2020年の五輪でブレイクか!? 「メダルは狙うし取る。こだわりたいのは色」と語るトライアスリート【襷つなぐ男子:第1走者】
May 21, 2016 / MOTIVATION
Apr 26, 2019 Updated
競技場の問題やエンブレムの問題、そして、最近では不正送金疑惑が持ち上がり、何かと物議を醸している東京五輪。一部では、「東京五輪中止、ロンドン開催」といった声も聞こえたりもしています。一体、どうなることやら……。
しかし、これらは選手とは関係のない問題ばかり。当の選手たちは、どこで開催されても参加することに意義を感じるでしょうし、ベストのパフォーマンスを発揮することでしょう。
この男・大谷遼太郎さんもその一人。
現在、トライアスリートを主軸として2020年の五輪出場を目指しているアスリートです。
幼少期から水泳・バスケ・陸上とスポーツ漬けだった大谷さんは、青山学院大学に進学すると、箱根駅伝に出場。2012年に10区、そして、2013年には2区を担当しました。それまで、監督とぶつかることのあった大谷さんでしたが、「初めて人の思いを乗せて走ったレース」とふり返るように、箱根の2区は特別な経験をさせたようです。
卒業後は、トヨタ紡織に入社し実業団選手としてニューイヤー駅伝にも出場。当然、トップランナーのとして活躍していくのかと思いきや、今年3月に突然、トライアスリートに転向。それだけでなくレース初出場で日本人歴代3位の記録とたたき出しました。
2020年のオリンピックを目指すかの問いには、「もちろん」と答える大谷さん。「メダルを狙うし取れると思っています。何色を取るかっていう部分にこだわりたい」とも語り、自信を見せる。
こういったパフォーマンスから、時に「ビッグマウス」と言われがちですが、こういった選手がいないと面白くないですよね。今後の進化と活躍を楽しみにしていきたい選手の一人です。
そんな大谷さんのお気に入りのコースは、町田市の「芹が谷公園」。青山学院大学時代、朝練の各自ジョグで後輩と一緒に走ったコースです。コースそのものに思い入れがあるのかと思いきや、それよりも、「仲の良い後輩と一周200mくらいの土のグランドを延々と語りながら走ったから」というのが大きな理由だそう。
何だか憎めないビッグマウスの誕生です。
大谷遼太郎(25)
■職業:トライアスリート
■趣味:ラン、スイム、バイク、身体を動かすこと
■習い事:特になし
■時間とお金をかけているもの・こと:練習。三種目に競技が増えたのと元々練習好きなので
■最近面白かった本:振り返ってみると最近本を読んでないです
■最近面白かった映画:映画も観に行かないです
■ランニング時のお気に入りアイテムを教えてください
・ランニング用品は全てニューバランス
大谷さんから襷を受ける第2走者をお楽しみに!!
ラントリップに出かけよう
走りたくなるような素敵な道が簡単に見つかる「ラントリップ」を使って、あなたの知らない地域の魅力を探しにいきませんか?
もちろん、途中で歩いても立ち止まってもOK。どんなルートを走るのかも、全てあなたの自由です。
時にはタイムや順位を忘れて、心と体を解放して走ってみるのも楽しいかもしれません。