「走らない日の自分はあまり好きになれない……」モデル・izuにとってのランニング

「マラソンて、紆余曲折ありますよね。ちょっと楽になったと思ったら、またつらくなったり、落ち着いたと思ったら、痛いくてつらくてもう無理かも?と思ったり。やめちゃいたい。でも、やめられない。自分の弱さが出てきて、なんでこんなにダメなんだ、という気持ちと、「いや、待てよ。ここまで走ってこれたんだから、走れるじゃん!できるじゃん!」という気持ちと。

自分を励ましたり、幻滅したり、怒ったり、また、自分を誇らしくなったり、というのが42.195kmの旅路でバーっといっぱい出てくるから、終わったあと、赤ちゃんみたいになるんですよ。ゴールする頃には、涙も汗も出し切っちゃっているから、本当に顔が幼くなるんです。生まれ変わっている感じ。デトックスですね。プラスの感情もマイナスの感情も受け入れる。
最後にはすべてに感謝したくなります。走っている道を作ってくれた人にも感謝、みたいな……。今までそんなのありえないな、と思っていたんですけど。」

「「走らない日の自分はあまり好きになれない……」モデル・izuにとってのランニング」の画像マラソンで走っている自分だけにフラットに向き合う時間。そこでは、「自分の環境とか置かれている状況を、客観的にそして感情的に見ながら走っている」とのこと。客観視することと感情という相反するかのようなものをありのままに受け取る『潔さ』を、すらっとしたizuさんのスタイルに重ねてしまいます。

2018年4月には北極マラソンに参加。極限状態で走る(ほとんどは膝まである雪をかき分けて進む)ことを体験したizuさんは、そこでも得るものがあったといいます。
「北極に行って走ってみて、できないことって自分でくくっちゃっているのがもったいなかったなと思うようになりました。帰ってきてからも影響受けて、これ絶対やらなくていいでしょということもやるようにしています。まわりからは、「なんでそれやるの? やらなくていいじゃん」と言われるようなことも、「いや、わかんないよね」と思えるようになりました」

北極で『見たことのない色』に出会ったというizuさん。
「あの広い空間でポツンと一人だけになったとき、怖さはなくて、ただただ美しいもののなかに私だけがいるっていうのが、ぜいたくすぎて幸せでした」
自然の中に身を置いた感覚を体験したら、「今はもう、1ヶ月に1回自然に触れないどダメになりました。木がある鳥が鳴いてる、川がある、なんでもいいんですが、ナチュラルなパワーがあるところに行きたくなってしまって」

今後はトレイルランニングにも興味が湧いてきたので、ぜひチャレンジしたいとのこと。一つ一つ、新たな体験で得られることに真摯なizuさんは、次、何を感じるのでしょうか。常に先を見ている彼女のエンジンは『走ること』です。

■北極マラソン記事:https://mg.runtrip.jp/archives/27804

 

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出岡美咲(いずおか・みさき)/izu
2007年に雑誌「Popteen」の「Popガールズオーディション」で約7000人の中からグランプリに選ばれ、デビュー。2011年「Popteen」を卒業後、「KATY」専属モデルに。「東京ガールズコレクション」、「Girls Award」等ファッションショーに出演。2013年からは「JELLY」専属モデルとなり、現在は、「steady.」のレギュラーモデルやラジオパーソナリティとして活躍中。また、インスタグラムのフォロワーは12万4,000人など、4つのSNSでトータル160万人以上のフォロワーをもつ。ハーフマラソンのベストタイムは1時間57分。

・好きなシューズ
ナイキ ズームフライ フライニット

・ウォッチ
Garmin/ Apple Watch Nike+

・イヤホン
Pasonomi

・好きなランニングコース
皇居

・好きな音楽
アップテンポな曲

   
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