“ぼっち”参加の猛者も! コミュニケーションの活性化に繫がる「チームラン」の魅力

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近年、チームラン(リレーマラソン)の大会が急増しています。マラソン大会ではフルマラソンやハーフマラソン、10㎞、5㎞と種目が分かれていますが、長距離走では馴染みのない〝チーム〟という文字がついた種目が人気を博しているようです。

チームランは、駅伝と似ているようで若干ルールが違います。駅伝はあらかじめ決められた区間を決められた人が走る競技。一方チームランは、走る順番や走る距離を自由に変更でき、よりファンランに近い要素を持っています。つまり得意な人が多く走り、ジョギング程度しか走れない人は少しだけ、といった融通も利かすことができるのです。

では一体、なぜ近年チームランが急増しているのでしょうか。米国のランニング専門ブランドのブルックスが「NACK5チームラン in 西武プリンスドーム」(2016年4月9日開催)の参加者に取ったアンケートデータを引用し、その実態を探ってみたいと思います。

社内のコミュニケーション活性化につながっている?

・チームラン参加メンバーの関係性

「NACK5チームラン in 西武プリンスドーム」の参加メンバーの関係性について、調査したデータが以下の通り。これを見ると、参加者の半数以上が「職場の仲間」であることがわかります。やはり同じ職場だと気軽に誘いやすいものなのでしょうか。

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1位 職場の仲間 54%
2位 友人 18%
3位 ランニング仲間 15%
4位 部活・サークル 6%
5位 家族 3%
学校 3%
7位 近所 2%

・チームランに期待する効果

チームランに期待する効果では、「コミュニケーションの活性化」が38%でトップ。職場の仲間とのコミュニケーションを図るツールとしてチームランが使われている、と見ることができます。「他部署との連携強化」、「離職率の改善」という項目も合わせて12%を占めており、やはり会社ぐるみで参加しているケースが多いようです。

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1位 コミュニケーションの活性化 38%
2位 健康増進 18%
3位 チームワークの向上 16%
4位 団結力の向上 15%
5位 他部署との連携強化 10%
6位 離職率の改善 2%
7位 恋愛、出会い 1%

・チームラン参加チームの人数構成

今回のチームランは5時間で、1チーム最大15人まで参加が可能と設定されていました。その中でも一番多かった人数構成が「8人」。2番目が「6人」、3番目が「7人」という回答。中には1人で参加したチーム? もあったようで、どうやら大人数集めなくてはいけないという決まりはないようです。ある程度走りに自信があるのなら、少人数での参加でも十分楽しめるでしょう。

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チームラン(リレーマラソン)は一人が走る順番や回数、周回数、時間は、チームメンバーで自由に決定できるので、初心者から上級者まで楽しめるのが大きな魅力です。メンバー同士がゴールに向かって協力し、タスキをつないでいくことで生まれる一体感は、信頼感や絆を形成。友達やランニングクラブのみならず、企業の福利厚生、職場の仲間とのコミュニケーションツールとしても注目を集めているようです。

もし身近にランニング仲間がいるのなら、仲間同士で楽しめる「チームラン」に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

(調査概要) ※ブルックス調べ

対象/回答数:NACK5チームランに参加した計269チーム、計2,047人

調査方法:手書きアンケート

調査期間:2016年4月9日

ブルックス公式サイト: http://www.brooksrunning.co.jp/

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