アシックスのカテゴリー別おすすめランニングシューズを徹底解説！【BOUNCE編】

Dec 27, 2025 / SHOES

Dec 27, 2025 Updated

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日本のみならず、世界中のランナーに愛されているアシックスのランニングシューズは、すべてのランナーの足元を支えるべく、それぞれのニーズ、レベルに合わせて幅広いモデルを展開しています。

アシックスではシューズタイプごと4つのカテゴリーに分類。スピードに特化したレース向けの『SPEED（スピード）』、反発性を重視する『BOUNCE（バウンス）』、安定感のあるサポートタイプの『STABILITY（スタビリティ）』、柔らかいクッションが特徴の『CUSHION（クッション）』と、ランナーそれぞれが求める機能を得られるようになっています。本記事ではカテゴリー別に徹底解説していきます。

第2弾の今回はヒット作が目白押しのBOUNCE編。柔らかいクッション感と反発性を売りとして、レベルを問わず多くのランナーが使えるモデルがラインナップされています。

高反発ミッドソールとトランポリン構造

「アシックスのカテゴリー別おすすめランニングシューズを徹底解説！【BOUNCE編】」の画像 — 出典：asics.com

『BOUNCE』カテゴリーの最大の特徴は、その名の通り弾むような走り心地。柔らかめのミッドソールが着地時に沈んで跳ね返るフィーリングを追求し、前足部中央には少し盛り上がったトランポリン構造を採用することで、弾みながら前に進む感覚を得られます。

走れば分かる心地よさで、ランニング初心者から、レベルアップを目指すランナーにまで幅広く使えるカテゴリーです。

その代表的なモデルが『NOVABLAST 5』。2024年11月に発売された同モデルは、2025年のロングセラーモデルの1つと言えるほど、多くのランナーが愛用しています。

「いつもの道をはずませよう」というキャッチコピーで発表された同モデル。ミッドソールはFF BLAST MAXを採用し、より軽く、高い反発性を実現。柔らかい着地フィーリングから、素早い足離れの反発を感じられる1足です。

さらに通気性、伸縮性を追求したエンジニアードメッシュアッパーに加え、シュータンウィング構造によるフィット性も向上。16,500円（税込）という価格以上の完成度の高い1足といえそうです。

ミッドソールの厚みが最大で約46mmとなっている『SUPERBLAST 2』は、プレミアムなクッションとバウンス感が味わえるスーパートレーナー。『METASPEED PARIS』シリーズにも使用されていた高反発のFF TURBO PLUS をふんだんに採用し、厚みがありながらも軽量・高反発を実現している1足です。

加えて、下層部にFF BLAST PLUSを組み合わせているのもポイント。これによりスピード走行時でもブレない安定感をプラスさせています。接地時のファーストフィーリングで柔らかさを感じるNOVABLAST 5に対して、安定感と同時に反発感をもたらす1足はジョグ、テンポアップ、ロング走などどんなシーンでも効果を発揮してくれます。

今年9月にファーストカラーが登場し、多くのサイズが即完売状態となった『MEGABLAST』。ミッドソール前面に軽量で反発性に優れたFF TURBO SQUAREDを採用。FF TURBOの「SQUARED=2乗」の意味を持つ素材は、FF　TURBOに比べて、約32.5%の反発性向上を実現しており、BOUNCEカテゴリーの中でも最大級のバウンド感を得られるシューズとなっています。

ミッドソールの厚さは約46mmとSUPEBLAST 2と同等ながら、部位に合わせて製法が調整されたアッパーによって、27.0cmで230gとSUPERBLAST 2（250g）に対して約20g軽くなっています。

柔らかなクッションから素早い反発性。そして軽量性も実現しており、ジョグからテンポ走、レース翌日の疲労抜きジョグなど汎用性が高く、フルマラソンからウルトラマラソンでも着用するランナーが増えそうな予感です。

弾むような走りが心地よさを与えてくれるBOUNCEカテゴリーのシューズ。自身のフィーリングに合ったシューズを選ぶことで、日々のランニングに新たな刺激を与えてくれそうです。