【フルマラソン】サブ4ランナーが紹介!スポーツショップ店員が自腹でも買いたいマストバイアイテム【シーズン2#7】
Dec 29, 2023 / OTHER
Dec 30, 2023 Updated
様々なスポーツアイテムが販売されている専門店で多くのランナーと接しているショップ店員の方々。今回は『スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店』でスタッフとして働いている石井さんに今自腹でも購入したいランニングアイテムを聞きました。
本企画3度目の登場となる石井さんは、11月に開催された『つくばマラソン』でサブ4達成という驚くべき結果を叩きだしました。次回は2024年3月の東京マラソン2023で“サブ3.5”というさらなる目標を目指して、熱心に走り続けているとのこと。
今回も日本一走るアナウンサー・長谷川朋加さん、シューズ販売歴15年以上、サブ3ランナーのシューズスペシャリスト・田中さんとともに紹介します。気になるアイテムがあれば、ぜひスーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店を訪れて手にとってみてはいかがでしょうか。
つくばマラソンでサブ4達成!次なる目標を目指す石井さん
長谷川:石井さん、最近はかなり走り込んでいるそうですね。大会ですごい結果を出したと聞きました!
石井:実は11月のつくばマラソンでサブ4を達成したんです。完走タイムは3時間43分でした!
長谷川:サブ4どころか3時間45分も切る素晴らしいタイムですね!次の目標はすでに決めているのでしょうか。
石井:次回のレースは、東京マラソン2024に出走してサブ3.5を目指します。
長谷川:東京の街を走ってサブ3.5を目指す。まさに、最高の舞台ですね。東京御茶ノ水本店の目の前もコースですから、きっとスタッフの皆さんの応援もすごいでしょうね。
石井:応援を受けながら頑張ります!
長谷川:それでは石井さん、今回はどのようなアイテムが登場しますか?
石井:今回は田中さんから恒例の“神シューズ”、私からはランニングタイツ、リカバリーソックスを紹介していきます。
シューズスペシャリスト厳選!今回は軽快に走れる“神シューズ”を特集
長谷川:田中さんが選ぶ『今月の神シューズ』を最初に紹介していきますが、どんなシューズか楽しみです。
田中:今回紹介するのは、アディダスの『アディゼロ タクミセン 10』です。
長谷川:アディゼロシリーズといえば、レーシングシューズとしては定番ですよね。駅伝シーズンに入り新作『タクミセン 10』は注目モデルの1つに数えられていますね。
田中:12月に入り発売開始されたばかりの新作シューズです。このシューズの特徴は軽量な点とミッドソールに『Lightstrike Pro』という高反発なソール素材が搭載されている点です。アディダス独自の5本指形状バー『ENERGY RODS 2.0』はカーボンファイバー製ではなくグラスファイバー素材を採用しています。よくしなる素材なので、カーボンシューズの剛性に不安を持つ方でも履きやすい1足です。
長谷川:多くのランナーが使いやすそうな機能性を備えていますね。
田中:そうですね。前作まではENERGY RODSのバーが前方にのみ配置され、1本ずつ独立していました。しかし、今作ではフルレングスで搭載され、かかと部分でそれぞれのバーが繋がった設計となっています。グラスファイバー製でありながら、カーボンバーに負けないくらいの推進力も楽しめるシューズ。非常に使いやすくなっています。
田中:また、昨今の厚底レーシングシューズはソールの厚さが公認レースで使用できるギリギリの40mm程度が主流ですが、このシューズは33mmと比較的抑えられています。そのため、前後の厚みの差(ドロップ)が6mmほどで比較的フラットな接地感を得られる点も魅力の1つです。
長谷川:非常に履き心地の良さそうなシューズですね。田中さんの解説からも熱が伝わってきました。
田中:私は『タクミ セン』シリーズを初代から全てのモデルを持っていて、“タクミ センコレクション”が自宅には並んでいます。
長谷川:すべてのモデルを履いてきた“タクミ センコレクター”から見て、今作はどう評価しますか?
田中:タクミ センシリーズはアップデートする度にどんどん良くなっていて、今作も非常にお気に入りのシューズです。アディダスのレーシングシューズではもう1つ『アディゼロ アディオス プロ 3』というシューズがあります。アディオス プロ3はカーボンバーと厚底ミッドソールによる高反発で推進力が強くなっているので、極端な表現をすれば『乗り物』のようなイメージ。
一方、『タクミ セン 10』は自分の足の感覚を上手くシューズに伝えられるので、「こう走りたい」という意思と動作をサポートしてくれます。
田中:5km〜10kmの短いレースに使っても良いですし、軽快に走れるので普段のスピードトレーニングにもおすすめですね。
長谷川:石井さん、これからサブ3.5達成に向けてスピード練習も行うと思います。タクミ セン 10を使ってみたくなったのではないでしょうか。
石井:はい!ぜひ、練習で使ってみたいですね。
長谷川:クセがない履き心地を感じられるので、多くのランナーに履いてほしいですね。
石井さんおすすめアイテムはレースで使いたいウェア
CW-X Pro 腹圧サポート タイツ
長谷川:さて、ここからは石井さんおすすめアイテムを紹介していきます。
石井:1つ目はCW-Xの『CW-X Pro腹圧サポート タイツ』になります。
長谷川:これはどんなアイテムなのでしょうか。
石井:骨盤へのサポート機能を搭載している点が最大のポイントです。腹圧が入りやすく、前傾姿勢を保ちやすくなります。
長谷川:長時間走り続けるマラソンにはおすすめのアイテムですね。先日のつくばマラソンでも着用しましたか?
石井:はい、もちろんつくばマラソンでも身につけて走りました。フルマラソンの終盤は腰が落ちてしまいがちですが、このアイテムを使うことでゴールまで前傾姿勢を保って走れたので、おすすめです。
長谷川:石井さん自身がその魅力を体感しているんですね。
田中:石井さんの言葉に説得力がありますよね。確かに30km以降は疲労から姿勢が崩れがちになります。前傾姿勢を保てるということは、それだけで前に進んでいく力を保てるということ。30km行こうペースを大幅に落とさない対策にもなりますので、マラソン終盤に備えて身につけたいアイテムですね。
長谷川:石井さんに前回登場いただいたとき、同じCW-Xの『ボディバランスアップスパッツ』を紹介していただきました。この2つにはどのような違いがありますか。
石井:『ボディバランスアップ スパッツ』は腰が不安な方に向けて、腰を安定させる機能があるモデルとして紹介しました。『CW-X Pro腹圧サポート タイツ』は骨盤を前傾させる機能があるモデルです。それぞれ機能が異なるため、この2つを重ねて履くことはおすすめしません。
長谷川:不安な点に合わせてご自身がほしい機能を選ぶことが大切ですね。こちらは中にインナーを履いてから履くタイプですか。
石井:『ボディバランスアップスパッツ』は1枚履きとして紹介しましたが、こちらの『CW-X Pro腹圧サポート タイツ』は下着の上に履いていただくことをおすすめします。
田中:ポケットも付いているんですね。
長谷川:タイツを履きたいと思っていても、ポケットや収納が小さい場合やない場合もあり、手を出せない方もいるはず。このアイテムのポケットは深くて、いろいろ入りそうで便利ですね。ぜひ色々な方にこのタイツの魅力を体感していただきたいですよね。
2XU|コンプレッションリカバリーソックス
長谷川:今回紹介する最後のアイテムは何でしょうか。
石井:2XUの『コンプレションリカバリーソックス』です。
長谷川:パフォーマンスを上げたいランナーにはぴったりなアイテムですね。
石井:トレーニング後に履くことにより、疲労軽減できるアイテムです。3時間から4時間履くのがベストですが、短い時間でも脱いだときに疲労の軽減を感じられると思います。また、立ち仕事で足がむくむ方は、寝る前に履くと脚のむくみが軽減されるのでおすすめです。
長谷川:この時期は練習量が増える方も多く、脚がパンパンに張ってしまいますよね。
田中:石井さん、リカバリーへの意識が高いですよね。次の日に疲労を残さないようにしていてすごいです。
長谷川:石井さんはどのタイミングで使っていますか?
石井:練習後や時間がある夜に着用して、疲労を軽減しています。
長谷川:練習内容を気にするランナーは多いですが、リカバリーやケアに視点を向けるランナーは意外と多くないですよね。
田中:リカバリーアイテムは昨今増えてきていますが、まだまだ意識されていないポイントでもあり意外な盲点かもしれません。トレーニングやレース後の疲労感を頑張った証だと思ってしまいがちですよね。
石井:ぜひ、このリカバリーソックスを使ってみてほしいです。脚のむくみが気になる方、毎日のランニングで脚の疲れが取れないと悩んでいるランナーにおすすめです。
田中:疲れが残った状態で練習しても、パフォーマンスが上がらずもったいないですから。リカバリーは走り終えたあとだけではなく、次の日にも繋がっていると考えましょう!
本命レースに向けておすすめアイテムを手に入れよう
長谷川:今回はフルマラソンシーズンにピッタリのアイテムを紹介しました。
田中:『アディゼロ タクミ セン10』はとにかく軽いのでぜひ履いてほしいです。
石井:タイムの向上を狙う方に『CW-X Pro 腹圧サポートタイツ』、次の日に疲労を残さないための『コンプレッションリカバリーソックス』もおすすめですよ。
長谷川:石井さんが実際に使われているアイテムですから、自信を持っておすすめできますね。田中さん、石井さん、ご紹介ありがとうございました!
***
2024年を目前に控えた今日この頃、年明けに本命レースを控えている方も多いはず。石井さんと田中さんが実際に使い太鼓判を押すアイテムを、本命レースのお供として使ってみては?
ゼビオ東京御茶ノ水本店で先着10名へ素敵なプレゼント
スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店は年末年始も休まずに営業予定(営業時間短縮の場合もあります)。
また、本記事を読んだ方には素敵なプレゼントも用意。「Runtrip Magazine(またはRuntrip Channel)の記事を読みました」と会計の際に伝えると、先着10名様に『おれは摂取す』が1点プレゼントされます。
ぜひ、この機会にスーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ご紹介したアイテム
1. アディダス|アディゼロ タクミ セン 10
・価格:22,000(税込)
商品ページ(メンズ)
商品ページ(ウィメンズ)
2. CW-X|CW-X Pro 腹圧サポート タイツ
・価格:¥14,300 (税込)
3. 2XU|コンプレッションリカバリーソックス
・価格:¥4,950(税込)
商品ページ(ユニセックス)
撮影店舗
スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店
■スーパーゼビオ東京御茶ノ水本店公式サイト
■スーパーゼビオ東京御茶ノ水本店Instagram
■スーパーゼビオ東京御茶ノ水本店公式Facebook
【動画からご覧になる方はこちら】
あわせて読みたい