「ラインから外れた人を集めて一つの課を作る」青学・原監督がもし人事部長なら……

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「伝説のサラリーマン」として営業時代に活躍した青山学院大の原晋監督。同大学に就任すると、これまで陸上界で“当たり前”とされていた古き指導方法にメスを入れ、独自の考えで結果を出し続けています。箱根駅伝の3連覇は記憶に新しいところ。また、同大学の卒業生がイキイキと活躍をしている姿を見ると、原監督から指導を受けてみたくなりますよね。

もし、自分の会社に原監督がいたら……と、妄想を働かせた人も少なくはないのでは。それは、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平さんも同じ。原監督との対談がおさめられた書籍『力を引き出す「ゆとり世代」の伸ばし方』で、まさに「原監督が人事部長になったら……」といった話題で盛り上がっています。

ドラマチックな采配をする原監督が、もし、人事部長ならどのような策で会社を盛り上げていくのでしょう。マラソンファンでなくても気になるところ。

原監督がまず最初にあげた施策は、「ラインから外れた人を集めて一つの課を作る」といったもの。「会社の本流とは違うチャレンジ課みたいなものをつくって、そこを会社組織の中では課だけど、ひとつの独立採算の会社にする」と、同書でその構想を語っています。社内ベンチャーとして誕生したその課は、自分たちでルールを作りルートを開発するのです。これは何だか面白そう。

この施策の裏側には、「リベンジをする機会を与えたい」という思いがあります。というのも、

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