寒い日は少しの工夫で快適にラン。4つのポイント
Jan 11, 2020 / MOTIVATION
Jan 11, 2020 Updated
今年も目が離せなかった箱根駅伝が終わり、選手の姿に刺激を受けた方は多いのではないでしょうか。
さて、今回は「寒い日もなるべく外で走りたい! 」というランナー向けのお話です。「今日は寒いし、やめておこうかな」と思うような冬の日も、ちょっとした工夫で快適に走ることができます。それでは、さっそく4つのポイントを見ていきましょう。
寒い日も快適ラン! 4つのポイント
ティッシュを1-2枚ポケットに入れよう
まずは、1つ目。これは、ずばり鼻水対策です。寒い日のランニング中に血行が良くなると、鼻水が出てしまい、呼吸しづらくなることがあります。かといって、ポケットティッシュを丸ごと持っていくとかさばったり、音が気になったりしてしまうので、少量のティッシュペーパーをポケットに忍ばせることをお勧めします。これだけで、グンと快適になります。
リップクリームを付けてから出発しよう
寒い日は、空気が乾燥しています。風を切って走るランナーの唇は乾燥しやすいので、走る前にリップクリームで保湿のバリアを張りましょう。長い距離を走る場合はリップクリームを持っていき、途中で保湿するといいかもしれません。唇だけでなく肌も乾燥するので、外気に触れる顔や手も保湿をしてから出かけましょう。
指先、耳、首を温めよう
次は、防寒について。指先や耳など身体の末端、そして首、手首、足首は、特に寒さを感じやすいので、防寒対策をしっかりとしましょう。手袋やネックウオーマーがおすすめ。帽子を被ると熱がこもってしまう人は、スポーツ用の耳当てやヘッドバンドを使って、ポイントで耳を温めましょう。
厚着しすぎないことも重要です。私が何度も失敗したのは「防寒対策をしっかりしなければ! 」と思うあまりに、長袖のシャツやランニングジャケットで厚着をして、たくさん汗をかいて、逆に身体を冷やしてしまったパターンです。ランニング中に寒さを感じやすい部分を中心に、上手に防寒したいですね。
ウォーミングアップとクールダウンは室内でしよう
ランニング前のストレッチや軽いエクササイズ、そしてクールダウンを屋外で行うと、とても気持ち良いですよね! でも、寒さが厳しい季節、走る前後は温かい室内で過ごし、なるべく身体を冷やさないようにすることをおすすめします。冬はランの後に10分ほど歩くだけでも、身体の芯まで冷えてしまいます。風が強かったり、気温が低かったりする日は、家の近くまで走り切ってみましょう。
普段よりも寒いときは?
私が今まで走った中で一番寒かったのは、豪雪で有名なニューヨーク州バッファロー。マラソントレーニングをしていた頃、体感温度-1℃の雨雪混じる中で、32キロ走りました。その時は、上記の4つのポイントの他にも、タイツの上からレッグウォーマーを履いて足首を温め、ネックウォーマーで顔と首をカバーして顔がほとんど外気に触れないようにしました。そして、山登りと同様、重ね着をして、体の周りに『空気の層』を作ることを心がけました。みなさんも、状況によって、色々と工夫をしてみて下さいね。
以上、寒い日のランを快適に楽しむための4つのポイントをご紹介しました!
「雪山を走ってみたい!」という方は、こちらを参考にしてみてください!
今回お話したポイント以外にも、冬を楽しく走るためのあなただけのルーティンがあるかもしれません。この季節、どのような工夫でランニングライフを楽しんでいますか?