【トレラン初心者向け】最新シューズの試し履きができる『TRAIL HUB』が東京・代々木にオープン!メディア体験会をレポート
May 15, 2026 / EVENT
May 15, 2026 Updated

ARC’TERYX(アークテリクス)によるトレイルランニングのための準備拠点『TRAIL HUB YOYOGI』が、2026年5月31日までRuntrip BASE YOYOGI PARKにてオープンしています。
本施設ではトレイルランニングに挑戦したいランナーや初心者が、必要なギアや走り方を学べるほか、アークテリクスの最新トレイルランニングシューズを有料でレンタルし代々木公園内のクロスカントリーコース(約3.9km)で試走することも可能です。
本記事では、先日開催された『ARC’TERYX TRAIL HUB YOYOGI メディア体験会』の模様をレポートします。
街と山をつなぐ『TRAIL HUB』

アークテリクスは、太平洋沿岸に広がるコースト山脈を擁するカナダ・バンクーバー発のアウトドアブランドです。ブランドのPR担当・新井さんによると、本ブランドはクライミング用ハーネスの開発からスタートし、現在ではトレイルランニングやスノースポーツなど、さまざまなアウトドアシーンで高いパフォーマンスを発揮する製品を展開。
耐久性・軽量性・機能性にこだわり、アウトドアの最前線で培った知識と技術を活かしたプロダクトづくりを続けているといいます。

2026年4月17日(金)から6月28日(日)まで、高尾山麓では『TRAIL HUB TAKAO』をオープン。ランニング前後の休憩やエネルギー補給の場として利用できるほか、山のコンディションやルート情報を共有したり、アークテリクスの最新ギアをレンタルして実際のフィールドで試したりできる“茶屋”として展開されています。
新井さんは「街と山をつなぐ新たな拠点として、山を安全かつ快適に楽しんでいただくための交流や休憩の場としてサポートしていきたい」とコメント。

また代々木公園の『TRAIL HUB YOYOGI』ではギアの選び方やシューレースの結び方、トレイルランニングの走り方などをイラストで紹介。トレイルランニングに初めて挑戦する人の背中を押す場として、多くのランナーをサポートしています。

『シラン 2』の特徴と『ノーバン』シリーズとの違い

当日は『SYLAN 2(シラン 2)』の試し履きと、新井さんやトレイルランニングコーチ・西岡さんによる製品紹介が行われました。
新井さんによると『シラン 2』は、小石の入り込みを防ぐニットタンや通気性に優れたメッシュアッパーを採用しているほか、高い耐久性を備えつつ前作から約22gの軽量化を実現したとのこと。

またミッドソールには前足部に向かって二股に分かれるY字形状のカーボンファイバープレートを搭載。着地時の衝撃を分散しながら推進力を発揮し、スムーズな走りをサポートしてくれる点も大きな特徴だといいます。
トレイルランニングコーチの西岡さんは「接地時に横ブレが抑えられ、ロードレース向けシューズと比較して安定感がある」とコメント。コースに林道や川などが少ない、比較的走りやすいフィールドとの相性の良さを挙げました。

さらにアウトソールには土が詰まりにくくなるよう、4.5mmと3.5mmの異なる高さのラグを配置。加えて、つま先とかかと部分でパターンを変えることで上りでも下りでもグリップ力を維持しやすい構造になっているそう。西岡さんは「舗装路でのインターバル走などに使っても良いのでは」と提案しました。

一方『NORVAN(ノーバン)』シリーズは『シラン 2』よりもミッドソールが硬めと説明する西岡さん。岩場や川辺など不安定な路面を走る際に適しているそうで、柔らかいミッドソールのシューズに比べて石を踏んだ場合でもねん挫しにくい点が特徴として挙げられました。
トレイルランニングの必携品や役立つ携行品

トレイルランニングで必要な装備について、西岡さんは「シューズとザック、水、補給食があれば一応走れる」と話します。
一方で、レースでは安全面を考慮した必携装備が定められていることも多く、前日の受付ではレインウェアやエマージェンシーシート、ソフトフラスクなどの給水ボトル、ヘッドライトや予備電池などをチェックされるケースもあるそうです。

日差しの強い地域で開催されるレースではサハラキャップの携行が必須となることもあり、『UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)』のように複数の国をまたぐ大会ではパスポートのコピーが必要になる場合もあるとのこと。レースごとに必携品は異なるため、事前に大会公式サイトで確認しておくことが大切だといいます。

そのうえで西岡さんは、これからトレイルランニングを始める人に向けてさまざまな装備を紹介。まず重要なのがトレイルランニング用シューズ。ロード用シューズでは落ち葉や泥、下り坂などで滑りやすくなるため、グリップ力の高いモデルが必要と説明します。
続いてザックについて『ノーバン 7 ベスト』は容量7リットルで、50km前後のトレイルランニングであれば十分活用できるとのこと。一方、100kmや100マイルレース、急な悪天候が想定される環境、寒暖差の大きい海外レースでは携行品が増えるため、より容量の大きなザックが必要になると話します。

また水分補給も重要で、1リットル以上の水を携行することを推奨。ルールが厳しい大会では、エイドステーションでスタッフが補給した水の量を確認する場合もあるそうです。
さらに上下セパレートのレインウェアも重要な装備のひとつ。大会によっては生地素材まで指定されるケースもあり、防水・防風性能や寒冷地への対応力などをチェックされることもあるといいます。

そのほか西岡さんは、急な腹痛に備えるためのトイレットペーパー、足首を固定できるサイズの包帯、アルコール消毒布、ガーゼなども携行品として推奨。夜間走行ではヘッドライトに加え、ウエストライトも併用すると走りやすいと紹介しました。加えて、長距離レースでは杖のように扱うトレランポールを携行するランナーも多いとのこと。

また西岡さんはトレイルランニングの際には必ず手ぬぐいを持参すると話します。汗を拭くだけでなく、けがをした際の止血や帽子に挟んで日差し除けとして使うなど、さまざまな用途で役立つそう。
さらにザックとの擦れや雨天時の皮膚トラブル対策としてワセリンを携行しているほか、虫刺され用の軟膏やポイズンリムーバーも準備しているとのこと。標高の高い山域では紫外線が強く、目へのダメージ対策としてサングラスも欠かせないと語りました。

トレイルランニングに必要な装備は多岐にわたりますが、『TRAIL HUB TAKAO』ではザックやシューズのレンタルも行っているため、初心者でも手軽にトレイルランニングを体験できるでしょう。
けがを防ぐトレイルランニングの走り方

当日は代々木公園内のクロスカントリーコースを走りながら、西岡さんによるトレイルランニングでけがを防ぐための走り方や足運びについてのレクチャーも行われました。
西岡さんによると、進行方向に対して縦向きに落ちている枝や細長い石を踏むと、ねん挫やじん帯のけがにつながりやすいとのこと。とくにカーブではクロスステップになりやすくバランスを崩しやすいため、曲がる方向の足を軸にすると安定しやすいといいます。

また身体の中心と足の位置が重なるようなフォームは足首をひねりやすくなるそう。一方で身体の中心と足の位置が重ならないフォームであれば、仮に滑ったとしても横に崩れる程度で大きなけがにつながりにくいことから「足幅をやや広めに取ったスタンスで走るのがおすすめ」と話す西岡さん。

さらに、狭い登山道で切り株や大きな石の上を通らなければならない場面では、膝で衝撃を吸収しようとすると前ももへの負担が大きくなるほか、膝が内側に入るとじん帯を痛めやすくなると説明します。
そのため西岡さんは「ターン・タ・タン」のリズムで着地する動きを紹介。また、足を外側に開きながら下る“オープンステップ”も、安定感を高めるテクニックとして挙げました。

今回取り上げられたアークテリクスのシューズを試し履きできるイベントが『Mt. TAKAO BASE CAMP』と『Runtrip BASE YOYOGI PARK』で期間限定で開催中。ぜひ足を運んでみてください。
詳細情報
試し履きキャンペーン

・開催場所①:Mt. TAKAO BASE CAMP(4月17日〜6月28日)
・開催場所②:Runtrip BASE YOYOGI PARK(5月2日〜5月31日)
・特典:試し履き後、LINE登録&アンケート回答でオリジナル手ぬぐい・ステッカーをプレゼント

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