【2021年】トレランで使いたいベストアイテム9選!シューズ・ザック・ウェアをご紹介
Dec 31, 2021 / OTHER
Jan 03, 2022 Updated
2021年Runtrip Magazineでは、さまざまなトレイルランアイテムを紹介してきました。
その数多くのアイテムから特に人気の高いアイテムを『2021年ベストトレランアイテム』として紹介します。シューズ編、ザック編、ウェア編の3カテゴリーに分けて計9商品を選出。果たしてどのアイテムがベストアイテムにランクインしたのでしょうか。
Runtripお馴染みのスポーツMC 岡田拓海さん、トレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長で、ご自身もトレイルランレースを走る朝長拓也さんとともにお届けします。
【シューズ編】特徴の違うトレランシューズがランクイン
岡田:今回は『2021年ベストトレランアイテム』を紹介していきたいと思います。今回は、2つの観点からベストアイテムを選出します。一つは、Trippersで2021年人気だったアイテム。もう一つは、朝長さんがおすすめするアイテム。シューズ編、ザック編、ウェア編の3つのカテゴリーに分けてお届けします。
岡田:まずは『シューズ編』です。こちらに3モデル並んでいますが、2021年Trippersで人気だったシューズはどれですか?
朝長:アルトラ『OLYMPUS 4』です。こちらはアルトラのトレランシューズでもソールのクッションが厚いタイプ。モデルが『4』になり、デザインやシューズの構造がアップデートしたことで人気が出ました。
岡田:まず、デザインがかっこいいですよね。アルトラのシューズの中でも際立つデザイン。ハイカー(登山や歩く方)からロングトレイルまで幅広く使えるイメージがあります。
朝長:そうですね。ランナーの方はもちろん、ハイカーの方にも人気が高いシューズです。
岡田:機能性とデザイン性を兼ね備えたトレランシューズ。多くのランナーにおすすめですね。
岡田:続いて、2つ目はどのシューズですか?
朝長:ホカ オネオネ『TORRENT 2』です。クッション性、グリップ力、軽量性のバランスが整ったシューズ。多くの方に履いてもらいたい一足です。
岡田:たしかに、大会に行くと履いているランナーを多く見かけます。軽快に走れるシューズで、初心者にもおすすめの一足ですよね。
朝長:はい。そして、3足目に紹介するのはイノヴェイト『FLYULTRA G 300 MAX』。¥25,300(税込)と高価格帯ではありますが、クッションの独特な感触が私は好きで、多くのランナーに履いていただきたいシューズです。反発性とクッションの柔らかさに特徴があり、おすすめシューズとして選びました。
岡田:アウトソールは耐久性が高い素材『グラフェン』で作られたモデルですよね。
【ザック編】容量と使いやすさを重視したアイテム
岡田:続いては『ザック編』です。2021年、ザックはどのアイテムが人気でしたか?
朝長:まずは、サロモン『ACTIVE SKIN 8』です。 “お手頃な価格で使いやすい” のが人気の理由。また、フラスクが付属品として付いている点も嬉しいポイントです。
岡田:トレイルランに必要な基本的なアイテムが搭載されていて、¥10,890(税込)ですからね。初心者はまずこれを1つ持っていると、どんなシーンでも使えるアイテムですよね。
朝長:これからトレランを始める方、容量の大きいモデルを使っていた方がよりシンプルなザックを求めて購入するパターンが多かったです。
岡田:たしかに、帰宅ランにも使えそうですね。さて、続いてはどのアイテムですか?
朝長:2つ目は、パーゴ ワークス『RUSH 20』です。容量としては大きなサイズですが、十分走れるザックです。「ザックに荷物を入れて温泉まで走る」といった使い方には、ぴったりな容量で根強い人気を誇っています。
岡田:デザインもシンプルでかっこいいですよね。前ポケットにはフラスクも入れられて、収納もあって使いやすい設計です。
朝長:『RUSH 20』を購入した方は、これまで10L前後の小さいザックを使っていた方や登山がきっかけでトレイルランを始めた方がより大きい容量のザックを求めて購入していました。なかには、帰宅ランのときに荷物が多い方もいらっしゃいました。
岡田:20Lというサイズは、走るために必要な荷物を十分に入れられる容量。快適に走れて、絶妙なサイズ感ですよね。そして、3個目のアイテムはどのモデルでしょうか?
朝長:インスティンクト『X-10L』です。メジャーなブランドではないですが、面白いデザインのザックという視点で選びました。
岡田:たしかに、『ACTIVE SKIN 8』よりも小さくてコンパクトなザックですよね。モデル名に『10L』と入っているので、容量は10Lですか?
朝長:そうです。丈が短くコンパクトなサイズが特徴です。ザックの外に付いている収納部分に荷物を入れることで、10Lの容量をフルに使えます。多くのザックは収納が下部に付けられていますが、『X-10L』は上部に搭載しています。肩越しに荷物を取れる点は、走っている途中でさっと物を取り出したいときに重宝します。また、素材が全てメッシュなので軽量です。
岡田:トレイルランをする方にとって、軽さは大切なポイント。インスティンクトのザックを持っている方も多くはないので、他のランナーとは違うものを選びたい方にもおすすめできますね。
【ウェア編】ランニングから普段使いまで幅広く使えるアイテム
岡田:最後に紹介するのは『ウェア編』です! 朝長さんが選んだ3つはどのアイテムでしょうか。
朝長:はい、1つ目はティートン ブロス『RUN WITH OCTA(メンズ)』『WS BREATH RUNNER(ウィメンズ)』です。シルエットが同じウィンドシェルですが、メンズとウィメンズで商品名が異なります。
岡田:なるほど。こちらはどんな特徴がありますか?
朝長:風が当たるウェア前面に『OCTA』と呼ばれる綿が入れられたモデルです。背中には入れられていないため、走っていても暑くなりすぎず適度に保温してくれます。薄手のウィンドシェルだけでは少し寒いという時に活躍する一着です。
岡田:既にウィンドシェルを持っていて、もう一枚欲しいという方へおすすめですね。また、保温性もあり、かゆいところに手が届く機能性も嬉しいですね。2つ目のアイテムはどれでしょうか?
朝長:パタゴニア『テルボンヌ・ジョガーズ』です。寒い季節のランニングにはおすすめのロングパンツ。一着持っているとランニングから移動時まで、幅広いシーンで使えるアイテムです。普段着としても履けるパンツなので、ランニングはもちろんレースに向かうときの移動時にもおすすめです。
岡田:寒い時期のランニングには重宝しますよね。3つ目はどんなアイテムですか?
朝長:エルドレッソ『Rage Ikangga Pants』を選びました。
岡田:エルドレッソですか! かっこいいTシャツやキャップといったイメージが強いエルドレッソですが、今回はパンツ!
朝長:はい! このパンツは前面と背面で素材が異なり、前面が防風仕様、背面がストレッチの効いた素材を使用しています。履いたときのシルエットが細身で綺麗に見える上に、素材の伸縮性により窮屈さを感じず快適です。
岡田:裾のファスナーが長めに配置されているので、シューズを履いている上から脱ぎ着できそうですね。腰部分にポケットが付いているので、ランニング時にスマートフォンを入れられますね。
朝長:そうなんです。スタイリッシュなデザインでありながら、機能性も持ち合わせている便利な一着です。
岡田:デザインがシンプルなので、普段使いにもぴったりですね。朝長さんにシューズ、ザック、ウェアのカテゴリー別に紹介していただきましたが、どれも機能性が高くてトレランの際にぜひ使っていただきたいアイテムばかりでした! ぜひこれからトレイルランを始めたいという方はアイテム選びの参考にしてみてくださいね。
アイテム詳細情報
・価格:¥17,600(税込)
イノヴェイト|FLYULTRA G 300 MAX
・価格:¥25,300(税込)
アルトラ|OLYMPUS 4
・価格:¥21,450(税込)
サロモン|ACTIVE SKIN 8
・価格:¥10,890(税込)
パーゴ ワークス|RUSH 20
・価格:¥17,600(税込)
インスティンクト|X-10L
・価格:¥20,900(税込)
ティートン ブロス|RUN WITH OCTA(メンズ)/ WS BREATH RUNNER(ウィメンズ)
・価格:¥ 26,400(税込)
パタゴニア|テルボンヌ・ジョガーズ
・価格:¥12,100(税込)
エルドレッソ|Rage Ikangga Pants
・価格:¥19,360 (税込)
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