トップアスリートたちが明かしたナイキ『ペガサス 41』の魅力。世界を目指す選手たちの使い方とは？

Jun 08, 2024 / SHOES

Jun 10, 2024 Updated

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5月23日（木）、東京都内のナイキジャパン本社で、ペガサスシリーズの最新作『ペガサス 41』の発表会が開かれました。

同イベントではプロダクト・プレゼンテーションのほか、NIKEアスリートによるトークセッションも行われ、昨年のブダペスト世界選手権100m代表の大阪ガス・坂井隆一郎選手、東京五輪女子マラソン代表の日本郵政グループ・鈴木亜由子選手、今年3月まで駒澤大学で活躍したトヨタ自動車の鈴木芽吹選手が登壇。これまでのペガサスシリーズの着用法や、新たに登場したペガサス 41の感想について語りました。

40年以上愛され続けるナイキ『ペガサス』シリーズの魅力

「トップアスリートたちが明かしたナイキ『ペガサス 41』の魅力。世界を目指す選手たちの使い方とは？」の画像 — （左から）坂井隆一郎選手、鈴木亜由子選手、鈴木芽吹選手

ナイキの『ペガサス』シリーズは、1983年の発売以降常にアップデートを重ねて、多くのアスリート、市民ランナーに着用されてきたモデル。その色あせることのない人気、ランナーに支持される理由について、鈴木亜由子選手は「やはりいろいろな場面で使えるシューズ。この1足があれば、ある程度応用できるシューズで、試合に行くときになるべく荷物を少なくしたい私にとっては、ペガサスがあれば間違いないかなと思います」と語ってくれました。

さらに鈴木芽吹選手は、「ペガサスを履いている時がすごく長いです。常に2足持っていてジョグや距離走などで使っています」と愛用ぶりを語ると、100mをメインとする坂井選手も「スピードを出す練習では別のシューズやスパイクを履きますが、アップや試合の移動など、短距離選手でも結構履いている選手は多いと思います。履いているだけで安定感もあるし、気持ち良いシューズだと思います」と明かしてくれました。

シリーズ初・ReactＸフォーム搭載の『ペガサス 41』

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今回、新たにアップデートされた『ペガサス 41』。今作から前足部とかかと部それぞれにエアズームユニットを従来通り搭載。ミッドソールには、ペガサスシリーズでは初めて、クッション性と反発を高いレベルで両立したReactX フォームを採用。これをフルレングスで搭載することで、エネルギーリターンが13％以上向上しました。

鈴木芽吹選手も「前作よりもさらにクッション性が良くなって、長い距離を走るときに無理なく、優しく足を守ってくれる要素が強くなったと感じました」と好感触を得たと明かしてくれました。

さらにアッパーはエンジニアードメッシュを採用し、前モデルよりも軽量かつ通気性の向上を実現。シューレースと中足部内側のバンドを直接連動させるダイナミックミッドフットフィットシステムによって、足全体のフィット感も高めています。

そのフィット感を高く感じたのは鈴木亜由子選手で、「履いた瞬間、初めて履いたとは思えないくらいのフィット感で、“優しいな”と思いました」と語りました。

今後はペガサス 41がトレーニングパートナーとなっていく3選手。坂井選手は、「安心感があるシューズなのでアップやダウンにも使いやすいと思いますし、これまで細かい動きや早い動きの時はストリークフライを履いていたのですが、ペガサス 41は反発感が増しているので、これからはそういったシーンでも十分使っていけるのではないかと思っています」と期待を寄せています。

ジョグや距離走がメインの着用シーンの鈴木芽吹選手も、「1000ｍを2分40秒だったり、400mを60秒で走る場面でも履いていることがありますが、そういったスピードの場面でも対応できるシューズだと思います」と語ってくれました。

また、鈴木亜由子選手も「前作が硬さがあって、ダイレクトに反発が伝わる感じも好きな部分ではありましたが、今作はアッパーの馴染みがとてもよく、優しく足を包み込んでくれるところがお気に入り」と感じているようです。

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最後に、それぞれが今後の目標を語ってくれました。

坂井選手：「最大の目標はパリ五輪の100mと4×100ｍリレーの代表。そのために100ｍ9秒台が必須だと思うので、そこを目指していきたいと思います」

鈴木亜由子選手：「2年ぶりにトレックレースに出場して、まずはスピードを戻して駅伝やマラソンに繋げられるように頑張りたいと思います」

鈴木芽吹選手：「パリ五輪も出たかったのですが、なかなかこれまでの積み上げもなく厳しい部分もあるので、来年の東京世界陸上を狙って本気でやっていきたいと思いますし、トヨタ自動車という今年のニューイヤー駅伝でも優勝したチームに入ったので、駅伝でも連覇を続けていけるようにチームの戦力になっていければと思っています」

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40年以上続くランニングシューズ、ナイキ『ペガサス 41』。世界を目指すNIKEアスリートの日々のトレーニングを支えるとともに、今後も多くのランナーに愛される1足となりそうです。