「適度なエクササイズは生理中の体調の改善につながる」STRAVAが生理周期と運動に関するアンケート調査を実施

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生理中に体を動かすことがつらいと感じたり、パフォーマンスが低下すると感じている女性は多いのではないでしょうか。今回、アスリートのためのソーシャルネットワークサービスを提供するSTRAVAが、運動と生理の関係について調査した結果を発表しました。

STRAVAは、生理周期に基づくトレーニングや栄養管理のアプリFitrWomanとイギリスのセント・メアリー大学の研究チームと共に、世界中でStravaを利用している14,000人以上の女性を対象に、生理周期と運動に関するアンケート調査を実施。*1

その中で、78%の女性が適度なエクササイズは生理周期がもたらす体の不調を緩和すると回答したとSTRAVAは公表しています。

生理中のエクササイズは心身の不調を解消

調査に参加した72%の女性は運動と生理周期に関する教育を受けたことがないと回答。また、アスレチックコーチを持つ女性においても、大多数の81%がトレーニングに対する生理周期の影響について、コーチと話したことはないと答えています。

しかしながら、半数以上の女性(65%)は生理前・中に自分のパフォーマンスが低下したと感じており、69%の回答者が生理周期によって運動習慣の変更を余儀なくされることがあると答えたほか、88%が生理中に運動パフォーマンスの低下を感じることがあるという結果が出ています。さらに、3人に1人(33%)の女性が月経周期のために仕事を休んだことがあると回答しています。

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一方、調査に参加した約半数(47%)の女性は、適度な負荷のエクササイズ(会話ができる程度に呼吸が上がる運動)は生理痛や気分のむら、食欲増進などの、生理周期がもたらす心身の不調を解消するのに最も効果的であると回答しました。アクティブに体を動している女性は、生理中でも適度に体を動かすことにより、体調を改善することにつながると実感していることが分かります。

こうした傾向に対して、自由が丘クリニックの医師でトライアスリートでもある黒田愛美先生は次のように話しています。

「今回の調査で“72%は運動と生理周期に関する教育を受けたことがない”と回答していますが、日本においても運動と生理周期の関わりについて学ぶ機会はまだ少ない環境だと思います。トップ選手や医療の現場でも女性の生理周期とスポーツに関する研究結果が少ないという課題もあります。私は医師であるとともに、トライアスリートとして日頃から運動をし日本代表選手として国際大会に出場した経験がありますが、10年以上前に過度な糖質制限を行ったことで生理周期に悪影響を及ぼしてしまった経験があります。何かを急激に変えることには代償を伴うこともあります。

女性アスリートの皆さんが継続的に運動していくためにも、オープンに話すことが避けられる、生理周期とスポーツの関係について、今回の調査のような情報やアスリートの声を発信し、女性同士が積極的に情報交換を行える環境を作っていくことが大切だと思います。こういった話題がオープンに話され、自分の体とよく向き合い、適度な運動を取り入れてほしいと思います。また、ハードにスポーツを行っている女性は、専門家に意見を求めたり、医師の診断を受けながら健康的にスポーツを楽しんでほしいと思います。」

皆さんもぜひ、生理中でもアクティブに過ごすために、自分の体と向き合いながら軽いランニングやストレッチなどのエクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか。

《備考》
*1 アンケート調査は、アイルランド、アメリカ、イギリス、スペイン、ドイツ、ブラジル、フランスのStrava利用者14,184人が回答し、FitrWomanアプリの共同開発者でありセント・メアリー大学の客員準研究員であるGeorgie Bruinvels博士の監督のもとで実施。

 

   
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