9,800円で手に入れる「LSD」が名前に入ったトレーニングシューズ
May 14, 2019 / SHOES
May 15, 2019 Updated
みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です。
さて、今回はアキレス『メディフォームLSD2』のご紹介です。
こちら、まさに名前の通り、いわゆる“ロングスローディスタンス”をはじめとしたゆっくりペースでのランニングを快適にするシューズです。構造的には10mmドロップのオーソドックスなトレーニングシューズで、高低差がある坂道構造はゆっくりペースでの接地時間を最小にします。
ビギナーランナーにとって、「シューズに走らせてもらう」ような感覚が得られるかと思います。すでに走っているランナー(それも、かなり記録を狙っている市民アスリートまで)にとっては、このようなアシストがあることで、体への負担を抑えることができます。
この手のシューズを『エブリデイトレーナー』とか、『デイリートレーナー』と呼ぶ英語のセンスはいいですね。要は、調子が良いときも悪いときも、長く走るときも、いつでも支えてくれるそんなシューズだと言えます。選手にとって、怪我をしないことは、もっとも大切なこと。
驚くべきは、この価格! 9,800円(税抜)は破格ですね。
この価格で、技術力のアキレスが誇る『PU ポリウレタンソール』ならではの高い反発感、そして安定感、耐久性があるミッドソール素材を使っています。ビックリするほど軽いわけではありませんが、この素材は地面につけた足の力のレスポンスがとてもいい感じです。
柔らかくなく、硬くもない。私はジョギングやLSDで使っていますが、足を置くのが楽しくなるシューズだと思います。
また、このシリーズはカラーバリエーションが豊富で、私はイエローを。サイズ感としては、アッパー素材がしっかりしていますので、ちょっと窮屈に感じる方も多いかと思いますが、履いているとしっかり収まる感じがあります。レギュラーサイズとワイドがありますので、安易なレングスアップは避けて、幅のサイズも考慮してくださいね。
ランニング歴を重ねて、いつのまにか薄いシューズだけで走っているような方、シューズの数はラン歴とともに増えていくと思ってください。それは、趣味であるあなたのランニングを楽しく、豊かにするために必要ですよ。