【2022年最新】アシックスのおすすめランニングシューズまとめ!選び方やレビュー解説も
Apr 14, 2019 / SHOES
Aug 21, 2022 Updated
アシックスといえば日本発・世界トップクラスのスポーツメーカーです。もともとは、あのナイキ社もアシックスの代理店としてスタートしています。それくらい世界のスポーツの発展に貢献された歴史の長さとものづくりの質の高さが特徴です。
学生時代に、日本で部活動に取り組んでいた方なら『本気ならアシックス』という言葉が染み付いている方もいるかもしれませんが、オニツカタイガーブランドでは世界中で大変な人気を博しています。アシックス社は海外での売上比率が高く、特に欧米ではランナーの中でもアシックスラバーが多いです。
最近では、市民ランナー界のレジェンドであった川内優輝選手がプロ転向に伴いパートナーとして選んだのもアシックスでした。
そんなアシックスのランニングシューズですが、多くの種類が展開されているので、選び方に迷う方も多いかもしれません。
この記事では、アシックスのランニングシューズの特徴やおすすめのランニングシューズについて、それぞれカテゴリーごとにまとめてご紹介していきます。
目次
アシックスのランニングシューズの特徴
日本発のシューズメーカー『アシックス』
日本発のシューズメーカーであるアシックスのランニングシューズ。市民ランナーにとっては、馴染み深い方が多いと思います。日本のランナーのためにシューズを作ってきたアシックスのランニングシューズだからこそ、足に合うというランナーも多くいます。
4E(ワイド)モデルのランニングシューズも多数展開
ランニングシューズを選ぶときは足のサイズ(足長)だけではなく、足囲(ワイズ)もぴったりなものを選ぶことが大切です。特に足幅が広い方にとっては、普通の幅のモデルでも足を入れると狭いように感じてしまうもの。アシックスのランニングシューズは日本人の足に合うラスト(足型)を基準にシューズが作られているためスタンダードのモデルでも苦しくはないと思いますが、さらに足幅が広い方には3E・4Eのモデルも展開されているので、チェックしてみてくださいね。
Runtrip Magazineでは、アシックスのランニングシューズのなかでもワイドモデルを展開しているシューズもご紹介しています。ワイドモデルのランニングシューズを購入されたい方はぜひこちらも読んでみてください。
高い機能性を誇るアシックスのランニングシューズ
また、アシックスのランニングシューズはクッション性や安定性など、ランナーの足を支える機能性が高いことも特徴といえます。クッションの素材『ゲル』を代表に、アシックスが独自に開発した技術が多くのランニングシューズに散りばめられています。
初心者向けアシックスシューズの選び方
特に走り始めのランナーやこれから走ってみようと思っている方は、ラインナップの多いアシックスシューズをどのように選ぶか迷うかもしれません。
ランニング初心者の場合、身体への負荷を抑えながらゆっくりと長く走れるように『クッション性』や『安定性』が高いシューズがおすすめ。ソールの厚いシューズはこれらの機能を重視した構造となっているため、まずはソールの厚さを基準に選んでみるのが良いでしょう。
チャートで自分に合ったアシックスシューズを見つける
長年続く定番モデルから最新の厚底レーシングシューズまで幅広いラインナップのあるアシックスですが、公式サイトではランナーが目的別・レベル別にシューズを選べるように一目で分かるチャートを公開しています。自分に合ったアシックスシューズ選びに参考にしてみてはいかがでしょうか。
ここからは、アシックスのランニングシューズをモデルごとにご紹介していきます。
まずはこれ!初心者向けシューズ
超ロングセラー定番モデル|GEL-KAYANO 29(ゲルカヤノ)
まず最初に紹介するランニングシューズは、アシックスを代表する超定番モデル『ゲルカヤノ』。発売以来、毎年改善を積み重ねて2021年の最新モデルで28代目、しっかりとした安定感と程よいクッション性が両立されたビギナーランナーにおすすめのシューズ。外付け型ヒールカップが、足を包み込むようにかかと部の安定性を高めます。
今作でもクッション性と反発性に優れたFF BLASTをミッドソールに採用することで、スムーズで安定感のある走りをサポート。また、新しい形状のGELを搭載し、着地時の衝撃緩衝性の向上を追求しました。
また、昨年発売された前作GEL-KAYANO 28はECサイトで9,000円台から販売されています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
■前作(GEL-KAYANO 28)
トレーニングシューズの鉄板|GT-2000 10
アシックスの鉄板トレーニングシューズと言えば『GT-2000』、もしくは前述した『GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)』と言ってもいいでしょう。迷ったらこの名前が入っているシューズを手に取ってみることをおすすめします。幅広いランナーを受け止めるだけのバランスの良さがロングセラーという形で証明されているシリーズですね。
GT-2000シリーズは2022年2月に最新作『GT-2000 10』が登場。高硬度EVA素材やブレにくいアッパーによる安定感とミッドソールの『FLYTEFOAM PROPEL』がもたらす高い反発性により、キャッチコピーである「スムーズに、安定して前へ。」の走りをサポートします。ウィメンズモデルは2022年7月に発売予定です。
■前作GT-2000 9のレビュー動画・記事はこちら
クッション性重視|GEL-NIMBUS 24(ゲルニンバス)
クッション性を重視したいという方には、こちらのロングセラーモデル『GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)』がおすすめです。初心者におすすめシューズとして安定性が高いゲルカヤノを紹介しましたが、こちらのゲルニンバスはサポート機能に優れた一足です。ミッドソールが厚く、ソールの素材であるFLYTEFOAMは初心者向けシューズの代表格であるゲルカヤノやGT-2000よりも厚さがあります。
また、踵部分にGELが配され、シューズの名前通り雲(ニンバス)に乗っているような柔らかさの吐き心地を感じられます。
普段履きにも使える|GEL-QUANTUM 360 5
ビギナーランナーの方や、そして普段履きとしても使いたいという方には、こちらのGEL-QUANTUM(ゲル クォンタム)もおすすめです。ミッドソールの中足部を補強したトラスティック構造により、走る際にねじれが生じやすい中足部の剛性を高め、フットワークの安定性が高められています。
街履きできるおしゃれなデザイン性とアシックスによる安心の機能性/クッショニングで一石二鳥のコストパフォーマンスが高いモデルです。
Runtrip Channelのこちらの動画でも、アシックスの初心者向けのシューズとして『ゲルニンバス22』『グライドライド』をご紹介しています。
初マラソン~サブ4を目指すランナー向けのシューズ
フルマラソン4~5時間のランナーへ|GLIDERIDE 3(グライドライド 3)
メタライドと同様のコンセプトで開発され、高い走行効率を持ちながら、クッション性を高めて幅広い層が履きやすいシューズ。登場時から高い人気を博してきたGLIDERIDEですが、2022年5月には3代目のGLIDERIDE 3が新登場。コロンと転がる感覚とクッション性を兼ね備えビギナーの方やマラソンで5時間以内の記録をめざすランナーにはおすすめです。
■シューズレビューはこちら
跳ねるような新感覚シューズ|NOVABLAST 2(ノヴァブラスト 2)
アシックスから2020年に登場し、人気を博した新感覚シューズ『NOVABLAST』。2021年7月には第2弾モデルとなる『NOVABLAST 2』が登場しました。『FF Blast(FLYTE FORM Blast)』というソールが搭載され、クッション性がありながら跳ねるような反発性が特長。今回のアップデートでは、安定性とフィット感が向上。ミッドソールは素材の変形を促すための溝の方向や深さ、かかと部とつま先部の傾斜角度などを調整。さらに中部内側の接地面積が広がり、足裏全体でしっかり接地しているような安定性が感じられるようになりました。
ジョギングなど、ゆっくり走るときにこのシューズを履くと楽しく走れるでしょう。これからランニングを始める初心者からシリアスランナーのトレーニングまで、様々なシーンで活用できるランニングシューズです。
サブ4を狙うランナーへ|GEL-DS TRAINER 26
マラソンでサブ4を狙っているランナーには『GEL-DS TRAINER 26』がおすすめです。ニット素材でできたシームレスな作りのアッパー素材はフィット性を高めてくれます。レースのためのスピードを支える機能性を持ちながら、クッション性も十分のランニングシューズです。
今作でもミッドソールを低硬度の『FLYTEFOAM』を使用。着地時のやわらかさを追求し、スムーズなライディングを可能にしています。
タイムを追い求めるランナー向けのシューズ
タイムを狙うランナーにおすすめ|ターサーエッジ 3
世界記録を打ち立てるようなトップアスリートも愛用してきた『TARTHER(ターサー)』シリーズ。マラソン大会のA・Bブロックあたりにいくと、途端にターサー率が高まります(笑)2021年にはターサーエッジの最新モデルとなる『ターサーエッジ 3』が発売されました。
ミッドソール全面に『FLYTEFOAM』採用され、軽量性を維持しつつ足への負担を軽減。前作と比べてスピードを出しやすくなったのも特徴で、フルマラソンでサブ3.5以上を目指すランナー向けのモデルとなっています。
■前作『ターサーエッジ 2』についてはこちらから
厚底カーボンシューズ|METASPEED SKY+(メタスピード スカイ プラス)
2022年6月にASICSから発表された最新レーシングシューズ『METASPEED(メタスピード)』シリーズ。ランナーの走法の違いに応じて設計され、ストライド走法に対応するのがMETASPEED SKY+です。
アシックスが培ってきたテクノロジーが搭載され、優れた反発性を発揮する『FF BLAST TURBO』が前作から増量されたことで、着地時に跳ねるような感覚が得られてストライドの伸長をサポート。また、ミッドソール上層および下層に搭載されたカーボンプレートにより、安定性と推進力を得られます。
■シューズレビューはこちら
ピッチ型にフィット|METASPEED EDGE+(メタスピード エッジ プラス)
METASPEEDシリーズから登場した、ピッチ型ランナー向けシューズ『METASPEED Edge(メタスピード エッジ)』。METASPEED Sky+とアッパーもソールも見た目は同じですが、唯一の違いはソールの厚み。ピッチ型ランナーが、ピッチを調節しながらストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールすることをサポートするためにソールの厚みを抑え、ドロップもMETASPEED Sky+よりも大きい構造に作られています。比較的ピッチ型だというランナーは、METASPEED Edge+を試してみてはいかがでしょうか。
本当に自分にぴったりなシューズを探したいなら
専門的なサポートを受けながらぴったりなシューズを探したいという方には、こちらの記事でご紹介しているような科学的アプローチもおすすめです。ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHIで、最新技術を体験してみては?
スポーツショップの店員さんおすすめのアシックスランニングシューズ
Runtrip Magazineでは、定期的にスポーツショップの店員さんに対して、『イマおすすめしたいランニングシューズ』についてお話を聞いています。
ランニングシューズの専門家でもあるスポーツショップの店員さんは、一体どんなシューズをおすすめしているのか気になる方や、各店舗の意見を比較したいという方は、ぜひこちらの記事もご参考にしてみてください。
こちらの記事はRuntrip Channelでも動画として配信しています。
ぜひ、ぴったりのランニングシューズを探して、楽しいランニングライフを送ってください!