【トレランアプリ】初心者必見!知っておきたい山アプリ3選
Jul 30, 2021 / OTHER
Jul 30, 2021 Updated
立川のトレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長で、ご自身もトレイルランレースを走る朝長拓也さんにおすすめのトレランアプリ(山アプリ)を3つをご紹介いただきました。
トレイルランニングの必携品「トレランアプリ」
山の中など舗装されていない道を走るトレイルランニングは、経路などを調べる必要があるので、地図が重要になります。そこで便利なのが『山用の地図アプリ』。トレイルランニングに必要な情報や便利な機能があり、GoogleMapなどの地図アプリで載っていない登山道も確認できるので、山用の地図アプリが役に立ちます。
低い山は迷いやすい
高い山は登山者が大半で道は少ないのですが、人里近くの生活に結びついた低い山は、住人以外にもアウトドアや観光など様々な目的で利用する方が多いので道が多くなります。さらに、道が舗装されて分岐が多く、迷いやすくなるので低い山こそ登山道の確認が必要です。
初心者でも使いこなせる地図アプリがおすすめ
トレイルランニング以外にも登山などで山に行く際は、かつては地図やMapを持ちコンパスを使ってコースや現在位置を確認していましたが、現代ほどんど触れる機会のないコンパスやアナログ地図は、初心者にはハードルが高く、使いこなすまでに慣れが必要です。現代の利便性を活かしたアプリを使えば、初心者でも気軽にトレイルランニングが楽しめます。
おすすめ地図アプリ3選
GoogleMapを見てみると、有名な山でさえも登山道はほとんど確認できません。今回紹介するアプリは『山の中の登山道』『自分の現在地』『ルート』が確認できて、最低限の機能が備わっているので遭難などのリスクを減らすことができます。
1.山と高原の地図
見た目は紙の地図のまま、自分の現在地が確認できます。従来のアナログ地図と同様に、目安のコースタイムも記載されているので、次のポイントまでの時間を把握することが可能。
アプリのGPS機能によって地図上で進んでいるコースが確認できるので、初心者でも迷わずトレランが楽しめます。山域ごとに地図をダウンロードする必要がありますが、慣れ親しんだ山と高原地図をそのまま見れるので、シンプルで非常に使いやすいアプリです。
2.ヤマレコ
ルート作成でき、おおよその行程時間が表示されます。事前に地図をダウンロードできるので、山で万が一電波が繋がらなくても、慌てることなく安心してトレランが楽しめます。
3.Yamap
ルートの作成では中間ポイントも確認でき、それぞれポイントまでの行程タイムも表示されます。コースタイム倍率の設定可能なので、歩いた場合や走った場合など、自分のペースに合わせて目安の数値の調節が可能。初めての場所でもおおよその時間が把握でき、事前にしっかり準備することができます。
アプリのおすすめの使い方
高機能のランニングウォッチを使っているランナーも多いですが、ナビゲーション機能まで使ったことがない方も多いのでは。アプリ上で作成したルート(GPXデータ)をデバイスで取り込むことも可能です。
スマホだけでログを取って地図を確認すると、バッテリーの消耗が早いので、ランニングウォッチなどを利用して地図データを事前に取得し、走ったログはランニングウォッチを使うのがおすすめです。
安全にトレランを楽しむために
最低限ルートと現在位置が把握できるようにしておくことが大切。スマホのアプリを使用するとどうしてもバッテリーが早く消耗してしまうので、必ずトレランにはモバイルバッテリーを持って行きましょう。
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朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走