走って味わって繋がるバンコクの旅! 『アメージング・タイランド・マラソン』を走った3泊5日のツアーをレポート

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11月30日(日)にタイ・バンコクで開催され、3万人ものランナーが走った『アメージング・タイランド・マラソン・バンコク』。ラントリップでは本大会への参加を含むツアー『Runtrip to アメージング・タイランド・マラソン・バンコク』を3泊5日にわたって実施しました。

微笑みと彩りの国とも称されるタイの首都・バンコクで開催される本大会。深夜にスタートする大会ならではの景色や沿道からのおもてなしを楽しめる大会として人気です。本記事では、ツアーに同行したゲスト・日本一走るアナウンサーの長谷川朋加さん、RuntripスタッフのYokoがバンコクの旅、レース当日の模様をレポートします。

世界遺産アユタヤから水上市場までバンコクの魅力を存分に体感

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ワット・プラシーサンペットを前に記念撮影する参加者たち(前列中央が長谷川朋加さん、前列右端がYoko)

羽田空港から深夜の飛行機でバンコクへと移動したツアー参加者たち。マラソン前の2日間はバンコクでの観光を楽しみました。歴史ある建造物や遺産といった観光地や美味しい食を楽しめるスポットまで、バンコクにはたくさんの見どころが点在しています。

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最初に訪れたのは、神秘的な遺跡が数多く残る世界遺産アユタヤ。アユタヤの代表的な観光スポットであるワット・プラシーサンペットなどを巡りました。その後、タイならではの体験である『象乗り体験』へ。初めて体験したという朋加さんは「象はとてもおだやかでしたが、動きだすと一歩一歩が大きくて揺れるアトラクションのような感覚。とてもエキサイティングな体験でした」と楽しめた様子でした。

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翌日はバンコクの中心部にある地元ランナーの聖地・ルンピニ公園で朝ランを楽しんだ後、バンコクの近郊に位置するメークローン鉄道市場とダムヌンサドゥアク水上マーケットへ。

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メークローン鉄道市場では、市場の軒先を時折電車が通っていく迫力ある光景を目の当たりにできます。これには、「日本じゃありえないくらい間近を通るんですね!」と朋加さんも驚きの様子。

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水上マーケットは、新鮮なフルーツや食べ物などを山積みにした小舟が川を所狭しと行き交います。船上からの臨場感あふれる景色やマーケットのココナッツジュースなどを楽しみました。

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レースは深夜2時スタート。ゴールの王宮までバンコクの街を楽しめるコース

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バンコクを観光して楽しんだ参加者たちは旅のメインイベントであるアメージング・タイランド・マラソン・バンコクへ! 今回はツアー参加者全員がハーフマラソンにエントリー。コース沿いには戦勝塔などのモニュメントやゴールに待ち構える王宮といった、バンコク市街地の主要な観光地が立ち並び、走りながら巡ることができます。また、エイドも充実しており、レースを楽しみ尽くした朋加さんは3時間半をかけてゴールしました。

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大会事務局提供

楽しさ満載の大会の模様を朋加さんとYokoのコメントで振り返ります。

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朋加:最初から最後まで、ハーフマラソンの長い時間を満喫できました! エイドがすごく充実していて、気になったのがルークチュップというココナッツ生地の周りにゼリー状の膜が覆われているお菓子があったんです。聞いてみたら『タイのお菓子だよ』って教えてくれて。エイドの食べ物でもタイを感じられて、面白かったです!

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エイドステーションに用意されたルークチュップ。豊かな色合いが目を惹く。
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他のエイドステーションではアイスの用意も。

Yoko:午前2時スタートだったんですけど、速いランナーは暗い中でゴールするっていう感じ。黙々と走りたい方はとても向いているレースな気がします。

朋加:たしかに! コースのほとんどが平坦でとても走りやすい。頑張って走っている人もいるし、歩いて完走を目指す人もいるんですよね。おしゃべりを楽しんだり、スマホで動画を撮って楽しんだり頑張るだけじゃない。様々な楽しみ方を見せてもらったと感じました。

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レース直前の朋加さん

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Yoko:夜に開催される大会ならではというポイントは、ところどころライトアップされていたのが幻想的でした。金色があしらわれた建物が多くて、暗闇のなかだからこそ引き立つみたいな感じ。

朋加:浮かびあがる感じで。

Yoko:ゴールの王宮の近くもすごく盛り上がって、観光名所って言われているところを夜走れるのが特別な体験でしたね。

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ライトアップされた寺院や王宮の目の前を走れる。
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大会事務局提供

朋加:沿道の応援はどうなんだろうと思っていたんですけど、ボランティアの学生さんたちの熱量がとても高くて、みんなハイタッチで『がんばれ! がんばれ!』みたいな感じ。途中バナナの着ぐるみを着た応援隊もいて。

Yoko:いたね! このマラソンがこの旅のなかの中心であり、一部でもある感覚なんですよね。前後の観光も含めて楽しめたのが今回のRuntripの良かったところだと思いました。

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中には仮装ランナーの姿も。

朋加:完走メダルもすごく重厚感があって、裏には大会ゲストで参加したエリウド・キプチョゲ選手の横顔もあしらわれているんですよね。

Yoko:コース上もすれ違うことができたり、生でキプチョゲ選手を見られたり嬉しかったです!

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スティダー王妃陛下(右)エリウド・キプチョゲ選手(左)

朋加:本当にあっという間の3時間半でした。「ハーフマラソンで3時間半って長くない?」と思われるかもしれませんが、エイドや街を楽しんだらあっという間なんです(笑)。

Yoko:深夜スタートのレースならではの雰囲気を楽しめて、そのあとの1日がとても長く感じられるのでメリットがたくさんある大会だと感じました!

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大会事務局提供

大会を走り切ったあともバンコクの街を満喫!

無事に完走を果たした参加者たちは、バンコクで過ごす最終日の観光へ。巨大涅槃仏のワット・ポーや天井画が美しいことで有名なワット・パクナムを巡り、帰国の途へ就きました。

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ワット・ポー
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ワット・パクナム

大会前後の観光やパーティーなどを通して、参加者同士のつながりも強くなった今回のツアー。多くの参加者から「この旅が終わっても、違うレースで会えるのを楽しみにしています」と名残惜しい声が挙がりました。

また、参加者からは「素敵な仲間ができて、本当にいい経験になった。アメージング・タイランド・マラソンに参加して、より一層ランニングが楽しくなった」「初めての海外レースだったけれど、楽しくて次は自分ひとりで海外レースにチャレンジしてみたい」といった声も寄せられています。

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「走って味わって繋がるタイ・バンコクの旅」という本ツアーのコンセプトのとおり、参加者たちはマラソンを中心にバンコクの街、そして新たに繋がった仲間との時間を楽しめた模様。読者のみなさんも来年はアメージング・タイランド・マラソン・バンコクを走ってみては?

アメージング・タイランド・マラソン・バンコク

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詳細はこちら
(タイ国政府観光庁案内サイト)

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