日本ではまだ展開されていないTopo Athleticsのシューズ『ウルトラフライ』

「日本ではまだ展開されていないTopo Athleticsのシューズ『ウルトラフライ』」の画像みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です。

さて、今回は日本ではまだ展開されていないブランドですが、“Topo Athletics(トポアスレチックス)”の『ウルトラフライ』を紹介します。

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出典:RUNNER’S WORLDサイト

現在発売中の商品はアップデートされたウルトラフライ2ですが、今回はRunner’s World誌で『Best Debut』にも選ばれた前モデルを紹介します。まず、大きな特徴はシューズのカタチにあります。同じアメリカのブランド『アルトラ』同様の独特なフットシェイプです。

“まるで自分の足型のようだ”というレビューを発見しましたが、そのコメントがすべてを表していますよね。

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親指が長く小指に向かってあまり長さの差がないオブリーク型、スクエア型の足型の方にとっては、はじめての感覚しれません。

ちなみに私の経験上、この足型は日本人に比較的多い足型です。実測の0.5〜1cmのあたりでおさまる場合がほとんど。

もう1つ注目すべき点は、2013年にはじまった“新興ブランド”ではなく、あるカリスマ経営者の新たな戦略であるということです。トニー・ポスト氏は、あのファイブフィンガーを生みだした張本人です。ベアフットムーブメントを作り出した人物の1人と言っていいでしょう。

そのポスト氏、アッパーにアウトソールしかないあのシューズに行き詰まりを感じたのか、トポアスレチックスのシューズはもっと自由な発想で展開するブランドになってます。

このウルトラフライは、その象徴的シューズと言えるかもしれません。7mmドロップで、ヒールのスタックハイト(厚み)が30mmと、その名前からも分かるように、いわゆる通常のクッショニングトレーニングシューズです。シューズの感触は、まさにウルトラフライ。クッションがしっかりしたトレーナーという印象です。今どきのシューズでは珍しく、しっかりとしたアッパーでフィット感も抜群。耐久性が高いシューズで、街を出歩くような普段履きとしても最高です。

ちなみにウルトラフライ2が現行モデルですが、大きな変更点はアッパーが更にシームレス化し、足あたりが良くなりました。また、インソールがオーソライト社製のものになり、より心地良い履き心地になりました。その他のコンセプトは変わっていません。

日本からも通販できますので「知らないブランドを履いてみたい」なんて方は、是非個人輸入してみてください。

■RUNNING WAREHOUSE:https://www.runningwarehouse.com/catpage-MRSTO.html

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