【2021年最新】アシックスのおすすめランニングシューズまとめ!選び方やレビュー解説も
Apr 14, 2019 / SHOES
Apr 13, 2021 Updated
アシックスといえば日本発・世界トップクラスのスポーツメーカーです。もともとは、あのナイキ社もアシックスの代理店としてスタートしています。それくらい世界のスポーツの発展に貢献された歴史の長さとものづくりの質の高さが特徴です。
学生時代に、日本で部活動に取り組んでいた方なら『本気ならアシックス』という言葉が染み付いている方もいるかもしれませんが、オニツカタイガーブランドでは世界中で大変な人気を博しています。アシックス社は海外での売上比率が高く、特に欧米ではランナーの中でもアシックスラバーが多いです。
最近では、市民ランナー界のレジェンドであった川内優輝選手がプロ転向に伴いパートナーとして選んだのもアシックスでした。
そんなアシックスのランニングシューズですが、多くの種類が展開されているので、選び方に迷う方も多いかもしれません。
この記事では、アシックスのランニングシューズの特徴やおすすめのランニングシューズについて、それぞれカテゴリーごとにまとめてご紹介していきます。
目次
アシックスのランニングシューズの特徴
日本発のシューズメーカー『アシックス』
日本発のシューズメーカーであるアシックスのランニングシューズ。市民ランナーにとっては、馴染み深い方が多いと思います。日本のランナーのためにシューズを作ってきたアシックスのランニングシューズだからこそ、足に合うというランナーも多くいます。
4E(ワイド)モデルのランニングシューズも多数展開
ランニングシューズを選ぶときは足のサイズ(足長)だけではなく、足囲(ワイズ)もぴったりなものを選ぶことが大切です。特に足幅が広い方にとっては、普通の幅のモデルでも足を入れると狭いように感じてしまうもの。アシックスのランニングシューズは日本人の足に合うラスト(足型)を基準にシューズが作られているためスタンダードのモデルでも苦しくはないと思いますが、さらに足幅が広い方には3E・4Eのモデルも展開されているので、チェックしてみてくださいね。
Runtrip Magazineでは、アシックスのランニングシューズのなかでもワイドモデルを展開しているシューズもご紹介しています。ワイドモデルのランニングシューズを購入されたい方はぜひこちらも読んでみてください。
高い機能性を誇るアシックスのランニングシューズ
また、アシックスのランニングシューズはクッション性や安定性など、ランナーの足を支える機能性が高いことも特徴といえます。クッションの素材『ゲル』を代表に、アシックスが独自に開発した技術が多くのランニングシューズに散りばめられています。
ここからは、アシックスのランニングシューズをモデルごとにご紹介していきます。
アシックス定番ランニングシューズ2選
超ロングセラー定番モデル|GEL-KAYANO27(ゲルカヤノ)
まず最初に紹介したいのはアシックスを代表する超定番モデルの「ゲルカヤノ 」。発売以来、毎年改善を積み重ねて2020年の最新モデルで27代目、しっかりとした安定感と程よいクッション性が両立されたビギナーランナーにおすすめのシューズです。アッパーのホールド感、ヒールカップのサポート力も高く、筋力が備わっていないランナーでも安心して履き続けることができます。
前作の「26」と比較すると「クッション性」と「推進力」が向上、かかとの接地から足が抜けるまでの動作が非常にシームレスで、接地の衝撃を推進力につなげられる日々のジョギング、トレーニングに最適なモデルです。
また、これだけサポートが充実したランニングシューズにもかからわらず、価格は11,000円ほどで購入できることも大きな魅力です。
トレーニングシューズの鉄板|GT-2000 9
アシックスの鉄板トレーニングシューズと言えば『GT-2000』、もしくは前述した『GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)』と言ってもいいでしょう。迷ったらこの名前が入っているシューズを手に取ってみることをおすすめします。幅広いランナーを受け止めるだけのバランスの良さがロングセラーという形で証明されているシリーズですね。
GT-2000シリーズは2020年10月に最新作『GT-2000 9』が登場。不快感の原因となる縫い目がなくなり、よりソフトなメッシュ素材による一体型アッパーを採用。シームレスのアッパー補強などによりフィット感が向上し、シューズの重さも軽量化されています。インソールにはやわらかな新素材のフォームが使われ、踏み込み時の快適性が高められています。さまざまなシーンで足をサポートするランニングシューズです。
■GT-2000 9のレビュー動画・記事はこちら
アシックスの厚底ランニングシューズ3選
ランナーのみなさんにとって気になるのは、やはり昨今話題になっている『厚底ランニングシューズ』ではないでしょうか。従来のようにレーシングシューズ=薄底という概念がなくなり、各シューズメーカーからレーシングシューズとして厚底ランニングシューズが登場し、凌ぎを削っています。長年ランナーから大きな支持を得てきたアシックスからも厚底シューズが展開されています。
今回は展開されているモデルの中でも、特に注目を集めている3モデルを紹介します。
アシックス初のカーボンプレート搭載|METARACER(メタレーサー)

2020年6月に発売したアシックス初のカーボンファイバープレート搭載シューズ『METARACER(メタレーサー)』。アシックスとしてスパイクにはカーボンプレート入の実績があったものの、一般的なランニングシューズに搭載されるのはメタレーサーが初めて。特徴的なのはそのプレートが入ったソールの構造で、ガイドソールとカーボンプレートの両方を搭載しています。また、アシックスではおなじみの軽量素材「FLYTEFORM(フライトフォーム)」がミッドソールに採用され、ここにカーボンプレートが挿入されているそうで、ある程度の走力を持ったランナーが大会で記録を目指すシューズとなっています。
こちらの最新シューズレビューはRuntrip Channel(YouTubeチャンネル)でもご紹介しています。気になった方はこちらをご覧ください。
・METARACERに関するレビュー記事はこちら
フルマラソン4~5時間のランナーへ|GLIDERIDE 2(グライドライド 2)

メタライドと同様のコンセプトで開発され、高い走行効率を持ちながら、クッション性を高めて幅広い層が履きやすいシューズ。登場時から高い人気を博してきたGLIDERIDEですが、2021年2月には2代目のGLIDERIDE 2が新登場。前作のコロンと転がる感覚が落ち着いた代わりに安定感が高くなり、ビギナーの方やマラソンで5時間以内の記録をめざすランナーにはおすすめです。
こちらの動画では、グライドライドをこよなく愛するみゃこさんがGLIDERIDE 2のレビューをしています。
■GLIDERIDE(1代目モデル)はこちら
■前作GLIDERIDE1のレビュー記事はこちら
2021年最新|METASPEED Sky(メタスピード スカイ)

2021年3月30日にASICSから発表された最新レーシングシューズ『METASPEED(メタスピード)』シリーズ。ランナーの走法の違いに応じて設計され、ストライド走法に対応するMETASPEED Skyが4月9日に発売されました(METASPEED Edgeは6月発売予定)。
アシックスが培ってきたテクノロジーが搭載され、優れた反発性を発揮する『FF BLAST TURBO』がミッドソール全面に採用されたことで、着地時に跳ねるような感覚が得られてストライドの伸長をサポート。また、ミッドソール内部に搭載されたカーボンプレートにより、安定性と推進力を得られます。
プロランナー川内優輝選手も2月に開催された『びわ湖毎日マラソン』でMETASPEED Skyのプロトタイプを着用し、自己ベストを更新。シューズの詳細は動画からご覧ください。
■シューズレビューはこちら
おすすめのアシックスランニングシューズ
ここまでは人気モデルや新しく登場した厚底シューズについて紹介してきましたが、ここからはアシックスから展開されているおすすめランニングシューズを紹介していきます。ランナーの皆さんの中には、履いたことのあるランニングシューズもあるのではないでしょうか。
跳ねるような新感覚シューズ|NOVABLAST(ノヴァブラスト)
アシックスから2020年に登場したNOVABLASTの最大の特徴は『弾む』こと。ナイキのリアクトやアディダスのBOOSTのようなソールが弾むものとしては有名ですが、NOVABLASTには『FF Blast(FLYTE FORM Blast)』というソールが搭載されています。クッション性がありながら、跳ねるような反発性を持った素材です。ジョギングなど、ゆっくり走るときにこのシューズを履くと楽しく走れるでしょう。これからランニングを始める初心者の方々へ向けて作られたシューズです。
普段履きにも使える|GEL-QUANTUM 360 5
ビギナーランナーの方や、そして普段履きとしても使いたいという方には、こちらのGEL-QUANTUM(ゲル クォンタム)もおすすめです。ミッドソールの中足部を補強したトラスティック構造により、走る際にねじれが生じやすい中足部の剛性を高め、フットワークの安定性が高められています。
街履きできるおしゃれなデザイン性とアシックスによる安心の機能性/クッショニングで一石二鳥のコストパフォーマンスが高いモデルです。
サブ4を狙うランナーへ|GEL-DSトレーナー 25
マラソンでサブ4を狙っているランナーには『GEL-DSトレーナー25』がおすすめです。ニット素材でできたシームレスな作りのアッパー素材はフィット性を高めてくれます。レースのためのスピードを支える機能性を持ちながら、クッション性も十分のランニングシューズです。
前作ゲルDSトレーナー24も人気があったモデルでしたが、今作ではミッドソールを低硬度のFLYTEFOAMに変更。着地時のやわらかさを追求し、スムーズなライディングを可能にしています。
クッション性重視|GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)

クッション性を重視したいという方には、こちらのロングセラーモデル『GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)』がおすすめです。初心者におすすめシューズとして安定性が高いゲルカヤノを紹介しましたが、こちらのゲルニンバスはサポート機能に優れた一足です。ミッドソールが厚く、ソールの素材であるFLYTEFOAMは初心者向けシューズの代表格であるゲルカヤノやGT-2000よりも厚さがあります。
また、踵部分にGELが配され、シューズの名前通り雲(ニンバス)に乗っているような柔らかさの吐き心地を感じられます。
タイムを狙うランナーにおすすめ|ターサーエッジ2
世界記録を打ち立てるようなトップアスリートも愛用してきた『TARTHER(ターサー)』シリーズ。マラソン大会のA・Bブロックあたりにいくと、途端にターサー率が高まります(笑)2020年にはターサーエッジの新モデルとなるターサーエッジ2が発売されました。
■前作『ターサーエッジ』についてはこちらから
シリアスランナーのレーシング|ソーティマジック
駅伝や短い距離でのロードレースなどで使うレーシングモデル『ソーティマジック』。1分1秒の記録をけずり出すシリアスランナーの勝負シューズとしておすすめの一足です。
ASICSの初心者おすすめランニングシューズ
Runtrip Channelのこちらの動画でも、ASICSの初心者向けのシューズとして『ゲルニンバス22』『グライドライド』をご紹介しています。
本当に自分にぴったりなシューズを探したいなら
専門的なサポートを受けながらぴったりなシューズを探したいという方には、こちらの記事でご紹介しているような科学的アプローチもおすすめです。ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHIで、最新技術を体験してみては?
スポーツショップの店員さんおすすめのアシックスランニングシューズ
Runtrip Magazineでは、定期的にスポーツショップの店員さんに対して、『イマおすすめしたいランニングシューズ』についてお話を聞いています。
ランニングシューズの専門家でもあるスポーツショップの店員さんは、一体どんなシューズをおすすめしているのか気になる方や、各店舗の意見を比較したいという方は、ぜひこちらの記事もご参考にしてみてください。
こちらの記事はRuntrip Channelでも動画として配信しています。
ぜひ、ぴったりのランニングシューズを探して、楽しいランニングライフを送ってください!