
Women’s:https://www.allbirds.jp/products/womens-tree-flyers
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藤原 岳久さん
FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)