スピードを出して走りたくなる!アンダーアーマー初の厚底カーボンシューズ「UAフロー ベロシティ エリート」を実走レビュー

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(左から)ラントリップ・大森、シューズアドバイザー・藤原岳久さん

アンダーアーマーから登場した初の厚底レーシングシューズ『UAフロー ベロシティ エリート』。2023年新春の大学駅伝でも着用する選手が誕生し、その注目度は増しています。

そんな注目シューズをRuntrip代表の大森とRuntripおなじみのシューズアドバイザー・藤原岳久さんが実走レビュー。

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UAフロー ベロシティ エリート

藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わり20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間3428秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。

アンダーアーマー注目レーシングシューズを履いて実走

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大森:今回はアンダーアーマー『UAフロー ベロシティ エリート』の実走レビューをお届けします!

藤原:大森さん、このシューズを履くのは初めてですか。

大森:はい、初めて履きます。今回、実走レビューしていきますが、どんなトレーニングを行いますか?

藤原:少しテンポアップして走れるようなトレーニングメニューを行なっていきます。1マイル(1600m)×3本を走りましょう!

大森:このシューズで走るのが楽しみです! どのくらいのペースでいきましょうか。

藤原:大森さんの乳酸性作業閾値である3分45秒〜50秒/kmでいきましょう。

大森:アンダーアーマー初の厚底カーボンシューズを『UAフロー ベロシティ エリート』を履いて、インターバルにチャレンジしていきます!

バウンド感が気持ち良く、スピードを出したくなるシューズ

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ウォーミングアップを済ませた後、いよいよ藤原さんと大森は1600m×3本のインターバル走にチャレンジ。『UAフロー ベロシティ エリート』を履いて、2人は颯爽と400mトラックを駆け抜けていきます。

インターバル走の途中、シューズの履き心地について藤原さんは「着地するとグッと前へ押し出されるような推進力を感じますよね」とコメント。その言葉に大森も反応して、「反発力があって、とても進む! 」と感動を露わにします。

さて、実走を終えた2人の詳しい感想はどのようなコメントなのでしょうか。

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大森:3分50秒で1600mを3本走りましたが、このシューズはとても良いですね。いつもより足が回るので、めちゃくちゃ気持ち良く感じました。

藤原:大森さんが流しをしているのを見ていましたが、いつもより足が綺麗に上がっていましたね。

大森:ミッドソールにPebaxフォームが搭載されていますので、当然反発は感じますが、それ以上にFLOWソールの影響が大きいように感じます。跳ね返り方にとても力を感じられて、現役時代のような足が腿にあたる感覚を久しぶりに味わいました。このシューズを履くために、レースに出たくなりました(笑)

藤原:そうですよね。5kmのロードレースでも良いですね!

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大森:藤原さんが卓上でのレビューでコメントしていた“ランニングの遊びができる”という言葉を実際に走ってみて感じました。フルマラソンのレースを目指すのも良いのですが、それ以外のシーズンにこのシューズを遊び道具として履いてみる。そんな楽しみ方もできると感じました。新しいランニングの扉がこのタイミングで開けました! (笑)

藤原:開けましたか。良いタイミングですね!

大森:リラックスすればするほど進みます。足を真下に着地できると蹴り上げに影響を感じられると思ったので、力まないのが履きこなすコツだと感じましたね。

スピードを出して走るとシューズの良さがより活きる

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藤原:このシューズ、速く走りたくてウズウズしますね(笑)大森さんが言うように着地がゆっくりで、力を抜くとポーンと跳ねます。その反発とバウンドを感じると、スピード出したくて仕方がない。このシューズはどなたでも履けるシューズだと思いますが、ぜひスピードを出して履いてほしいです。

大森:スピードを出して走る方が楽しいですよね。

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藤原:どの距離が適切なのかはレベルによって違いますが、少なくともジョギングでは特長が活きない作り。もし、ミッドソールが『グニャ』っと柔らかく感じる方は、スピードを出して走ってみると印象が変わるはず。そうするとバウンドが十分に感じられて、カーボンプレートの存在感が出てきます。

大森:スイートスポットが広いというのも、まさに感じられました。あえて、数ヶ所で接地してみたのですが、いい足運びをサポートしてもらえますね。フルマラソンでいうと3時間半のランナーでも全然履きこなせるでしょう。サイズ感について、普段は26.5cmを履いていますが、ワンサイズ下げて26.0cmでも問題ありませんでした。

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藤原:私は『UAフロー ベロシティ エリート』も他のシューズと同じサイズを履いていますので、前後のサイズを含めて試してください。このシューズだけではなく『UAフロー ベロシティ ウインド2』や『UAホバー マキナ3』も一緒に履いてみることで、それぞれの良さを感じられます。

 

大森:ジョギングから、テンポアップ、レーシングまでアンダーアーマーですべて揃えられるようになってきました。『UAフロー ベロシティ エリート』は、まさにレースに出たくなるシューズと感じました!

アンダーアーマーの注目レーシングシューズ『UAフロー ベロシティ エリート』の実走レビュー。大森の「スピードを出して走る方が楽しめる」というコメントの通り、目標達成を目指すランナーを後押ししてくれる一足。これからのシーズンのロードレースに向けて、勝負シューズとして足を通してみてはいかがでしょうか。

詳細情報

UAフロー ベロシティ エリート

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価格|¥26,400(税込)
商品ページユニセックス

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藤原 岳久さん
FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)

FS☆RUNNINGオフィシャルサイト

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