「走らない日の自分はあまり好きになれない……」モデル・izuにとってのランニング

「「走らない日の自分はあまり好きになれない……」モデル・izuにとってのランニング」の画像(文 東 麻吏 / 写真 Eliana

10代後半、ファッション雑誌でモデルとして活躍し、20代の現在もファッションだけでなく、そのライフスタイルも同世代の注目を集めている出岡美咲(izu)さん。ランニングを始めてから変わったのは、体だけではなく、自分自身でした。走ることで変わった彼女の『ありよう』は、地に根付くように生まれた自信から、花咲く美しい姿となって目に映ります。その変化のプロセスをお伺いしました。

きっかけはダイエット。でも、走るのっていいことばかりでした

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「ランニングはダイエットで走り始めました。7年くらい前から。中学時代はバスケをやっていたんですが、それ以降、21〜22歳までは全く運動していなかったので。最初は、3kmで限界でした。1kmでもけっこうゼイゼイいうくらい……。笑 でも、続けていくうちに、どんどん楽しくなってきて、『レース出てみよう!』と思って、気づいたらこんなに続いています」

靴さえあればできるランニングは、比較的初期投資が少ないので『始めやすいスポーツ』。でも、それは同時に『続きにくいスポーツ』であるということ。izuさんが続けられたのは、自分の劇的な『変化』を感じたからだそう。

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「シンプルに食べても太らなくなったし、ごはんがおいしくなったんですよ。体型維持ができるようになったし、風邪引かなくなったんです。全然違いますよね。笑

もともとは、1ヶ月の半分くらい風邪ひいているくらい、本当に体が弱くて。たぶん、食事制限型のダイエットしていたので、体調管理ができてなかったんでしょうね。ランニングを始めて、好きなごはんを1日3食食べるようにしたら、ストレスもなくなりました。美味しいごはんが、いちばんの走る喜びです。

食べるものも変わりました。脂よりも、エネルギーになりやすいものを意識して摂るようになったり。人間の食べているものが100%だとしたら、5%しか排泄されていない(95%は吸収される)と聞きました。それだけ吸収されているんだと思うと、(食べるものを考えないと)怖いなと思って、なるべく食べるものをちゃんとしようと思うようになりましたね」

自己肯定感が低かった10代の頃。走ることで応援されて、自信がもてた

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izuさんのデビューは、ギャル雑誌として一大シーンを築いた雑誌『Popteen』のオーディション。約7000人の中から選ばれた『逸材』だったのにもかかわらず、実際にモデルの仕事を始めてからは、『自信がまるでなかった』と過去を振り返ります。

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