【ランニングシューズ】お手入れ方法3つのポイント!シューズアドバイザーが解説

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今回は皆さんの質問にお答えするQ&Aコーナーとして、ラントリップ お馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんに『ランニングシューズのお手入れ方法』を解説していただきました。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。

快適にシューズを履き続けるにはお手入れやローテーションが大切

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日々ランニングシューズを履いていると汗や泥で汚れてしまうもの。そんな時、ランニングシューズは洗ってもよいのでしょうか?

藤原さんによると「汚くなってしまったら洗っても問題はないが、洗う回数はできるだけ減らした方がいい」とのこと。その理由として、シューズのソールとアッパー部分は接着剤に熱を加えて圧着することで接着しているため、熱を加えると剥がれてしまうと言います。

「洗う場合はインソールを外して、インソールの足先部分を入念に洗い日陰干しをおすすめします」と藤原さん。

シューズの樹脂は熱に弱く、室温・常温の環境に置くことを推奨されているため日陰干しがベストとのこと。また、洗濯をする場合は中性洗剤もしくは石鹸を使用し、歯ブラシなどで優しく擦ることが望ましいと言います。

また、シューズのコンディションを考えると、脱ぎ履きする際にシューレース(靴紐)をほどくことや複数のシューズをローテーションしていくのが良いそう。

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シューズを脱ぎ履きする際、「シューレースをほどかないとシューズの踵部分に負荷がかかってしまう」と藤原さん。また、足の甲周りのサイズは体調や時間帯によって微妙に変化するため、脱ぎ履きする度に靴紐をほどいたり結んだりすることでしっかりとフィットするとのこと。

シューズのローテーションに藤原さんは「シューズを履いて、クッションが潰れてから戻るまで休ませる時間が必要」と解説。また、同じシューズばかり履いていると走るフォームのクセによって同じところばかり擦り減り、さらにフォームのクセも強くなってしまいます。

だからこそ、藤原さんは複数のシューズをローテーションしてシューズの機能性が回復してから使用することをおすすめしています。

ぜひ参考にして、快適にランニングを楽しんでいきましょう!

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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト

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