三浦龍司選手がOnとアスリート契約を締結。「東京世界陸上ではメダル獲得を目指す」と宣言

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スイス発のスポーツブランド『On(オン)』が、SUBARU陸上競技部所属で3000m障害の日本記録保持者・三浦龍司選手とのアスリート契約を発表。4月22日に都内で行われた記者発表会には、On アスリートマネジメント責任者のスティーブ・デコーカー氏も登壇し、契約の背景や三浦選手に対するOnのサポートの展望について語りました。

三浦龍司選手 × Onによる世界の舞台での挑戦

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順天堂大学在籍時より日本代表として世界の舞台で活躍しており、昨年開催されたパリ五輪でも、3000m障害で8位入賞を果たした三浦選手。2021年の東京五輪では7位入賞、2023年のブダペスト世界陸上でも6位入賞と世界の舞台で結果を残してきました。

今回の契約により、三浦選手はOnアスリートとして世界陸上東京大会(2025年9月)でのメダル獲得、さらには3000m障害での8分切りという記録更新を目指します。初戦となるのは、4月26日に開催されるダイヤモンドリーグ厦門大会(中国)。「世界陸上参加標準記録の突破を視野に入れてレースに臨む」と三浦選手はコメント。

また、急成長を遂げるOnとのアスリート契約について、三浦選手は次のように明かしました。

「Onは非常に勢いのあるブランドで、これから共に高め合っていけると感じました。プロダクトの機能性だけでなくデザイン、競技に向き合うアスリートへのサポートなど、様々な面で手厚い支援があるところが魅力だと思います。Onの勢いに自分自身が刺激を受けています」

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(左から)スティーブ・デコーカー氏、三浦龍司選手

日頃のジョグでは「Cloudsurfer 2」を着用

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また、現在三浦選手が着用しているシューズについて、日頃のジョグでは『Cloudsurfer 2(クラウドサーファー 2)』を使用しており、レースでは『Cloudspike Antrius(クラウドスパイク・アントリウス)』を着用するとコメント。

Cloudusurfer 2について「反発が高いイメージがある。フィッティング、安定性についても優れていると感じる」と魅力を語りました。

■Cloudsurfer 2レビューはこちら

東京世界陸上でのメダル獲得を目指す今後の展望

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現在は世界陸上に向けてラストスパートや集団内での勝負を意識してトレーニングしており、「自分らしい走りを失わずに勝ち切る力を磨いていきたい」と言います。

OnのアスリートチームであるOACの設立を取り組んできたスティーブ氏は今後の展望について「三浦選手が世界の舞台で活躍していくために、OACのキャンプやトレーニングといった、リソースをぜひ活用してほしい」と期待を寄せます。三浦選手はこれに対し、「自分の引き出しを増やすために活用したい」とコメント。将来的には金メダル獲得という夢を掲げ、さらなる高みを見据えています。

2025年最大の目標は、東京開催の世界陸上でのメダル獲得。さらに、今後は「3000m障害で8分の壁を越える」記録更新を目標に掲げる三浦選手の今後の活躍に期待が集まります。

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