落合晃「本当に感謝の気持ちでいっぱいです」5月30日開催「MDC GP」で日本記録誕生
Jun 04, 2026 / EVENT
Jun 04, 2026 Updated

2026年5月30日(土)、東京・世田谷にて「MDC(Middle Distance Circuit)GP(以下、MDC)」が開催。熱戦が繰り広げられた今大会では、男子800mで落合晃選手(駒澤大学)が日本新記録を樹立し、大きな話題を呼びました。本稿では当日の様子を振り返ります。
世界一のグラスルーツレースを目指す「MDC」とは

本大会は男子800m競走の元日本記録保持者・横田真人氏(TWOLAPS)が主催する中距離種目専門のレース。Runtripが「楽しむも速さもすべてを応援する」という思いのもと協賛する大会でもあります。
そんなMDCのコンセプトは「世界一のグラスルーツレースへ」です。
「『世界』と『グラスルーツ』。本来は相反するこの二つの言葉を、どうすれば同時に成立させられるのか。MDCは2021年のスタート以来、その矛盾とも言える問いと向き合い続けてきました。
トップアスリートだけの舞台ではなく、地域に根ざし、人の挑戦や熱量が積み重なっていく場所で、関わる一人ひとりの物語を動かしていくこと。それこそが、MDCが掲げてきた“グラスルーツ”という考え方です」(参考:https://twolaps.co.jp/mdc/)

上記の思いのもと、今大会の会場ではシューズプロダクトなどを展開するOnをはじめ、さまざまな企業のランニング関連商品を試すことができるブースが設けられました。そのほかにもこどもが楽しめるコーナーやイベントも企画。当日はランナーから家族連れまで幅広い層が会場を訪れました。

地域に根差した大会としての側面を持ちつつ、「世界一」を目指すことを体現するかのように数々の好記録が誕生してきた「MDC」。一例として「GP大阪」(2021年開催)では田中希実選手が女子1000mで2分37秒72の日本新記録を樹立そ、MDC東京(2022年開催)では薄田健太郎選手が男子1000mで2分18秒69の日本新記録を記録。まさしく「世界一のグラスルーツレース」として陸上競技ファンが注目する大会となっています。

そんなMDCの会場に来ている人は、ランニングをすることが習慣になっている方も多いはず。Runtripは会場にて有料アプリコンテンツ『Runtrip PREMIUM Plus powered by Vitalityスマート(通称、Runtrip PREMIUM Plus)』をチラシで案内しました。
本サービスはお得な特典(リワード)がたくさん用意されているプラン。「Runtrip Store」でランニングアイテムをお得に買えるほか、代々木公園を走るときに便利なランニングステーション「Runtrip BASE YOYOGI PARK」の利用料が無料になる特典も用意。また走行距離に応じた特典が付与される「アクティブチャレンジ」ではドリンクチケットなども用意されています。
強風が吹くなか男子800mで日本新記録が誕生!

女子800mで日本記録を保持している久保凛選手(積水化学)や男子1マイル(ロード)の日本記録保持者・本田桜二郎選手(早稲田大)が出走するなど、豪華な顔ぶれが揃った今大会。最大のハイライトとして挙げられるのは、男子800mで生まれた日本新記録。落合晃選手(駒澤大学)が1分43秒45を記録し、自身の持つ日本記録を0.45秒塗り替えました。

強い風が吹くコンディションのなかでも圧巻の走りを披露した落合選手。レース後のインタビューでは「大歓声の中で、こうして日本記録を更新できたことは本当に嬉しいです。風は強かったんですけど、コンディションも少しずつ上がってきていて、風も感じないくらいに走れました。会場(の皆さん)がすごく応援してくださったので、それ(風)も感じないくらい走りができました」と喜びを表現。

また日本記録の更新について問われると「(2027年9月に北京で開催される)世界陸上の参加標準記録が1分43秒00になったので、まだまだ届かないところが今日の走りだと思います。43秒を切って、42秒台で世界と勝負できるようにしていきたいです」とコメント。落合選手は現状に満足することなく、次の目標を見据えています。
選手と観客が一体となり生まれた日本記録

日本記録更新という偉業を達成した落合選手。レース後のインタビューで何度も口にしたのは「感謝」という言葉でした。
「たくさんの方に(会場へ)足を運んでいただいて、こうして走れたことは本当に感謝の気持ちでいっぱいです。日本記録が出るような雰囲気も作ってくださったのは会場の皆さんなんで、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」(落合選手)

地域に根ざしたグラスルーツレースとして、世界基準の日本記録が生まれた今大会。MDCが積み重ねてきたコンセプトが体現された1日となったことは間違いありません。

画像提供=TWOLAPS
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