2018年11月21日

ランナーでもある茂木健一郎氏・堀江貴文氏がアドバイザーに!! 日本陸連【JAAF RunLink】の狙い

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市民ランナーの中には、競技者に近いレベルのランナーもいる。だが、ほとんどの市民ランナーは、競技として走ってはいない。それぞれの目的のために走っている。

そんな市民ランナーにとって、トップ選手の育成・強化をしている日本陸上競技連盟(JAAF)は、縁遠い存在だ。

走ることは陸上競技の1つではあるけれど、自分とは全く無関係、と思っているのではないか。

その陸上競技連盟(以下、JAAF)が、市民ランナーに向けた、新たな取り組みを始めた。その内容はどんなものなのか?今月13日に行われたJAAFの会見を通してお伝えしたい。

2040年までにランニングの競技人口を2000万人に増やすのが目標

JAAFの新しいランニングのプロジェクト名は「JAAF RunLink」。約2年の構想を経て、今月、号砲が鳴らされた。
背景には、ランニング人口の伸び悩みがある。東京マラソンを機に、一気に市民ランナーが増えたものの、笹川スポーツ財団の調べによると2012年(約1009万人)をピークに、上昇カーブは描いていない。また、スポーツ界には、“ポスト2020”という、東京オリンピック・パラリンピック以後、スポーツをどう発展させていくか、という課題がある。

『JAAF RunLink』とは、どんなプロジェクトなのか?

JAAFの尾縣貢専務理事によると、JAAFは、2040年をひとつのターゲットに、2つの柱を掲げて活動しているという。1つ目はアスリートの育成・強化。これは「競技陸上」と銘打たれ、オリンピック、世界陸上のメダル獲得を目標にしている。1つ目の柱は、市民ランナーも察しがつくところだろう。

そして2つ目の柱が、市民ランナーとも大きく関係してくる、JAAFの新しい取り組み『ウェルネス陸上』だ。
尾縣専務理事は「全ての人々の、全てのステージにおけるスポーツ環境を整えることに邁進していく。陸上競技の走る、跳ぶ、投げる、歩くという運動は、全てのスポーツ活動の基本で、アスリートだけでなく、一般の方々も生涯を通じて楽しめる。この『ウェルネス陸上』実現を目指して、具体的な案を検討し、たどり着いたのが『JAAF RunLink』です」と発表した。
平たく言うなら、これまで市民ランナーにとって雲の上の存在だったJAAFが、市民ランナーに寄り添うプロジェクトを推進してくれる、というわけだ。

尾縣専務理事によるビジョンの説明に続き、『JAAF RunLink』の具体的な施策を明らかにしてくれたのは、プロジェクトのチーフオフィサーを務める早野忠昭氏だった。日本の市民マラソンをけん引してきた早野氏は、東京マラソンには第1回から深く携わり、東京マラソンのワールドマラソン・メジャー入りにも尽力した。

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「JAAF RunLink」のチーフオフィサーを務める早野忠昭氏

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