【アシックス】リサイクルできるランニングシューズ「NIMBUS MIRAI」発売!使い終わったシューズの回収サービスも開始
Apr 12, 2024 / SHOES
Apr 12, 2024 Updated
アシックスより、材料を容易に分別しリサイクルできるよう設計されたランニングシューズ『NIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)』が発売開始。4月12日(金)からアシックスラン 東京丸の内、アシックスフラッグシップ原宿、アシックスストア大阪、アシックスオンラインストアで発売されています。
また本シューズの発売とともに、アシックスはランナーとともに環境への意識を高めていけるよう、使用したシューズを回収する取り組みも実施予定です。
フラッグシップモデル“NIMBUS”を冠したサステナブルな一足
本シューズはアシックスを代表するクッション性を重視した高機能モデルのひとつ『NIMBUS』シリーズの技術を踏襲した一足。機能はそのままにシューズの構造や各部位の役割を検証し、従来と同等の品質や性能を保ちながら素材をリサイクルできるよう設計されています。
シューズは世界で年間約239億足作られており、そのうち95%以上が使用後に埋め立てられるか焼却処分になるといわれています(参考:Footwear production worldwide 2022 | Statista)。多数の異素材を使い複雑な構造で製造されることがリサイクルしにくい要因であったことを踏まえ、本シューズはこれらの課題を解決すべく開発。
アッパーは本体をはじめ補強部やハトメ(靴ひもの通し孔)などもすべて同じ素材で構成。素材の単一化によってパーツごとに分解するなどの作業を削減し、高い精度で再生が可能となりました。加えて使用されている素材も、75%以上が再生ポリエステルを採用。ミッドソールとアウトソールも粉砕処理を行い、マットやパネルなどの素材の一部にリサイクルされる予定です。
またアッパーとミッドソールを接合する接着剤も独自の素材を採用。従来と同等の強度がありながら熱を加えることで簡単にはがすことができ、リサイクルしにくい原因の1つであった材料の分別が容易になりました。使い終わった本シューズの回収はオンラインでの受付が可能。
次世代のランナーと一緒に“MIRAI”を考える一足
環境に配慮した本シューズの名前にもあるように、まるで雲(ラテン語で『NIMBUS』)の上を走っているかのような軽くて快適なランニングを演出する、クッション性に優れた一足。そのあとにつづく『MIRAI』には、持続可能な世界が当たり前となるべく、次世代のランナーと一緒に考えていきたいという思いが込められています。
シューズカラーはあえて真っ白にせず、ポリエステル素材の色である生成色にデザイン。落ち着いた配色によってランニングはもちろん、普段使い用としてさまざまなファッションに組み合わせることのできる一足でしょう。
サステナブルで環境にも優しいランニングシューズの『NIMBUS MIRAI』へ足を通してみては?
詳細情報
アシックス|NIMBUS MIRAI
・価格:¥22,000(税込)
・カラー:ホワイト×ホワイト
・取扱店舗:アシックスラン 東京丸の内、アシックスフラッグシップ原宿、アシックスストア大阪、アシックスオンラインストア
アシックス特設サイト
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