アシックス『METASPEED』シリーズ最新作ついに登場！　シリーズ最軽量129g「RAY」も発表

May 02, 2025 / SHOES

May 02, 2025 Updated

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アシックスの厚底レーシングシューズ『METASPEED（メタスピード）』シリーズに、待望の新作が登場しました。今回発表されたのは『METASPEED SKY TOKYO』『METASPEED EDGE TOKYO』、そしてシリーズ最軽量の新モデル『METASPEED RAY』です。

いずれも発売開始は2025年7月下旬を予定。アスリートに寄り添った商品開発と研究を重ねてきたアシックスのレーシングシューズがさらに進化しました。

ランナーの走り方に最適化されたSKY TOKYOとEDGE TOKYO

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新作のSKY TOKYOとEDGE TOKYOは、軽量性・反発力・柔らかさを兼ね備えた新素材「FF LEAP（エフエフリープ）」と「FF TURBO PLUS」を組み合わせて搭載。

この新素材「FF LEAP」の配置にも違いがあり、SKY TOKYOは下層に、EDGE TOKYOは上層に配置されています。また、両モデルともにインソールにも「FF LEAP」を採用。

SKY TOKYOは前作と比較して、約15g（27.0cm片足）の軽量化、約18.8%のエネルギーリターン向上を実現しました。これにより、レース終盤でも高い推進力と快適性を両立しています。

また、EDGE TOKYOは、約15g（27.0cm片足）の軽量化、約21.4%のエネルギーリターン向上を実現。

「アシックス『METASPEED』シリーズ最新作ついに登場！　シリーズ最軽量129g「RAY」も発表」の画像 — （上から）METASPEED EDGE TOKYO、METASPEED SKY TOKYO

カーボンプレートもそれぞれ異なる設計です。SKY TOKYOはフラットで広い前足部形状により垂直方向の推進力を生み出します。EDGE TOKYOは湾曲した形状配置によって蹴り出しの際に力が必要な足の前部へ局所的にフォーム材を圧縮させることで、少ないパワーで大きな反発力を得ながらすみやかに足を前に出す、といった効率的な足運びをサポートします。

アッパーは新しい「モーションラップアッパー 3.0」を採用。軽量性、通気性、そして特に優れた強度が特徴。高速走行時でも足のブレを抑制し、安定した足運びをサポート。

アウトソールには高いグリップ力の「ASICSGRIP™」を採用。雨などで路面が滑りやすい条件でも優れたグリップ力を発揮し、安心して足を運ぶことができます。

軽さが武器に。新モデル「METASPEED RAY」

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今回新たに加わったのが、METASPEEDシリーズの中でも群を抜いた軽さを誇る『METASPEED RAY』です。その名の由来は光線から想起されるスピードと、重さがないことを意味する「零（ゼロ）」からインスピレーションを得ています。

わずか129gという驚異的な軽量性が特徴的な本モデル。

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RAYは、軽量化を実現するためにあらゆる部位の素材が見直され、アッパーはモーションラップアッパー 3.0よりもさらに軽量で、しっかりとしたホールド感を持つ「MATRYX®（マトリックス）」を使用。

フィット性が高く、スピード走行時のブレを抑制し安定した足運びをサポートします。

そして、厚みのあるFF LEAPから作られたインソールとワンピース構造のFF LEAPミッドソールを組み合わせることで、クッショニングと反発力を維持しつつ、軽さと機能性を両立させています。

これらの改良により、前モデルに使用していた「FF TURBO PLUS（エフエフターボプラス）」と比較し約15.0%軽く、反発性を約13.7%、クッション性を約30.0%向上しています。

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また、カーボンプレートもより小さく、必要最低限の面積で推進力を伝達する工夫がなされています。アウトソールもASICSGRIP™を引き続き採用していますが、より薄く、戦略的に配置。

アスリートたちが語るMETASPEED最新作の魅力

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新作発表イベントでは、実際に新モデルを履いたASICSアスリートたちも登壇。シカゴマラソンでMETASPEED RAYを使用したベッツィ・サイナ選手は「軽くてとても快適で、練習期間が短くても良い走りができた」と語り、「特別な一足。まだ試していない人はぜひ履いてみてほしい」と話しました。

また、ASICSアスリートに加入したばかりで、マラソン・ヨーロッパチャンピオンのイリアス・アウアニ選手はMETASPEED RAYを履いたとき、「このシューズに恋に落ちた」と表現。軽さだけでなく、履いた瞬間に走りの感覚が変わるような推進力を感じたといいます。ASICSアスリートへの加入も、「シューズの品質と価値観が自分に合っていたから」と語り、RAYでの初タイトルを非常に誇りだとして受け止めていました。