多くのトレイルランナーが惚れ込む「伊豆トレイルジャーニー」の魅力【トレイル女子ランあいうえお】
Dec 29, 2017 / EVENT
Apr 26, 2019 Updated
こんにちは、インストラクターの浦谷です。
12/10(日)に開催された伊豆トレイルジャーニー(ITJ)に参加してきました。
全国津々浦々あるトレイルランレースのなかで、一際心打たれるそのレースのコンセプトは“新しい伊豆の旅の創造”。
先立って大会の概要をご紹介します。
大会概要
大会名:IZU TRAIL Journey 2017(伊豆トレイルジャーニー 2017)
距離:71.7km(累積標高差 +4,408m)制限時間は14時間(6:00〜20:00)
開催場所:松崎町松崎新港〜伊⾖市修善寺温泉
参加資格:過去30km以上距離があるトレイルランレースで完走したことがあり、今回も完走する余裕があること。
参加人数:1500名(抽選)
こう見ると距離も資格もビギナーから少しステップアップしたランナー向けですが、ぜひ今後の参考に。
多くのトレイルランナーが惚れ込む伊豆トレイルジャーニー、読めばきっとあなたも参加したくなるはずです。
2回に分けてお届けする、伊豆トレイルジャーニーの魅力。今回は受け付けから前日の準備、そしていよいよスタート!までの振り返りです。
大会前日
朝、移動手段は電車でもよかったのですが友人が車で行くとのことで相乗りさせてもらうことに。ゴール付近に用意された伊豆市虹の里駐車場まで都内から約2時間のドライブをして会場へ向かいました。
伊豆市虹の里駐車場から専用バスに乗りこみ、スタート場所まで約2時間の距離にある受付会場(松崎町環境改善センター内)へ。
会場では受付を済ませると恒例のぐるめチケットがいただけます。
併設した広場で準備してある地元の名産品や炊き出しと交換ができる嬉しい参加賞。
広場には他にもエネルギージェルやウェアの物販がありました。レースで必要なアイテムに忘れ物があってもひと通り仮設販売店で揃うので安心。でも、もちろん事前にしっかり準備しましょう。必携品チェックにはサポートボランティアがしっかり配備され、抜かりなく厳しかったです。
おおよそ半日滞在する山の中で、自分の身を守るための必携品はトレイルランナーのお守りでもあります。前もって準備して、さらにその使い勝手を知っておくのはトレイルランナーの心得ですね!
指定時間に開催される参加自由のコースブリーフィングは必聴。笑いのある温かい雰囲気で進むコースの解説や大会の歴史についてのお話は、聴くとレースにもっと愛着が湧き、特に初参加者にとっては不安が払拭される時間です。
宿に行くまで時間があったので、あらかじめパンフレットに入っていた周辺案内地図を見ながら松崎町界隈をブラブラしてみました。近隣店舗は大会ポスターの張り出しや、ランナー特典など提供してくれていて街一帯が歓迎ムード。まさか本当に明日は71.7km走るのかという気持ちになるくらい、のんびり観光旅行ができます。
まさにジャーニー。新しい伊豆の旅の創造。
レース中はゴール近くの修善寺温泉で待っててもらうなど、うまく計画すれば、走らないお友だちと一緒に1泊2日旅行として来てもいいかもしれません。
時間もいい頃になったので、シャトルバスで予約した宿に向かいます。
大会斡旋の宿で素泊まりと夕食付が事前に選べます。宿泊地周辺はどこも宿泊施設以外、飲食店やコンビニがほとんどありません。素泊まりの場合はバスに乗る前に食事や買い物を済ませておくのが良いです。ただ景色は最高!
特に私がお世話になった宿から見える駿河湾に夕陽が沈む瞬間はこれだけで土産がもらえたような良い思い出になりました。
大会当日
朝4時起床。準備をしてシャトルバスでスタート会場へ。温暖な伊豆半島といえど、直前の降雪も相まってさすがにスタート前は凍える寒さでした。
ウェアはウィンドブレーカーを3枚重ね着、ロングスパッツで普段暑がりの私も防寒バッチリでした。これが吉と出るか凶と出るか。
朝6時。さあ長い長い旅の始まりです!
伊豆トレイルジャーニーレポート 続編!
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