【ランニングショーツ】フルマラソンでも使える!トレラン用高機能ショーツの機能と選び方
Sep 19, 2021 / WEAR
Sep 19, 2021 Updated
補給食やフラスクなど様々な持ち物が必要で、走行環境もロードとは異なるトレイルランニング。持ち物の携帯にはポケットが多く高機能なランニングショーツがあると便利です。
そこで、今回はトレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長でご自身もトレイルランレースを走る朝長さんに、ロードでのランニングやフルマラソンでも使えるトレラン用高機能ショーツの機能と選び方をご紹介いただきました!
トレラン用ショーツの特徴
ポケットが充実している
トレラン用ショーツの特徴は「ポケットが充実」していること。マラソンなどのロード用ショーツは、ポケットがあっても小さく、スマートフォンが入らないサイズであることも珍しくありません。一方、トレラン用ショーツはスマホもジェルも収納できるので、トレイルランだけでなくフルマラソンでも大いに活躍。特にフルマラソンのレース中にジェルなどの補給食を摂りたいという方にはおすすめです。
価格
ロード用ショーツは5,000~6,000円程度のものが多いですが、トレラン用ショーツは15,000円以上するものも。生産数が少ないなどの理由から高価格帯のものが多いですが、高機能なのであらゆるシーンで活躍します。ロードでのランニングがメインの方にも選択肢の1つとしておすすめです。
トレラン用ショーツの選び方
朝長さんはトレラン用ショーツの選び方としてポイントを3つ挙げました。「トレイルランを想定した機能性」が重要で、天候が変わりやすいトレイルでも撥水加工されていると水を弾いて濡れることなく走り続けられます。また、「軽量で肌触りの良い素材」や「ポケットにスマホが収納可能」といった機能性が備わっていると走っている時にストレスなくランニングを楽しめます。
朝長さんおすすめのトレラン用高機能ショーツ
ポケット収納の便利性に加え、素材や機能性などの観点から朝長さんおすすめのトレラン用高機能ショーツを解説していただきました。
T8(ティーエイト)|Sherpa Shorts V2
軽量で薄手の生地が使用され、擦れを防いで快適に走れるデザイン。前後3つずつポケットがあり、スマホはもちろん500mlのソフトフラスクも入り、ショーツ前面にはゼッケンがつけられるホルダーも付いています。
・価格:¥9,900(税込)
patagonia(パタゴニア)|ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ
ポケットが多いトレラン用ショーツのパイオニア。トレイルランナーから人気のモデルです。収納力抜群で、スマホやフラスクも入れることが可能。撥水加工がされていて内部にはインナーも付いているため、機能面に優れています。
・価格:¥9,350(税込)
Teton Bros.(ティートンブロス)|ELV1000 5IN HYBRID SHORT
山岳系アウトドアブランド『Teton Bros.』のショーツ。背面に強度のある素材を使用し、岩場に座っても破れにくい仕様。フロント部分は通気性の良い素材が使用されているので、汗をかいても快適な履き心地を維持してくれます。
・価格:¥10,780(税込)
ranor(ラナー)|NEON TIE DYEING MIDDLE SHORTS
Tシャツのような柔らかくストレッチ性に優れたニット素材で、肌触りが良いショーツ。ポリエステル100%なので、吸汗と速乾性があり、バックにはスマホが入る大きさのファスナー付きポケットが2個付いています。
・価格:¥14,300(税込)
ここまで朝長さんおすすめのトレラン用高機能ショーツをご紹介しました。トレイルランやフルマラソンなど多くの場面で活躍する高機能ショーツ。ぜひ、朝長さんの解説を参考に選んでみてくださいね!
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朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走