【2023年】ランニングを始めたい人へおすすめシューズ4選!初心者に必要なシューズの機能とは?

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(左から)ミズノ「WAVE RIDER 26」/ ブルックス「Ghost 15」/ アシックス「GLIDERIDE 3」/ ニューバランス「FreshFoam X 1080 v12」

2023年を迎え、気持ち新たに目標を立てた方も多いのではないでしょうか。今年こそ走り始めたいと思い、ランニングを始めたばかりの方に向けてRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さん、ラントリップ代表・大森が『2023年走り始めたい人におすすめのランニングシューズ4選』を紹介していきます。

藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。

初心者におすすめシューズのポイント

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シューズアドバイザー・藤原岳久さん

藤原:初心者ランナーの皆さんへお伝えしたいのはランニングシューズの最新テクノロジーを感じてもらいたいです。ぜひ、最新のクッション性やサポート機能を感じてみてください。つまり「1年の最初に頑張るんだ」という意気込みとともにシューズへ投資してほしいと思います。

大森:ランニングシューズで走る快適さを感じてもらいたいですね。では、さっそくおすすめシューズを紹介していきます。ミズノ『WAVE RIDER 26』、ブルックス『Ghost 15』、アシックス『GLIDERIDE 3』、ニューバランス『Fresh Foam X 1080 v12』です。

藤原:ランニング動作はジャンプ運動なので、基本的には着地安定性と跳ね返すバウンドのクッション、さらに体を倒していくためのガイドが必要です。

大森:シューズには傾斜がついていて、その傾斜が身体のバランスを崩してくれることで推進力に変わります。それらをガイドやドロップと言いますね。

藤原:ランニングは『前へ倒れる』『落下する』動作を利用して進むので、重さは気にしないでください。また、クッション性が高いと柔らかくて、安定性が高いことは硬い状態を指します。そのため、非常に柔らかい素材は安定性が低いので、一瞬は満足するもののランニングを長く続けることには向いていません。ぜひ、安定性を兼ね備えたシューズでランニングを続けてもらいたいです。

また、今回紹介する4足はすべてガイドがありますが、ガイドに違いがあります。

大森:ガイドの違いとそれぞれの適正について話していきますね。

スポーツマンタイプのランナーにおすすめ

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大森:『WAVE RIDER 26』と『Ghost 15』は比較的傾斜が強く、坂道を下るように前へ倒れていくシューズですね。

藤原:こちらはトラディショナルなタイプで、強制的に身体の前傾を促すタイプです。動作が受動的に推進を促されるので、脚力のあるスポーツマンタイプの方はこちらが走りやすいと思います。シリアスランナーも基本的には、このようなシューズを普段のランニングでも使用しています。

大森:では、学生時代にしっかり走っていた方、スポーツ経験がある方にはこちらのシューズが良いですね。

藤原:そうですね、前足部の接地感が出るので、こちらが良いと思います。

ランニングを楽しく続けたい方へおすすめ

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大森:『GLIDERIDE 3』と『Fresh Foam X 1080 v12』はゆりかご型、船底型のソールでコロンと転がっていくタイプですね。

藤原:こちらは新しく出てきたスタイルで、前後の揺れによって進みます。能動的に身体を使うことで揺らしていくので、履き心地が先ほど紹介したシューズとはだいぶ違うます。ランニングがこれまで続かなかったという方にはおすすめです。強いヒールストライクの人、ランニング動作があまり上手くできない方にも船底型ソールの方がスムーズに走れる可能性はあります。

大森:かかとから接地するという方には、コロンと転がるソールなので動作にも合いますよね。

藤原:今ご紹介した2つのタイプは、双方が影響し合うスタイル。どちらかのタイプから1個買ってみて、続いたらもう一方のタイプを買ってみてください。それぞれフィーリングが違いますが、各ブランドの違いでありコンセプトなので意識しながら選ぶと楽しいでしょう。今回選出した4足はブランドを代表するシリーズなので、どれもいいシューズばかり。ぜひ、ランニングシューズに投資することをおすすめします。

大森:ランニングシューズによって快適に走れると、より楽しく、安全に長く続けられますよね。

シューズ選びのポイント

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藤原ご購入の際に注意してもらいたいのは、サイズ感です。まず、自分の実測サイズは把握することをお勧めします。そこから1cm前後のサイズで選ぶのが良いです。可能であれば、店頭で試着してみてください。特に『Fresh Foam X 1080 v12』はハイポニットアッパーで伸縮性が高いので、足幅が広いランナーにもおすすめです。

大森:そうですね。ランニング習慣が続いてきたら、タイプ別にシューズを履き分けてみるのが良いですね。

ここまで、2023年に走り始めたばかりの方へおすすめのシューズを紹介しました。「今年こそはランニングを続けたい! 」と思う方、最近走り始めた方におすすめのシューズです。ぜひ、機能性に優れたランニングシューズで楽しいランニングライフを送りませんか?

詳細情報

1.MIZUNO|WAVE RIDER 26

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出典:mizuno.com

価格:¥14,850(税込)

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ウエーブライダー史上最高のクッション性を備えたシューズ
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2.BROOKS|Ghost 15

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出典:brooks.jp

価格:¥16,500(税込)

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不動の人気を誇るロングセラーモデル
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3.ASICS|GLIDERIDE 3

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出典:asics.com

価格:¥17,600(税込)

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より長い距離をより楽に。エネルギー消費を抑える設計されたモデル
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4.New Balance|Fresh Foam X 1080 v12

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出典:newbalance.jp

価格:¥17,600(税込)

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長時間のランニングからデイリーユースまで快適にサポート
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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト

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