最高の景色が堪能できる阿蘇クロスカントリーコースなど、熊本のランスポットとご当地グルメを紹介

熊本はランニングスポットの宝庫だ！

前回は、熊本を襲った地震の影響についてご紹介しましたが、それでも熊本には大自然が綺麗に残っており、走るコースもあります。今回は熊本企画第2弾として、熊本に来たら堪能してほしいランニングスポットと、「食べなきゃ損！」なご当地グルメを紹介します。

１．大観峰

熊本県阿蘇市にある山で、標高は935.9m。 阿蘇北外輪山の最高峰であり、阿蘇カルデラやそのカルデラ壁、そして中央火口丘である阿蘇五岳をはじめ、九重連山も一望することができる絶景ポイント。バイクツーリングのスポットとしても有名で、筆者が訪れた日もライダーが数名集結していました。

頂上付近までは車で行くことができ、駐車場から1番見晴らしの良い頂上までは約500ｍほど険しい上り坂が続きます（実際に走りましたが、かなりキツイ傾斜です……）。

そして上り切ると、そこに待っているのは360度に広がる大絶景のパノラマ！

下の写真のバックに見えるのは、仏様が仰向けに寝ているように見える姿から「涅槃像」と呼ばれる阿蘇五岳。地元では有名らしく、ネットで「大観峰　涅槃像」と調べると、様々な画像が出てくるほどです。思わず最高潮にテンションが上がり、見知らぬ人に写真を撮ってもらいました（笑）。

大観峰から臨む大絶景の前で記念撮影。バックに見えるのは、通称「涅槃像」と呼ばれる阿蘇五岳

２．阿蘇クロスカントリーコース（阿蘇観光牧場内：阿蘇市山田字端辺2090‐1）

こちらは大観峰から車で10分ほどの場所にある阿蘇クロスカントリーコース。1周3kmの起伏に富んだコースで、毎年夏には熊本陸上競技協会主催の「火の国・阿蘇クロスカントリー大会」が開催されています。シャワー室、男女別トイレ・更衣室が完備されており、学生や実業団選手の合宿地としても使われているそうです。

幸いにしてクロカンコースは地震の被害を免れ、例年通りの利用が可能とのこと。どんなコースなのか、実際に走ってきました！

スタート地点？の近くには、地元の陸上選手を讃えた記念碑がズラリ。完全にお墓にしか見えません（笑）

走り始めてすぐランナーに襲い掛かるアップダウンの数々。最初は景色を楽しむ余裕があったのですが、徐々に削られていくスタミナと気力……。

「まぁ3㎞だけだし、自分のペースで走り切るか！」と思った矢先、筆者のココロを打ち砕いたのがこちらの上り坂。

「あっ、これダメなやつだ」

と、一瞬で悟ってしまうほどの傾斜。距離は80ｍほどしかないのですが、おそらくこのコースの中では1番の上り坂だったと思います。

その後は途中で野生のキツネ（っぽい動物）に遭遇するなどして、何とかゴール。思った以上の起伏と最高の景色が望めるコースだったので、阿蘇にお越しの際は大観峰とセットで走ってもらいたいスポットです！

３．二の丸広場（熊本城敷地内）

こちらは熊本城（熊本市）の敷地内にある広場。大きく1周すると約1㎞のコースを作ることができ、下が芝生のため脚にやさしいジョギングコースとなっております。現在は震災の影響で通行止めになっている箇所も多いですが、それでも天守閣の近くまで行ってみたり、広い敷地内で自分のランニングコースを自由に作ることも可能です。

この日は平日のため割と空いていましたが、土日祝日は混雑も予想されるため、敷地内を走る際は観光客に注意しながら走りましょう。

熊本城の案内図。写真中央からやや左上に位置するのが二の丸広場

なお、上の写真からはわからないですが、広場からは天守閣を一望することもできます（下の写真）。

おまけ（熊本グルメ）

熊本の魅力は大自然だけではありません。現地へ行ったら「熊本グルメ」を堪能するべきでしょう！

熊本ラーメン

黒龍紅　たかなラーメン　780円

豚骨ベースのスープに九州名物の高菜がマッチング。濃厚な見た目に反して、意外とあっさりでスープまで飲み干せてしまいます！

馬刺し

酒のお供にいただきたい一品。熊本市内には馬肉の専門店がたくさん並び、馬刺しの他にもしゃぶしゃびやすき焼き、焼き肉なども取り扱っているお店があるほどです。こちらは熊本に来たなら絶対に外せない料理の代表格でしょう。

あか牛丼

いまきん食堂　あか牛丼　1,400円（税込み）

阿蘇の名物グルメといったらこちらの「あか牛丼」でしょう。特に筆者が行った「いまきん食堂」は平日でも2時間待ちは当たり前の名物店。もう見た目からして食欲をそそられますね。口に入れた瞬間に肉の旨みが広がっていくのがわかります！　百聞は一見にしかず。気になった方はぜひ現地へ行ってみましょう！