2017年3月29日 INTERVIEW ランナー

サイバーエージェント・人事の渡邊大介さんは朝ラン派? 夜ラン派?

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爽やかな雰囲気を持ち、親しみやすい笑顔で笑いかけてくれるのはサイバーエージェントで人事を務める渡邊大介さん。

組織のDNAを決める人事という役職に就きながらも、プライベートではトレイルランニングやトライアスロンを楽しんでいる。多忙なビジネスパーソンは一体どのようにしてスポーツと向き合っているのか。

あなたは朝ラン派?夜ラン派?

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僕はその日のスケジュールに合わせて、両方やっています。帰宅後に家まで走る帰宅ランをすることもあれば、出社前に軽く筋トレやJogをすることもあるそう。

「トレイルランニングをやり始めたのはウエイトコントロールのためです。写真に写る自分がデブすぎて(笑)最初は走ることもできず、ウォーキングからスタートしました。同時に食事制限もしながら順調に体重を落とすことができたんです。身体が軽くなると走り出したくなって、それをきっかけに最初はマラソンのレースに出るようになりましたね」

トレラン歴は4年。マラソン仲間から誘われて最初にトレランレースを走った時の気持ちよさは今でも忘れられないという。中学時代はサッカー選手で県の代表に選ばれるほどの運動能力の高さだったが、無酸素運動をすることで身体に支障を来してしまうことが判明し、ドクターストップ。そこから薬漬けの毎日。すっかりスポーツから離れていたところから、実に15年ぶりに今走ることを楽しんでいる。

今ではトレランのロングレースをメイン年間で10レースをこなすほど。

多忙なビジネスパーソンでありながら、どうやって仕事と趣味を両立しているのかを聞いてみた。

画期的な時間の捻出方法

「自制心が大切だと思っています。我慢をする機会が増えると想像力が欠落してしまうので、我慢しているという気持ちを持たないながらも逆境に慣れさせ、勢いをつける、というのが僕の持論ですね」

その作業は段階的にやるのがいい、という。まだその過程にいる渡邊さんは、現在禁酒をして生活のリズムを整えることを試行している。出社する際の通勤バッグも、いわゆる”ランニングバッグ”にし、夜会食がある際には会食先で着替えて走って帰るというから驚きだ。

「会食後に走って帰ることを考えていると、お腹をいっぱいにしたくないという思いから食事の量も抑えるし、もちろんお酒もほとんど飲まないようになるんです。せっかくランニングバッグを持って1日を過ごしているのに、走らなきゃもったいない。そういった自然な自制心が生まれるんです」

会食がある=夜は走れない、となってしまうと、ストレスも溜まるし生活のリズムも作れない。走って汗を掻いて帰宅すると、ちゃんとお風呂に入って汗を流し、さっぱりした状態でベッドに入ることで快眠にもつながる。

たとえ短くても睡眠の質が高いとスッキリ目覚めることができるため、出社前に軽めのトレーニングとビジネススキルを上げるための自主勉強をこなした後に出社。このサイクルがうまく回っているそうで、仕事のスケジュールによって生活のリズムが崩されることが減ると語ってくれた。

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「ただ、このサイクルを定着させるまでには2〜3ヶ月の時間を要しましたね。乱れると一気に乱れるし、一番乱れる要因はお酒です。朝起きれなくなるし、起きてもお酒が残っていて脳も身体も思うように機能しない。もう朝の時点で負けちゃってましたね。走る準備をする暇もなくギリギリに出社し、走る準備をしていないからまたお酒を飲んでしまい、このスパイラルの繰り返しでした」

だからこそ、整えるためには段階的に”何かを自制すること”が大切。もったいないオバケを自分の中にいくつも存在させ、これを我慢したからこれをやってしまってはもったいないという気持ちを持ち続けた結果、自分をうまくコントロールする方法が身についたそう。

夜ランのススメ

朝走るのはもちろん気持ちがいいが、渡邊さんが夜走ることを選ぶのには理由があった。

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「考え事を整理するのにすごく良い時間になっています。会食の内容を反芻したり、会議の議題について考え直すんですけど、走っている間の信号待ちで瞬間日記というアプリケーションに思いついたことを書き留めてるんです。人には言えないことも含めて全部(笑)1〜2時間ほど走っていると色々と頭に浮かんでくるので、ランニングとメモアプリはとても相性がいいと思いますね」

ランニングの魅力にとりつかれ、走ることが好きになってしまうとつい比重を傾けてしまい、なんとか時間を作っては練習することを考えてしまいがち。運動能力が高く、ランニングで結果が出てしまう人の方が陥ってしまいやすい状況で、最優先事項として没頭してしまうこともあるのではないだろうか。しかし、渡邊さんは仕事で結果が出ないと、自分の身を滅ぼすことになり兼ねないという危惧を感じたこともあるそうだ。いかにうまく両立して、両方で結果を出すか。これが今の渡邊さんの言動の根幹だった。

やらない、できない理由を探すのは誰でも出来る中で、一時的に自制心を高く持って取り組むと、結果的に理想のライフスタイルが手に入る。仕事もうまく回りだし、レースを楽しむための練習量を積むこともでき、趣味を存分に楽しめるというサイクルを作り出すためのヒントをたくさん語ってくれた渡邊さん。

このインタビューによって皆さんが、「もっと心地よいセルフマネジメント方法があるのではないか?」とご自身を見つめ直す機会になると嬉しいです。

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北川 麻利奈が執筆した記事

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