27,000円「METARIDE」の兄弟版シューズ『GLIDERIDE(グライドライド)』の実力

2019年の東京マラソンでローンチされた、ASICS のMETARIDE(メタライド)。『走行効率』をテーマに、”いつまでも走り続けられるように”という願いを込めて作られたシューズとして話題になりました。

そこから約半年、メタライドの兄弟分とも言えるシューズが登場しました。

GLIDERIDE(グライドライド)』です

RIDEシリーズの次男坊となったグライドライドの価格は税別16,000円。

27,000円のメタライドと比べるとお買い得で、廉価版と感じるかもしれません。しかし、実際に履いてみるとそうではなく、全く違うシューズであることがわかります。では、メタライドと比較してどうなのか、実際にグライドライドと履き比べてみました。。

ランニングのYoutuber・HAGIさんと一緒に体験レビューをしているので、動画もチェックしてみてください。

「27,000円「METARIDE」の兄弟版シューズ『GLIDERIDE(グライドライド)』の実力」の画像

グライドライドとメタライドの違い

この『RIDE兄弟』の根本にある、走行効率を高めるための構造等はこちらのメタライドの記事へ。同シューズの特徴は、ひとことで「脚に負担をかけず、転がっていくような体験」と言えます。弓状にしなったソールがそれらを実現するのですが、グライドライドにもこの走行効率の考え方は踏襲されています。しかし、メタライドとの明確な違いがいくつかありました。

「27,000円「METARIDE」の兄弟版シューズ『GLIDERIDE(グライドライド)』の実力」の画像

1. スピードを出せる軽量感

まず、履いてすぐに違いを感じるのは『軽さ』。

メタライドは315g(メンズ27cm)で、グライドライドは290gほど。実際、メタライドはそれなりの重量感を感じるシューズで、速いペースで走るというシーンにはあまり向いていませんでした。

しかし、グライドライドは軽量になっているため、ビルドアップ走などでも、シューズの重さについて全く違和感がありません。「楽に走れる」というシューズの構造上のサポートに加えて、軽量化によってスピードを出せるようになったのです。メタライドは安定してスムーズな走行を支えるシューズで、マラソン完走を目指す方から4時間切りくらいの方にぴったり。一方で、グライドライドは若干の遊びがあり、それが走る楽しさをプラスしてくれるのです。3時間45分くらいから3時間くらいの方が対象となるのではないでしょうか。

2. 大きな動きを受け止めるクッション性

メタライドの重量感は、そのまま安定感に繋がります。それが「ピョンピョン」と跳ねずに、転がるような走りをサポートしてくれていました。

グライドライドは、軽さがある分ストライドが伸び、動きが大きくなりやすいのです。すると着地の衝撃が大きくなるわけですが、ソールのクッション性が非常に優れているため、きちんと吸収してくれます。ソールの柔らかさは手で触るだけでもわかり、メタライドとの大きな違いと言えます。

3. ソールの反り上がりが前方へ

弓状に反り上がるソールの構造が『RIDE兄弟』の大きな特徴ですが、グライドライドはメタライドに比べて反り上がる位置がさらにつま先側に寄っています。これが何を示すかというと、スピードを出した時でも、『走行効率』を意識したシューズの構造の恩恵を得られるということです。

スピードが上がると、どうしても重心はつま先の方に寄ってきます。するとメタライドに比べてグライドライドを履くランナーは、必然的に足の接地位置が前方に移るので、反り上がりはじめの位置が同じだと、どうしても「転がる」ような推進力の恩恵を受けにくくなると言えます。それを解決するために、反り上がりの位置が前方に移っていると考えられます。

「27,000円「METARIDE」の兄弟版シューズ『GLIDERIDE(グライドライド)』の実力」の画像

他にもアッパーの素材や、5mmドロップ(かかとからつま先への傾斜)など違いはいくつもあるのですが、大きくこの3点が異なるポイントと言えるかと思います。

上記のような点から、明確にメタライドとグライドライドは目的が異なるシューズであり、安いからといって性能が劣るわけではりません。そう考えると、タイムにもこだわりたいというランナーの方にとって朗報ですね。

結論としては、完走することが目的で、まるで「シューズに走らせてもらう」ような走りを求めている方はメタライドがオススメ。そこにタイムを求めるという方はグライドライドがオススメです。ぜひこれからのマラソンシーズン、一度足を通してみてはいかがでしょうか?

そうそう、Youtuber・HAGIさんと一緒にレビューをしてみた動画も、こちらからぜひチェックしてみください!

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