レディースランニングウェアをセンス良くコーデ!オシャレに見せるポイント
Apr 27, 2019 / COORDINATE
May 12, 2020 Updated
いざ走るときになると、何を着ようかウェアに迷う……
ウェアを持ってないわけではないのに。
皆さん、そんなことはありませんか?
どこのブランドにも目移りするほど素敵なウェアが揃い、スポーツウェアブランド以外でも、シーンを選ばない“アクティビティウェア”が並ぶようになりました。
走りたいだけじゃない。オシャレに走りたい! センス良いと思われるウェアで走りたい!
そんな思いは、女性ランナーなら誰しも共通ですよね。
そこで、今回は編集部が注目するオシャレなコーディネートを参考に、センスをワンランクUPさせるポイントやウェア、ギア選びをご紹介したいと思います。
目次
お手本にしたい街ランのオシャレコーデ
基本のモノトーンを押さえる【オシャレコーデvol.3】
街ランの魅力は、ちょっとそこまで走るついでに用事を済ませられること。
ウェアのままお買い物に立ち寄るというランナーも多いと思います。
ランニングウェアは鮮やかな色使いが多いため、お店に入ったとたんに浮いてしまうのがちょっと気になる……。
そんな思いをしにくいのがモノトーンコーディネート。基本中の基本ですね。
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柄モノに合わせる一色は?!【オシャレコーデvol.4】
柄タイツをメインにしたオシャレコーデ。
柄モノを選ぶとき、その他のアイテムは黒や白を選びがちになりますが、
柄の中の一色を選ぶと、しっくりとよくまとまります。
Vol.4のオシャレコーデは、柄タイツ+タイツの柄の1色ピンク色をトップス&シューズに。
華やかでもすっきりと見えます。
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小物使いに色や柄を!【オシャレランガールコーデvol.1】
基本のトップスとタイツはシンプルに。
一方、小物のキャップをキュートな花柄に。
このギャップがオシャレ感を高めてくれます。そして全身の上に視線を集めるため、笑顔がますます映えるスタイルですね!
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思わずうなる、色使い上級者!【オシャレコーデvol.8】
色数をたくさん使った柄モノショートパンツに、青・黄・赤を差し込み、ぐっと目を引くスタイル。
この大胆な色の組み合わせは上級者ですね!
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色使いについては、後述でご紹介しましょう。
後ろ姿に脱帽!!【オシャレランガールコーデvol.2】
Forever21のプチプライスでまとめたランニングウェアもさることながら、デザイン性の高い大胆ウェアに、すっきりキュートなヘアアレンジ。
レース中やトレーニング中、私も前の人の後ろ姿をよく観察します。ということは、よく観察されているんですよね!
この後ろ姿には脱帽です!!
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シーズンごとのマストアイテム
年中無休で快適なランニングをするために、シーズンごとのポイントをまとめてみました。センスが良いランナーから学んだ、季節に応じたギア使いも合わせてご紹介します。
春のおすすめランニングウェア&ギア
【サングラス】
春一番が吹くか吹かないかのタイミングで、紫外線対策を始めましょう!
サングラスは紫外線対策に加えて、目に入る小さなゴミの保護にもなります。コンタクトレンズの方には特におすすめです。
走る前は冷たい空気で体がきしむように感じますが、走るとすぐに体温が上がる季節。半袖にウォームカバーがおすすめです。温まったらウォームカバーを手首までおろし、熱を逃がしてあげましょう。
夏のおすすめランニングウェア&ギア
【ウェストポーチやベルト】
紫外線対策はもちろん、給水アイテムは必須中の必須。
ペットボトルが携帯できるウェストポーチやベルトはマストです。
夏の日中に10km以上走る時は、ザックにハイドレーションを背負って走ることをお勧めします。
近年の暑さは、甘く見ると命の危険もあるため、距離に関わらず、給水だけは確実に行うようにしてください。
【日焼け止め】
春からさらに強化すべき、紫外線対策。
オススメの日焼け止めの1つが、Top Athlete Sun Protect “Fighter”。
ウルトラマラソンなどのレースを運営する某NPO代表に教えてもらったアイテムです。
肌には日焼け止めを、目にはサングラスを! 目の日焼けが肌の日焼けの一因になることは、今や周知の事実となりましたね。春に引き続き、サングラスもマストアイテムです。
夏は、タイツ無しでハーフパンツやショートパンツで走る女性も増えましたが、体のラインを見せることに抵抗があるなら、タイツにショートパンツやランスカを組み合わせて。タイツに、大きめのトップスや長めのトップスを合わせても◎です。
秋のおすすめランニングウェア&ギア
【アームカバー】
ランニングウェアも衣替えの季節。ノースリーブや半袖から、長袖に衣替えしたくなります。
残暑も厳しい季節ですが、走り終えてから冷えを感じることも。春と同様、半袖にアームカバーがおすすめです。
【Buff】
オススメは、多機能Buff。ネックウォーマー、ヘッドカバー、フェイスカバーと首から上をオールマイティにカバーしてくれるスグレモノ。私は練習でもレースでも必ずひとつは荷物に入れ、いつも持ってきて良かったと思うアイテムです。
秋の終わりは手も冷たくなるので、トップスの長袖に親指が出せるタイプがオススメ。親指が出せるアームカバーもチェックしてみてくださいね。
冬のおすすめランニングウェア&ギア
【ジャケット】
いうまでもなく冬は、防寒対策から始めますね。
ジャケットは必須アイテム。暑くなったらさっと脱いで腰にまいて走ります。
【ベスト】
ベストもオススメ。走り出しは暖かく、体が暖まってからも、腕から放熱できて重宝します。
メリノウールや裏起毛の素材を使ったタイツや手袋は、身に着けた時から暖かく、一度知ってしまうとやめられなくなります!
後回しにしがちなのがシューズかもしれません。
冬は、ロードの思わぬところが凍結していることがあります。ソールがすり減っていると滑りやすく転倒のリスクが増すため、ソールのすり減りはチェックしておきましょう。
また、冬の雪の上を走ってみたい、という方にオススメは、ゴアテックスなど防水のシューズです。
冬は、日の入りが早いので、夕方~ナイトランは、ライトや蛍光アームバンドなど、車など周りから存在を知ってもらうためのアイテム必携で走りましょう。
簡単に、オシャレ! と思わせるランニングウェアコーデ
センスが良いと思う人のウェア選びには、いくつか共通点があります。
失敗しない定番のコーディネートとして、ご紹介しましょう。
モノトーンでまとめる
黒・白・グレーの、あえて色彩のない組み合わせでまとめると、大人っぽくシックにシンプルに、センスの良さを感じさせるスタイルに。
ただし、白と黒のストライプやチェック柄になると、モノトーンというより、柄モノと考えてみてくださいね。
同じブランドでまとめる
例えば“青”といっても、ブランドが違うと青のトーンが変わる、ということはよくあります。
今日は青でまとめたはずなのに、何かしっくりこない……そんな経験がある方もいるかもしれません。
同じブランドなら、同じカラーや素材、トップスとボトムスのバランスがとれた展開をしていることが多いため、微妙にずれてしまうという失敗は避けられますね。
素材やコーディネートまで考えてデザインされていることもあるため、セットアップでの購入もおすすめです。お店で相談すれば、喜んでオススメを教えてくれるはずですよ。
柄モノをベースにするなら
柄モノは派手になりがちなので避けてしまう……
つい黒や白と合わせてしまう……
という方も多いかもしれませんが、実は柄モノコーデのコツは簡単。
柄の中の一色を、別のアイテムに使うこと。
上記のオシャレコーデでもご紹介した通り、例えば柄モノタイツの柄にあるピンクにあわせて、トップスとシューズもピンクにするのです。
柄モノをセンス良くまとめるポイントは、たったこれだけ。実はけっこうシンプルです。
色同士の相性、知ってましたか?
派手になったり、落ち着いたり、センスの良さを感じさせる一つの要因が、ウェアに使われる色の組み合わせです。マルチカラーでも落ち着いて見えたり、2色しか使っていないのになんだか落ち着かない印象になったり。
これは、色の相性によるもの。
ここで、色の相性をについて、少しご紹介したいと思います。
6色を基本に2色を選ぶと間違えにくい!
色には基本になる“三原色”があります。“三原色”とは、赤・黄・青の3つ。
どの色を混ぜ合わせても作れない3色です。
このうち2色をそれぞれ混ぜ、6色にしたもの、つまり、
赤・橙・黄・緑・青・紫
これらを基本に考えると、色の失敗はしにくいといわれます。
これを図に表したものをベースに、以下お伝えしたいと思います。
派手になってしまうのは、“補色の関係”だった!
よく耳にする“補色の関係”。これは6色の中で対角同士の組み合わせのこと。
赤+緑、黄+紫、橙+青 ですね。
“補色の関係”は、色のギャップが大きく、隣同士にすると目がちかちかするような見え方になります。
それを利用して、コスプレランで目立つというのも手です。例えばクリスマスなら、赤+緑はおすすめといえますね。
落ち着かせたいなら、お隣同士
6色の隣同士なので、例えば、赤+紫、黄+緑、などです。
色相的に近しいので、落ち着いて馴染むような印象になります。
赤から紫に向かうようなグラデーションもセンス良くまとまります。
補色の関係でも、お隣でもない色の組み合わせ
橙+緑、黄+青などですが、これはちょっとした上級者の色使いと言えるでしょう。
ベースの色をどちらかに決めて、もう一方の色をさし色にするなどがオススメ。上記でご紹介した『色使い上級者』さんはまさにこれです。
色の基本を押させておけば、ウェア選びの迷いが減りませんか?
高い機能性ウェアを取り入れる
各メーカーで追求する機能性の進化には、驚かされるばかり! そんな新機能を使った商品をいち早く取り入れる人は、やはりオシャレ感度の高い方。アンテナを常に張っているのです。
意識して取り入れたい機能、知っておきたい機能を、ほんの一部ですが、ご紹介したいと思います。
速乾性、通気性
大量に汗をかくランニングには、汗を早く吸収し早く乾く速乾性は、ランニグウェアにはマストの機能。蒸れを解消する通気性も、快適なランニングに欠かせませんね。様々な素材や製造の工夫で、どのブランドをとっても甲乙つけがたいもと感じます。
注意するとしたら、汗が乾くときには、もれなく体温も一緒に奪われること。速乾性が高いアンダーウェアは、汗冷えしやすいことを覚えておきましょう。
ちなみに、汗が乾きにくいけれど、保温性抜群の素材の一つはメリノウール。登山用のウェアではなじみがある素材です。登山では汗冷えは大問題。一度冷えた体は、高い山ではなかなか温まらず、体力を奪っていく一方だからです。しかし、汗ごと保温するメリノウールは、汗は体温とほぼ同じ温度でとどまるため、冷たいと感じません。
走り終えて着替えるまでに時間があると予想できる場合は、メリノウールのような素材のアンダーウェアがおすすめです。
防寒性・保温性
冬はランニングシーズンではありますが、走り出しは寒くて寒くて心が折れそうになります。
そこでスタート時に必須なのが、防寒性の高いウェア。風を通さない保温性の高い素材は、準備運動時にはマストです。
走る直前に脱ぎ、走り終えたらすぐに羽織るようにしましょう。
また、しまう際は、前のファスナーは開けてしまっておくのがベスト。ランが終わって凍えた指先でファスナーを開ける必要がなくなります。小さな工夫が、一瞬で冷える体を守ってくれます。
走る直前に脱げない寒がりさんは、ベンチレーション付きのウィンドブレーカーがおすすめ。
走り始めれば、芯から体が温まり、すぐに汗が出てきますが、その際にベンチレーションのジップを開けて通気し、蒸れを防ぎましょう。さらに、脱いでも小さくたためるパッカブル仕様がオススメです。
ランニング以外のスポーツウェアやファッションアイテムもチェック
目移りするほど豊かなデザインのランニングウェアがあふれていますが、ランニングウェアだけしか来てはいけないことはありません。
例えば、ランスカの代わりに、テニススコートにも、キュートなものがたくさんあります。サンバイザーも可愛いものが多いのがテニスウェアですね。
華やかなデザインで着心地の良いものを探すなら、ヨガウェアをチェックしてみましょう。
ポケットがたくさんあるトップスが欲しいなら、サイクルジャージやトレイルランニグウェアがオススメ。トレイルランニンググッズには、ザックやハイドレーション、ソフトフラスクなど、給水アイテムが豊富です。
ランニングウェア以外で探すと、レースで同じウェアに被ることも少なくなり、“あの人オシャレ”と思わず振り返られるランナーになれること間違いなし! です。
今シーズン春のランニングウェアが知りたい!
シーズンごとに最新のランニングウェアを更新していきます。春は吸汗速乾性が高いウェアがおすすめ!
春のランニングウェアの選び方
薄着で寒い、着込んでしまうと暑すぎる、という状況にならないように、体温調整のできるウェアを選びたいですね。華やかな春のカラーで気持ちも軽やかに走り出そう!!
レディースランニングウェアのオシャレコーディネートをご紹介してきました。
最後は「自分が着ているウェアを楽しめるかどうか」ですね。ぜひ参考にしてみてください。
気持ちの上がるお気に入りのウェアでRuntripへ出かけよう!!
ランニングシューズの選び方はこちらでまとめています