「神コース、実走。」 #2 |TOKYO2020へ思いを馳せる東京湾岸ラントリップ
Jan 31, 2019 / SPOT
Apr 26, 2019 Updated
ラントリップでは “思わず走りたくなるコースに出会える” ランニングコースの投稿と検索ができるサービス『Runtrip』を提供しています。
実際運営している我々自身が思わず「走りたい!」と思うコースが日々ユーザーさんから投稿されておりまして、だったら特に「これは神コース」と言える投稿コースを実走しようじゃないか、という運びになりました。
名付けて
「神コース、実走。」
今回の神コースは たけぽん さんのこちらのコースです。
神コース、実走。 #2|2020東京オリンピックレガシーロード
いよいよ来年に迫った東京オリンピック。選手村やいくつかの競技場は新たに建設の真っ最中ですが、建設中の様子は今しか見られませんね。そんな来年のビックイベントに向けて日々進化していく東京、湾岸の街をラントリップする今しか楽しめない神コースです。
地図上で見るとこのようなルートをたどります。月島駅発着の本コース。
今回はさらに建設中の『有明アリーナ』『東京アクアティクスセンター』に足を伸ばすカスタマイズコースを実走してきました。
いざ、実走!
今回は三度の飯よりビールとテニス(とランニング)をこよなく愛する竹村が実走しました。
月島駅の地下コインロッカーに荷物を預けて、いざ実走スタートです。
ラントリップアプリから、該当コースのマップをタップしてナビゲーションを起動させます。
Apple Watchも連動できるので、今回はWatchのナビゲーションも使いながらラントリップ。
まずは月島のもんじゃストリートとして有名な『月島西仲通り商店街』を駆け抜けます。古き良き東京下町風情を体験できる、なんとも味わい深いスタートです。夜スタートだったら間違いなくそのままもんじゃ焼き直行ですね、朝で良かった。
ちなみにすでにこの『月島』という土地も埋立地。今回のレガシーロードは、すべて埋立地ということになりますね。
勝どき駅周辺の高層マンション群を駆け抜けて、まず目指すは『選手村建設地』へ。
勝どきを抜けて晴海埠頭に近づくと、早速この看板が現れます。
看板を横目に埠頭方面に目をやると、そこはまさに建設真っ只中の異空間でした。
走り進むと、360度の大開発地帯。圧巻の景色が広がります。すでに気分は2020、オリンピックへのテンションが早くも最高潮。
ちなみに、こんなにたくさん建設して、2020後はどうなるの⁈という素朴な疑問が湧いてきいますが…大会後は宿泊施設を改装、さらにタワーマンションも2棟追加し、合計約5650戸のマンションとして活用されるそうです。晴海エリアの大規模再開発プロジェクトということですね。
選手村のさらに先に、晴海客船ターミナルがまだ健在。こちらは閉鎖/ 解体が決まっているので今しか楽しめない!ということで少しだけ足を伸ばしました。
お台場エリアも含めて東京湾を一望できるこのターミナル、夜景デートスポットとしての名声は伊達じゃない。
もはやただの観光ランと化してます。
建設中の選手村をバックに、海風にたなびく日の丸に国家を(心の中で)斉唱しつつ、先を急ぎます。
晴海大橋を渡り、豊洲エリアへ。
晴海大橋は2006年に開通した比較的新しい橋。大きく開けた視界がラントリップのテンションを一気に高めてくれる、走って最高に気持ち良い橋です。
ここでも当然、観光タイムを挟みます。
晴海大橋を渡りきると、そこにはハードル競技でオリンピック3大会出場の為末大さんが館長を務める『新豊洲 Brillia Running Stadium』がありました。
メインの施設は『全天候型60m陸上トラック』ですが、ロッカー&シャワーをランニングステーションとして利用することができます。今回のエリアをコンパクトに楽しむには、こちらを利用すると良いかもしれませんね。
そのまま直進して東雲運河を越えると…
『有明アリーナ』の登場!
こちらはバレーボール競技が予定されています。建設中の実物は、大きく迫力があり、こちらも2020への期待で胸がいっぱいになります。建設中の『有明アリーナ』は場所的な制約から完成した屋根を輸送することができず、巨大な屋根の鉄骨を横にスライドさせて完成させていく世界的にも難易度の高い『トラベリング工法』の真っ只中でした。建築萌えが止まりません。
完成イメージを発見。テンションMAX!!
最後の見所、『アクアティクスセンター』へ向かうため、東雲〜辰巳エリアを疾走。
この辺りはどこを走っても、空が抜けていて本当に気持ち良いです。
『辰巳の森海浜公園』に到着!
公園の奥に見えるのが、目指していた東京アクアティクスセンターです!
どーん!
どーん!
こちらは水泳競技の会場となります。
建築的にこちらも難易度の高い『リフトアップ工法』で7,000トンの巨大屋根を一気にワイヤーで釣り上げる離れ業を成し遂げました。建設業界のエースが投入されている一大プロジェクトを間近で見られる興奮に、建築萌えが止まりません。
記念にパチリ!
そんな近代建築ラッシュど真ん中に存在する日本の古き良き住まい、『辰巳団地』は辰巳の森海浜公園のすぐ横に。
今回のラントリップはこちらでフィニッシュです。観光ラン、お疲れ様でした。
スタートの月島/ ゴールの辰巳団地と、道中の超高層タワーマンションや巨大建築の数々、歴史と進化のコントラストに時の流れを一気に体感できるタイムトリップランでした。
この魅惑のタイムトリップランを味わえるのは今だけ!
ぜひ皆さんも今回の神コース、実走してみては?
今回我々が実際に走ったルートはこちらです。
また、前回の「神コース、実走。」はこちら。
最後に
ラントリップでは日々魅力的なコースが投稿され、あなたにとっての神コースがきっと見つかるはずです。
次回の「神コース、実走。」もお楽しみに!
次に紹介されるのは、アナタのコースかも!