新緑深まる軽井沢で、はじめてのトレイルへ。1泊2日の合宿「FIRST TRAIL TRIP」をレポート
Jul 12, 2026 / COLUMN
Jul 12, 2026 Updated

ARC’TERYX(アークテリクス)、BEB5軽井沢 by 星野リゾート、Runtripによって開催された「FIRST TRAIL TRIP」。ランニングの経験はあるけれど、トレイルにはまだ踏み出せていない、そんなランナーに向けて、6月28日、29日の1泊2日で開催されました。
ランニングトレーナーの西岡賢一さんのサポートのもと、ピッキオによる自然講座や約13kmのトレイルラン、アークテリクスのシューズの試し履きなどを通して、はじめてのトレイルに挑戦した今回の合宿の様子をレポートします。
自然あふれる軽井沢で、はじめてのトレイルへ

6月28日、29日の2日間、軽井沢に集まったのは、トレイルランニングをこれから始めてみたい、というランナーたち。今回の『FIRST TRAIL TRIP』は、アークテリクスが実施する“街と山をつなぐ”企画のひとつとして開催され、山へ足を踏み入れる機会を体験する企画です。


初日はまず、軽井沢で自然体験アクティビティを提供する『ピッキオ』による自然講座からスタート。講師を務めた大塚さんは、今回走る小浅間山のコースの特徴、季節ごとに姿を変える植物、道端の虫や鳥の気配など、軽井沢の自然の楽しみ方を紹介したうえで、近年話題になっているクマとの付き合い方についても丁寧に説明してくれました。
クマは走って逃げると追いつかれてしまうため、ゆっくりと距離をとることが大切だという話や、熊鈴の役割、クマが森の種子散布に貢献しているという生態の話など、参加者は興味深そうに聞き入っていました。実際にクマに遭遇する確率はそれほど高くないという説明に、少し安心した様子の参加者も見られました。

西岡さんからの走り方に関するレクチャーも受け、参加者たちはいよいよ、峰の茶屋から白糸の滝を経てBEB5軽井沢へと戻る約13kmのトレイルへ。



石がゴロゴロした登山道からスタートし、上るにつれて走りやすい道へと変わっていく地形の変化、木々の間から差し込む光、鳥や虫の気配など、ロードでは味わえない感覚を体感しながらのランとなりました。
トレイルの途中では、立ち止まって西岡さんが走り方をレクチャー。火山礫や軽石が広がる場所ではかかとから接地すると安定して走れること、下りでは走りをコントロールできないことからの恐怖心が湧くため過度に前傾せず“大きなマグロを持っている”イメージで走ると良いといった説明に、参加者たちも真剣な表情で耳を傾けていました。



参加者からは「思ったより崖の近くを走る場面があって驚いた」「場所によって横の動きが必要になり、そこでトレランシューズの大切さを実感した」との声も聞かれました。




BEB5軽井沢でルーズに過ごし、語らう夜


走り終えたあとは天然温泉で汗を流し、夜は夕食やBEB5軽井沢の共有スペース「推し活ルーム」で開かれた座談会で交流を楽しみました。座談会では、サポートランナーを務めた西岡さんから、ケニアやスイス、屋久島、タイ・チェンマイなど世界各地のレースやコースの話が語られ、参加者は写真を見ながら聞き入っていました。


ギア選びの話題では、フランス・イタリア・スイスを横断するUTMBで使った携行品の話題を交えながら西岡さんが解説。シューズについて「岩場や岩盤を走るときはこの硬めのモデルを使うようにしています」と、『NORVAN LD 4』を見せながら地形に応じた履き分け方を説明してくれました。
参加者からは「1人よりも、みんなで走る方がやっぱり違う。孤独ではなく、みんなで一致団結してやる、というのがトレイルランのいいところなのかなと思います」という声や、「誰かと話しながら、初対面の人とでも長い時間一緒にいると、自然といろいろなことを分かち合うことになって、その人の人柄が見えてくる」といった感想も聞かれました。

初対面とは思えないほど打ち解けた時間を過ごしていたのが印象的でした。

翌朝は6kmのモーニングラン。前日の賑やかな雰囲気とは違い、静かで澄んだ朝の軽井沢を走る、落ち着いた時間となりました。
はじめてのトレイルに不安も、「サポートがあったから完走できた」

参加者からは「知らない人と走ることに不安もあったが、実際に走ってみると新しい景色を見ることができた」「トレイルランは玄人向けだと思っていたが、初心者でも十分楽しく取り組めることがわかった」といった感想が聞かれました。

また「登山のゆったりとした楽しさと、ランニングならではの心地よい緊張感の両方を感じられる、いいとこ取りだと感じた」という声もありました。8月に富士登山を控え、体力づくりを兼ねて参加した参加者からは「インストラクターのサポートがあったから完走できた」「危険な道の歩き方や下り方を丁寧に教えてもらえたのがよかった」という感想も挙がりました。

トレイルランで着用した『SYLAN 2』については「足首が靴下のようにフィットして、走行後も疲労感が少なかった」「反発力があり、岩場でのグリップ力もしっかり感じられた」との評価。『SYLAN 2』と『NORVAN LD 4』の両方を履いた参加者は「SYLAN 2は、足首がソックスのようにぎゅっとフィットして、少し軽い印象で、足と一体化して山をどんどん進んでいけるような感覚がありました。NORVAN LD 4は少し硬さがあって、硬いアスファルトを走ってもあまり足が疲れないような感じがしたので、路面によって靴を使い分けることの大切さを感じました」と感想を明かしています。



また、ベストの『NORVAN 7』についても「重さを感じず、走っている最中も揺れを感じなかった」「通気性がよく、雨の中でも背中が蒸れなかった」「思った以上に荷物が入り、サイドポケットも使いやすかった」といった声が寄せられました。
トレイルランニングの魅力に出会えた2日間

アークテリクスのギアとともに、はじめてのトレイルを楽しんだ2日間。講座で自然への理解を深め、実際に山を走り、夜は仲間と語らう。走ることだけにとどまらない時間を通して、参加者それぞれがトレイルランニングの魅力に出会えた合宿になりました。


