【目指せプロ応援】知り合いが誰も参加していないレースを応援して気づいたこと
Nov 04, 2017 / COLUMN
May 03, 2019 Updated
突然ですが、皆さんはなぜレースに参加しますか?
自己ベストを更新するため、お祭り気分を味わうため、それとも、明確な目標をもってトレーニングをするためでしょうか。普段のトレーニングとレースの大きな違いは、沿道の応援があることです。家族や友達はもちろんのこと、見知らぬ人に応援してもらえると、うんとやる気が出ますよね。
ランナーの中には、何度もレースに出場していても応援に行ったことはあまりない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、沿道の応援団の一員としてレースに参加して気づいた応援のポイントを4つご紹介します!
1. コースとスタート時間を調べてスマートに応援する!
今回参加したレースは、米国コロラド州デンバーのロックンロール・ハーフマラソン。今週末近所でマラソンがあるらしい、とはなんとなく聞いていましたが、詳細は知りませんでした。日曜日の午前7時にベランダに出るとすでに色とりどりのランナーが走っていました。
「よし、今から応援にいってもきっと間に合う!」ということで慌てて準備をしました。
今回は事前に詳細を調べていなかったので慌ててしまいましたが、レースのスタート時間やコースマップを予め調べておくことをおすすめします。ランナーとして参加する場合は当たり前ですが、「沿道から参加するだけだからいいか」と油断していると道に迷ったり、レースの大半を見逃したりしてしまうので、上手に計画を立てましょう。
2. 仲間をつくると100倍楽しい!
さて、コースに到着したはいいものの、周囲にはランナーと誘導係の警察官しかいません。慌てて応援には来たものの、「身内や友達が走っているわけでもないし、静かだし、早朝だし…」と弱気になってしまいました。少し沿道を歩いてみると、一人だけ沿道で応援してる男性を発見しました。
“Nice job guys!”, “You’re doing great!”, “Go ladies!” と拍手をしながら応援していました。
これは応援仲間を作るチャンスだと思い、声をかけて一緒に応援することになりました。その日に初めて知り合った人であっても、仲間ができると応援するのがとても楽しくなります。
3. とにかく防寒
マラソン大会は秋から冬にかけて、気温が上がり切っていない早朝にスタートすることが多いです。ランナーとしてレースに出場するときは走っているうちに身体が温まるため、薄着をすることが多いです。しかし、沿道の応援団は身体を動かさないために時間がたつにつれてどんどん寒くなっていきます。そこで大切なのは防寒対策です。温かい飲み物や手袋、そしてスカーフを持参すると気持ちよく応援することができます。
4. 声を出すより、音を出す
長時間声を出して応援していると、だんだん喉が枯れてきてしまいます。そんなときに役立つのが、音の出る器具です。私は、以前マラソン大会でもらった「カウベル」という鐘を持って行ったので、それを使って応援しました。また、他のスポーツ観戦に使うスティックやメガホンを持っていくのもいいかもしれません。そしてレースの最後の方になると人がまだらになってきますが、ゆっくり走るランナーも可能な限り最後まで見届けてあげましょう!
最後に・・・
知り合いのいないレースに赴いてわざわざランナーを応援する理由とは?
それは、ランナーとのふれあいです。ときには冗談で 「沿道で何をしているの?君も一緒に走ろうよ!」とランナーに誘われたり、「応援してくれてどうもありがとう!」と何人にも声をかけられたり…短い時間でたくさんの人と触れ合うことができました。やはり、レースには特別な魅力がありますね。
ランナーの皆さん、ときには応援団としてレースに参加してみてはいかがでしょうか?