来年のための箱根駅伝観戦。大手町フィニッシュ地点vsテレビ観戦、どっちがいい?
Jan 26, 2019 / COLUMN
May 12, 2019 Updated
お正月の風物詩『箱根駅伝』。2019年もさまざまな感動のドラマが繰り広げられました。選手や関係者の方、そしてファンの皆さま、今年もお疲れ様でした! 皆さんはどちらで応援しましたか? 毎年、関東のファンにとって悩めるポイントは、どこで応援するのかということです。自宅観戦? それとも沿道からの応援? 私は例年大手町のフィニッシュ地点で応援していますが、第95回大会は自宅から応援したので、今回は箱根駅伝の沿道vsテレビ観戦の応援体験の違いについてまとめてみました。
なぜあえてテレビ観戦?
今年、なぜテレビ観戦をしたかというと、テレビ中継を少しも見逃したくなかったからです。例年、大手町への移動中にラジオやツイッターで情報収集していたものの、乗り換えや徒歩の間など、中継を見られない時間が長かったのです。また、大勢の応援により大手町の規制が年々厳しくなっているように感じたので、今年は応援する場所を変えてみようと思ったのです。
どちらも楽しいが……
テレビ観戦の一番の利点は、暖かく快適な自宅のリビングで、途切れずにテレビ中継を見られることです。テレビの前で「やっぱり家はいいね~」とお茶を飲みながら、余裕を持って応援することができます。また、ツイッターや公式ガイドブック、Ekiden Newsさんの『あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド!』などを駆使すれば完璧です。今年気付いた大手町フィニッシュ地点と自宅観戦との違いを様々な項目ごとに利点、欠点をまとめてみました。
最後のランナーのゴールを見届けられる
大手町では、レース直後に各校の駅伝チームが応援してくれた人への報告会を行います。しかし、この報告会は意外と早く終わってしまい、下位でフィニッシュを迎える大学まで応援していると、報告会はほぼ終わってしまっています。そのため毎年、上位校がフィニッシュした後に、泣く泣く大学別報告会に向かっていました。しかし、自宅のテレビで見れば報告会に移動する必要がないので、最後まで応援できます。
さびしいのは駅伝ファンとの交流がないこと
箱根駅伝の名物といえば、尊敬するほど献身的で詳しい箱根駅伝ファン。沿道、特に大混雑の大手町まで行くと、多くの箱根駅伝ファンと出会えます。私が印象に残っているのは……早朝バスで一人で大手町に来て、選手たちの出身高校まで暗記している中学生。また、駅伝中継を携帯で見ていると「すみません、私にも見せてください」と画面にグイっと近寄ってくるマニア。はたまた私の大学応援グッズを見て「あ、あなたも○○大出身ですか?」と声を掛けてきたおじさんなど、老若男女いろいろなファンがいます。また、ゴール近くの特設実況で「今トップの○○大学が馬場先門を通過しました」というアナウンスが入ると「おぉー!」と会場全体が盛り上がるのも沿道応援の醍醐味です。
物足りなかったら?
東京近郊にお住まいで、テレビ観戦だけでは物足りない方は、期間限定で開催される東京駅八重洲地下街での箱根駅伝展の催しや、読売新聞本社前に行ってみるのもオススメです。箱根駅伝展に行けば、駅伝ファンとの交流があるかもしれません。そして、公式グッズの他、訪れる日によっては往路の号外なども手に入ります。
最後に
今回は、箱根駅伝の応援場所の違いについてまとめてみました。沿道までラントリップして大声を出すのもよし、家で快適に応援するのもよし。少しでも来年の応援の参考になったら嬉しいです。私はやはり沿道の熱気が恋しいので、第96回大会は再び沿道に向かいます。それではみなさん、今年も楽しい1年にしましょう!