【マラソン】「30kmの壁」攻略アイテムとは?ラントリップ編集部が本気で選んだ “マラソン後半の失速対策アイテム” 5選
Dec 14, 2025 / OTHER
Dec 14, 2025 Updated
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マラソン後半の失速を防ぐためには、日頃のトレーニングだけでなく、当日のコンディションを整えるためのアイテム選びも大切です。そこで今回は、Runtrip編集部が実際に使って「これは後半の粘りに効く」と感じたアイテムを5つ紹介。
タブレットからソックス、インナー、UVケアまで、走りの質を底上げしてくれるアイテムの魅力を、編集部・ハルカとヤーリーのコメントとともにご紹介します。
1.PRECISION | PH 1000 電解質タブレット (1本/10錠入)

長時間のランニングや暑い日のトレーニングでは、汗とともに電解質が失われ、足つりや脱水のリスクが高まります。『PH 1000 電解質タブレット』は、500mlの水に1錠を溶かすだけで手軽に電解質を補給できるアイテム。ナトリウムを中心に必要なミネラルをしっかりチャージでき、パフォーマンス維持に役立ちます。マイルドな柑橘系の味で飲みやすく、持ち運びしやすいのもポイントです。
競歩種目で日本選手権に出場するアスリート・ヤーリーは「レース経験者でも電解質不足で失速するケースは少なくない。このタブレットを使うようになってから、練習の質が上がった」と話します。

ラインナップはPH 500、PH 1000、PH 1500の3種類。数字が大きいほど1錠あたりの電解質含有量が多くなります。汗に含まれる成分量には個人差があるため、発汗量を計測する経験がない人はまずPH 1000から試すと、自分に合った濃度を見極めやすいでしょう。

本商品にはナトリウムやカリウム、カルシウムやマグネシウムをバランスよく配合。これらを補給することで疲労や脱水、熱中症(めまい・しびれなど)の予防にもつながります。パフォーマンスを安定させたいランナーにとって、気軽に取り入れられる心強いサプリメントとしておすすめです。
価格:3,240円(税込)
2.BMZ アシトレソックス(ショート)

「マラソン後半に、疲労で足のアーチが崩れてしまうランナーほど恩恵が大きい」とヤーリーが太鼓判を押す『BMZ アシトレソックス』。足本来の力を引き出すことを目的に開発された日本製の高機能サポートソックスです。

特徴は、同ブランドの特許理論にも基づく独自の“キュボイドサポート構造”。立方骨と踵骨前部を包み込むように支えることでアーチを安定させ、衝撃吸収の低下によって起こりがちな疲労やひざの痛みを抑えてくれます。さらに親指が内側へ向くことで足指がしっかり地面をとらえやすくなり、歩行やランニング動作が安定するのも魅力です。
価格:3,520円(税込)
3.2XU | MCS ライトスピード リアクト コンプレッションタイツ

ヤーリーは”足の負担を軽減するアイテム”として、トップランナー着用率No.1を誇る2XUから『ライトスピード リアクト コンプレッションショートタイツ』をピックアップ。2XU独自のMCS(マッスル・コンテインメント・スタンピング)を採用し、筋肉・腱・筋膜の主要グループを解剖学的にマッピングすることで、ランニング中の“ブレ”を抑制します。振動・疲労・微細損傷を軽減し、より強く、より長く走り続けることをサポートするタイツです。

2XUの象徴でもある段階的着圧が血流を促進し効率的なウォームアップや、運動中のパフォーマンス維持をサポート。素材には軽量かつパワフルなPWXコンプレッションファブリックを採用しており、通気性と軽さを保ちながら高い着圧力を実現しています。
またHeiQ Smart Tempによる温度調節機能も搭載。気温が高い環境では気化冷却を促進することで体温の上昇を抑える働き、冬には水分気化を現象させることで体温の保温をサポートします。

細部の使い勝手も抜群。擦れを軽減するフラットロックシーム、深さ約10cmの縦スリット型サイドポケット、背面のスマホ用ポケット、鍵や小物を収納できる隠しジップポケットなど、ランニングするうえで便利な機能が備わっています。

夜間ランナーには安全性を高めるリフレクティブロゴもうれしいポイント。筋肉サポート・軽さ・快適性・収納力を高次元でまとめあげた、まさに“走りのためのタイツ”。記録更新を狙うランナーにも、日々のトレーニングの質を上げたい人にも自信を持っておすすめできる一着です。
価格:13,200円(税込)
4.finetrack ドライレイヤークールタンクトップ/finetrack ドライレイヤーベーシックTee

マラソン当日、気象条件によっては汗による“冷え”対策の有無がパフォーマンスを左右します。汗による冷えの対策としておすすめしたいアイテムがfinetrack『ドライレイヤー®』シリーズ。肌から汗を素早く遠ざけ、ベタつきや冷え、ニオイを軽減してくれる“撥水アンダーウェア”です。

暑い日は『ドライレイヤークールタンクトップ』。極薄メッシュの軽い着心地とひんやりとした涼感で、発汗の多い日のランニングでも不快感を減らしてくれるでしょう。Women’sモデルは独自の三層ブラパッドを採用し、バストの汗冷えも軽減。軽いのに揺れにくい新感覚のフィット感で、夏場のランニングに適しています。

寒い日や雨のレースでは『ドライレイヤーベーシックTee』。『ドライレイヤークールタンクトップ』よりやや厚みがあり、安心感のある保温力で汗冷えをしっかり防ぎます。抗菌防臭性や高い耐久撥水性も魅力で、柔らかなメッシュ生地が身体の動きに追従し、ストレスの少ない着心地です。

「体が冷えると腹痛を引き起こし、スピードが落ちることもある。このシリーズを着用することで、安心して走りに集中できる」とヤーリーは話します。
finetrack Men’s ドライレイヤークールタンクトップ (Black)
価格:5,830円(税込)
finetrack Women’s ドライレイヤークールブラタンクトップ
価格:8,690円(税込)
finetrack Men’s ドライレイヤーベーシックTee
価格:5,280円(税込)
finetrack Women’s ドライレイヤーベーシックTee
価格:4,950円(税込)
5.DISM マルチスキンケアUVスティック

強い日差しの中を走ると、紫外線だけでなく近赤外線が肌の奥まで届き、体温上昇や疲労につながることがあります。そんな悩みを解決してくれるのが、手を汚さずに使えるスティックタイプの日焼け止め。国内最高値のSPF50+/PA++++に加えて近赤外線もブロックし、レース中の肌ダメージを防ぎます。ヤーリーは「手で塗るタイプだと手のひらがべたつき、レース前にウォッチ操作がしづらいことがあるが、これはスティックタイプなので使いやすい」と評価。

汗や水に強いスーパーウォータープルーフでありながら、クレンジング不要で洗顔料だけで落とせる手軽さも魅力です。皮脂吸着パウダーが配合されているため、塗り直すたびに汗や皮脂をしっかり吸着し、サラサラ感が長く続きます。さらにスキンケア成分を取り入れた肌にやさしい設計もうれしいポイント。ハルカは「このUVスティックを塗っておくと、日焼けによるレース後の肌荒れが軽減する」と話しており、外でのランニングやアウトドアでも快適にUVケアができるでしょう。
価格: 2,310円(税込)
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