世界一豪華な駅伝チーム!? メダリスト3名が語るバーチャル駅伝の魅力
Nov 18, 2021 / EVENT
Dec 14, 2021 Updated
オリンピック女子マラソンメダリスト有森裕子さん・ 高橋尚子さん・野口みずきさんの3名がチームを結成し、バーチャルレース『ASICS World Ekiden 2021』に参加。11月12日には3人がリアルにタスキを繋ぐスペシャルイベントが日産スタジアムで開催されました。
このイベントは、42.195kmを6区間(5km×3、10km×2、7.195km×1)に分け、世界中のチームと競い合うオンラインイベント。最大6人のチームで参加でき、フィットネス・トラッキング・アプリ『ASICS Runkeeper』アプリを使って期間中いつでも・どこでも・誰とでも参加が可能。
女子マラソンメダリスト3名で結成された『DREAM MARATHONERS by ASICS』
日本女子マラソンの歴史に名を刻んだこの3名が、同じチームでタスキを繋ぐのは今回が初めてとのこと。高橋さんは、イベント前に”心の繋がりの濃さなら負けない”とお互いの信頼の強さを語りました。
さらに「有森さんは元チームメイトでありながら駅伝でタスキを繋ぐのは初めて。野口さんも一度同じハーフマラソンを走っただけなので、同じチームで走れるのは嬉しい」と続け、有森さんは「競技を引退してからも一緒にタスキを繋げるのはランニングならではの醍醐味。楽しみです」と期待を膨らませます。野口さんは「有森さん、高橋さんと走れるのは夢のよう。駅伝は普段の力以上のものを出せると思うのでワクワクしている」と語り、今回の『ASICS World Ekiden 2021』がともに競技人生を歩んできた3名にとって “心”が繋がる特別な機会であることが伝わってきました。
女子マラソンメダリスト3名のランニングスタイル
今回3名は事前に7.195kmまたは10kmを走り、イベントでは有森さん、野口さん、高橋さんの順に5kmずつ走り42.195kmを完走。出走前後では現役時代の秘話や今のランニングに取り組む姿勢などについてのこぼれ話も聞けました。
ウォームアップはスタート2時間前から、シューズは当日の朝に決める
高橋さんの現役時代のレース当日のルーティンは、レースの本番の2時間前からアップをスタートし、体操・ストレッチ・ウォーキングに加え、30分以上ジョギング+流し(ウィンドスプリント)を4本ほどで身体に刺激を入れてスタートラインに立っていたそう。オリンピックレース本番のシューズ選びについては、50足ほどから前日までに4足に絞り、当日の朝に足入れしてフィットしたシューズに決めていたとのこと。ミリ単位のフィット感の違いを履き分ける高橋さんは、当日も走る直前にペースに合わせて3足のシューズのなかから『HYPER SPEED』をチョイス。
アップテンポの音楽で気持ちを上げ、レース序盤でコンディションを把握
野口さんはアップテンポの曲で気持ちを高めているそう。当日も走っている時は頭のなかでHIPHOPが流れていたというほど。現役時代、マラソンなどの長距離を走る際は、序盤でコンディションを把握しながらレースを展開していたそうで、「ベルリンマラソンの際はペースメーカーが速く入りすぎて、心臓がとまりそうだった!」と日本新記録を樹立したレースのエピソードも。
アップダウンでリズムをつくる、想定外をも楽しむ
有森さんは、現役最後の『ラストラン』以来、ゆったりとしたペースで身体を動かすことが多かったそうですが、今回10年以上ぶりにMAXで追い込んだそう。「これから走ることが好きになってくれるであろう子供たちを想いながら走った」と語ってくれました。
想いをのせた “心のタスキ” を繋いだ42.195km
チームメイトへの想いをタスキに乗せて走った42.195km。高橋さんは「思いっきりみんなと想いを分かち合いながら全力を出した駅伝だった。タスキを受け取る際に感じた高揚感を多くの方に感じてもらい、みんなで笑い合いたい」と振り返り、野口さんは「ハイペースで走れたのは、”駅伝”だったから。仲間に刺激をもらいながら走る楽しさやタスキを繋げる喜びを感じてもらいたい」と語りました。有森さんは、大会がバーチャルで開催されることでより多くの方が楽しめることに触れ、「オンラインであればどんな方でも繋がってスポーツを楽しめる。今後ますます必要とされる大会の在り方なのだと感じる」と今後の大会の在り方にも期待をにじませていました。
『DREAM MARATHONERS by ASICS』の結果は、『ASICS World Ekiden 2021』イベントページからチェック!
スポーツで感じるポジティブな変化を仲間と共有できる「Mind Uplifter」
スポーツすることで心がどのように変化するかを可視化できる『Mind Uplifter』。チームメンバーと心理的な変化を共有し合うことで、体を動かす喜びを感じられたり、チーム力を高めながら楽しくレースに臨めます。今回3名も走る前と走った後で『Mind Uplifter』を活用し、3名とも平均して20~30%ほど、レース後の精神状態はポジティブに上向いているという結果になりました。ぜひ皆さんも走る前後で活用してみてくださいね。
ASICS World Ekiden 2021
イベント詳細
開催期間 | 2021/11/11(木)〜11/22(月) |
エントリー期間 | 2021/10/5(火)〜11/22(月) |
距離 | 42.195km |
区間 | 6区間(5km3区間、10km2区間、7.195km1区間) |
人数 | 1チームあたり6人まで登録可能 |
対象 | 国籍、性別、ランニング経験の有無を問わず、誰でも参加可能 |
計測 | フィットネス・トラッキング・アプリ『ASICS Runkeeper』 |
参加費 | 無料 |
エントリー特典 | オンラインストアと対象のアシックス直営店で使える10%OFFクーポン |
完走特典 | OneASICSポイントを1,000円分 |
公式ページ | こちら |
エントリー | こちら |
3名の履いていたASICSランニングシューズでEkidenを走ろう!
■NOVABLAST 2
『トランポリン』のように弾むような走り心地が人気のNOVABLASTシリーズ。『NOVABLAST 2』は、ボリューム感のある見た目ながら軽量で、優れた反発性と安定性が両立したシューズ。シュータンが繋がった構造になり、足とシューズの一体感、フィット性が向上。鮮やかなカラーリングや意匠的なデザインもNOVABLAST 2の大きな魅力のあらゆるランナーにおすすめのシューズです。
・価格:¥17,600(税込)
・商品紹介サイト:Men’s/ Women’s
・NOVABLAST 2のレビュー動画はこちら
■HYPER SPEED
スピードを楽しむランナー向けのレーシングシューズ。軽量でガイドのある剛性の高いソールが前方へのスムーズな重心移動をサポートしてくれます。テンポアップランからレースまで様々な距離にも対応する、接地感を感じたいランナーにおすすめのシューズです。
・価格:¥9,790 (税込)
・商品紹介サイト:Men’s/ Women’s
■GEL-DS TRAINER 26
オーバープロネーション対応のスピードモデル。反射材入りのデザインが嬉しいポイント。クッション性とガイド性を感じられるバランスの取れたシューズです。
・価格:¥13,200 (税込)
・商品紹介サイト:Men’s/ Women’s
今「だからこそ」のスタイルで、好きなときに好きな場所で好きな仲間との繋がりを感じながら、ランニングを楽しみましょう!
実際にメダリスト3名がタスキを繋ぐ様子は、ぜひ動画でご覧ください。
【合わせて読みたい】
有森裕子さん
バルセロナオリンピック銀メダリスト/ アトランタオリンピック銅メダリスト
高橋尚子さん
シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト
現在はスポーツキャスターとして活躍
野口みずきさん
アテネオリンピック金メダリスト