手頃な価格で“走る楽しさ”を味わえる!プーマの最新シューズ『ヴェロシティ ニトロ 5』の魅力を解説
Jul 11, 2026 / SHOES
Jul 11, 2026 Updated

ランニングを始めたばかりの人にとって、最初のランニングシューズ選びは意外と難しいもの。そんなランナーの背中を押す一足が、日々のジョグからペース走まで幅広くこなすプーマの最新デイリートレーナー『ヴェロシティ ニトロ 5』です。
ノンプレート仕様で手頃な価格の一足として支持を集めてきた本シリーズが、このたび5代目へと進化。「走ることが得意でない人を応援してくれる一足」と語るシューズアドバイザーの藤原岳久さんに、その魅力を解説していただきました。
プーマのデイリートレーナー戦略における立ち位置

プーマといえば、カーボンプレートを搭載した『ディヴィエイト ニトロ』シリーズの印象が強いブランドです。しかし、近年はデイリートレーナーの拡充にも力を入れています。そのなかで『ヴェロシティ ニトロ 5』は、入門者向けの定番モデルとして明確なポジションを持っています。
藤原さんは、プーマが自社製品を「コンフォート」と「ファスト」の2軸で整理していると説明します。「同じノンプレートでも、『ディヴィエイト ピュア ニトロ』はファスト寄り、『ヴェロシティ ニトロ 5』はコンフォート寄り」と解説します。
速く走ることを楽しむ『ディヴィエイト ニトロ』に対し、『ヴェロシティ ニトロ 5』は気持ちよく走れるソフトな感触が持ち味だといいます。
10mmから8mmへ。より自然に前へ進む一足

『ヴェロシティ ニトロ 5』は、重量約240g(27.0cm)、スタック高35mm(ヒール)、27mm(前足部)。ドロップは前作の10mmから8mmへ低くなり、重量も約10g軽量化されています。
ミッドソールに、軽量で反発性の高い『NITROFOAM』をヒールからつま先まで搭載し、エネルギーリターンは85%を誇ります。
「かつては推進力といえばドロップやロッカー構造によって生み出されていましたが、今はフォームの硬さや素材の設計も大きく影響します。『ヴェロシティ ニトロ 5』は素材によって自然に前へ運んでくれますね」と藤原さんは語ります。

前作はやや軽量でレーシング寄りの性格でしたが、今作はシュータンが厚みのある柔らかな仕様に戻るなど、サポート性が際立つ作りに変化しました。プラットフォームもわずかに広がり、デイリートレーナーとしての安定感が増しています。
プーマ随一のグリップ力を誇るアウトソール

藤原さんが特に高く評価するポイントが、アウトソールの『PUMAGRIP』です。
「プーマのなかでも随一のグリップ力です。雨の日のイベントで泥のついた路面を走っても、コーナーで滑る不安がまったくありませんでした」と話します。

ソフトなフォームは、アウトソールやミッドソールを硬くすることで安定させるのが一般的ですが、『ヴェロシティ ニトロ 5』は柔らかな『NITROFOAM』と『PUMAGRIP』のバランスが秀逸だといいます。
「柔らかさとグリップの相性がよく、全体的にしっかりした作りになりました。耐久性もいいですね」と藤原さんは評価します。
初心者からサブ4ランナーまで、幅広く後押し

続いて、藤原さんはこのシューズをおすすめしたいランナーについて解説。まずおすすめするのは、走ることが得意でない人や、これから走る楽しさを知りたい初心者です。
「過剰なクッションではなく、走り始めのランナーに必要な接地感覚を備えています。まずはこの一足から走る楽しさを感じてほしい」と話します。
価格が税込16,500円と手に取りやすい点も魅力です。「走り始めてしばらく経つと、徐々に気分が上がってくるので、足が張っている日や気分が乗らない日にも、走ってよかったと思わせてくれる一足です」と藤原さんは自身の使い方を語ります。

ペースは、ゆっくり走るジョグよりも少し速めのリズムで走ると本領を発揮します。
「軽量でソフトな感触なので、ペースが遅すぎると沈む印象が残ります。ある程度テンポよく走ると、フォームが弾んで前へ進みます」と藤原さんは解説します。
フルマラソン完走やサブ4を目指すランナーから、夏の走り込みや秋のレースに向けて一足を探している方まで、幅広く応えてくれる一足です。気になる方はぜひチェックしてみてください。
詳細情報
プーマ|ヴェロシティ ニトロ 5

・価格:¥16,500(税込)
・重量:約240g(27.0cm片足)
・ドロップ:8mm
【動画からご覧の方はこちら】
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)





