雪道でも安全にランニング! 冬を乗り切る高機能ランニングシューズ10選
Dec 26, 2024 / SHOES
Dec 26, 2024 Updated
厳しい寒さが続く今日この頃。地域によっては路面の積雪や凍結によって、いつも通りのランニングが難しくなる場所もあるでしょう。冬の間は走らない、外は走らずにジムに行くといったランナーは多いかもしれません。
また、雪が降らない地域でも、厳しい寒さや路面凍結がパフォーマンスに影響を与えることがあります。どちらの環境でも、安全にランニングを楽しむためには、冬の路面状況に適したランニングシューズが欠かせません。
こちらの記事では、雪道でランニングをする際の注意点と共に、防滑性や防水性に優れたランニングシューズをご紹介。冬でも安心してランニングを続けたい方はぜひ参考にしてください!
1.雪道でランニングする際の注意点
雪道でランニングをする際は、普段とは違うポイントに気を付けなければなりません。
1. 滑りにくいシューズを準備する
雪道は滑りやすく、接地時や蹴り出す際に足を滑らせると転倒やけがの原因になりとても危険です。そのため地面をしっかり掴む、グリップ力の高いランニングシューズを使用しましょう。雪道に対応したシューズを履くことで、安全性が大幅に向上します。
2. ルートとペースを工夫する
凍結しやすい場所や、急な坂道を避けたルートを選びましょう。平坦な道でも、カーブや曲がり角などの方向転換を伴う動きは滑りやすいため注意が必要です。また、短い歩幅でペースを抑えて走ることで、安定性を確保できます。
3. 防寒・防水対策を徹底する
雪道ではシューズの中に雪や水が入ったり、シューズについた雪が溶けて濡れてしまったりします。そのため防水性や撥水性のある素材を選ぶことが重要です。これにより足元が濡れず、冷えを防ぐことができます。ウェアにも防寒性と防水性が求められますが、汗をかいて冷えないよう、吸湿速乾性のインナーを着用し、適切にレイヤリングしましょう。
2.雪道でランニングする際に選ぶべきシューズの特徴
雪道を走るのに適したランニングシューズには、どのような特徴があるのか見ていきましょう。
1.優れた防滑性
アウトソールにラグ(凸凹模様)が施され、雪や凍結路面でもしっかりとグリップ力を発揮するものがおすすめ。より安全性を高めたい方は、靴用の滑り止めをつけると安心です。
2.防水性・撥水性
雪や水がシューズ内部に浸入しないよう、防水素材や撥水加工されたアッパーを採用したシューズを選びましょう。シューズの内部を濡らさないことで、快適性を保つだけでなく、足を冷えから守ります。
3.耐寒性・保温性
寒さが厳しい場所や足の冷えが気になる方は、断熱性や保温性が高い素材が使用されているシューズがおすすめです。寒冷地用に特化したランニングシューズには、裏地に保温素材が使われているものもあります。
4.安定性の高い設計
雪道では路面が不安定になるため、スピードよりも安定性を重視ししましょう。ミッドソールにクッション性があり安定した着地ができるもの、足首周りのサポート性に優れたシューズがおすすめです。
3.雪道におすすめのランニングシューズ10選
以下は雪道に対応したランニングシューズ10選です。シューズ選びに迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。
1. アシックス|GEL-Trabuco 12 GTX
『GEL-TRABUCO 12 GTX』は、防水透湿性に優れた『GORE-TEX』ファブリクスを採用。蒸れを軽減して快適さをキープするトレイルランニングシューズです。軽量ながら、中足部の接地面積が広く、さまざまな地形で安定性を発揮します。アウトソールには『ASICSGRIP』を採用し、オフロードの路面でもしっかりと走る感覚を感じられます。
2.アシックス|GEL-SONOMA 7 GORE-TEX
3.Salomon|SPEEDCROSS 6 GORE-TEX
「タフさ」と「スピード」を兼ね備えたSalomon を代表するトレイルの定番 『SPEEDCROSS 6』。軽量化を追求しつつさらにパワーアップした今作は、優れたグリップが濡れた路面でもしっかり捉え、泥落ちもスムーズです。
また、防水性と通気性に優れた『GORE-TEX』素材は濡れた地面やぬかるみに最適。新デザインのアッパーは柔軟性に優れ、あらゆる場面で履きやすい一足に仕上がっています。
4.Salomon|XA PRO 3D V9 GORE-TEX
『XA PRO』シリーズの9代目である今作は、主に履き心地と耐久性がアップデートされました。アウトソールは前作『XA PRO 3D V8』のパターンと、Salomonの定番ハイキングシューズである『X ULTRA』のパターンをミックスした特殊なラグ形状とパターンによって、あらゆる路面に対応するグリップ力を確保しています。
ミッドソール内部には薄型で軽量な『3D Advanced Chassis』パーツがあり、かかとのサポートや足首のねじれ防止に貢献します。もちろん防水透湿性もばっちりです。
5.ナイキ|ペガサス トレイル 5 GORE-TEX
『ペガサス トレイル 5』は、自然の中を駆け抜けるための機能性と、洗練されたデザインが融合した、冬仕様のランニングシューズ。防水性に優れた『GORE-TEX』のアッパーと3Dプリントを施したトゥキャップで雪道でも足が濡れにくく快適性を保ちます。
ミッドソールにはクッション性と反発性に優れた『ReactX』フォームをフルレングスで搭載しており、優れたエネルギーリターンを提供します。
6.アディダス|TERREX AGRAVIC FLOW 2 GTX GORE-TEX
このシューズの特徴は、並外れたグリップ力を発揮する『Continental™︎』ラバーアウトソールです。『Continental™︎』ラバーはタイヤメーカーが開発した素材で、スリップによるエネルギーロスを軽減します。
軽量ながら反発力のある『Lightstrike』を使ったミッドソールは、しっかりと地面を掴むことができ、軽快な走りをサポートします。アッパーにはGORE-TEX素材が使用され、雪道でも快適です。
7. ナイキ|ウィンフロー 11 GORE-TEX
GORE-TEXが全面をカバーして、足を踏み出すたびにさらりとした状態をキープできる一足。クッション性の高い『Cushlon 3.0』フォームと、ミッドソールに搭載したフルレングスの『Nike Air』ユニットの組み合わせにより、優れたエネルギーリターンを実現します。
さらに、足中央部に伸縮性のあるバンドを使用し、前足部に余裕を持たせることで、足に寄り添うような優れたフィット感を感じられます。
8.ナイキ|ペガサス 41 GORE-TEX
コンディションの悪い路面でも飛ぶように走れる冬仕様の『ペガサス 41 GORE-TEX』は、 2つの『Air Zoom』ユニットと、クッション性に優れた『ReactX』フォームミッドソールの組み合わせで、軽量化と優れたエネルギーリターンの両方を実現しました。
さらに、防水性に優れたGORE-TEXのアッパー、全体にあしらったリフレクティブ(再帰反射)素材のデザインで、悪天候でも安心して走れます。
9.アディダス|SUPERNOVA GORE-TEX
アッパーは防水透湿性に優れたGORE-TEX素材を使用しており、雪道でも足をドライに保つことができます。ミッドソールに搭載された『Dreamstrike+』のクッショニングが柔らかいステップを可能にし、スタートからゴールまで滑らかで、弾むような足取りが実感できます。
また、『Continental™』ラバーアウトソールがしっかり地面を捉えるため、路面が濡れている時でも、自信を持って走ることができる一足です。
10.On|Cloud 5 Waterproof
Onの特許技術 『CloudTec®』が、抜群のクッション性で接地時の衝撃を和らげ、まさに雲の上を走っているような感覚を実現したシューズです。100%防水・防風の特殊メッシュで作られたアッパーは、足を濡らさず快適に保ちます。
また、シューレースを結ばないイージーエントリーシューレースシステムは、足をサッとシューズに滑り込ませるだけの簡単脱着で、ランニング中にシューズが脱げることもありません。
4.冬も快適にランニングを楽しもう
長い冬の間、雪道を走るのは怖いけれど、出来ることなら外を走る感覚をキープしたいという方も多いはず。今回ご紹介したように、近年はグリップ力や防水性に優れたランニングシューズが増え、雪道でも快適に走れるようになりました。
安全には十分に気を付けて、今年の冬は雪道でのランニングを楽しんでみては?
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