マラソン本番で使いたい!スポーツショップ店員が自腹でも買いたいマストバイアイテム【シーズン2#5】
Oct 26, 2023 / SHOES
Oct 26, 2023 Updated
様々なスポーツアイテムが販売されている専門店で多くのランナーと接しているショップ店員の方々。今回は『ヴィクトリア新宿店』でスタッフとして働いている新井さんに今自腹でも購入したいランニングアイテムを聞きました。
新井さんは、直近に行われるハーフマラソン大会の出場に向け、日々トレーニングに励んでいる今後の活躍が非常に期待されているランナーです。
今回も日本一走るアナウンサー・長谷川朋加さん、シューズ販売歴15年以上、サブ3ランナーのシューズスペシャリスト・田中さんと共に紹介します。気になるアイテムがあれば、ぜひ『ヴィクトリア新宿店』を訪れて手にとってみてはいかがでしょうか。
ショップ店員が自腹でも買いたいマストバイアイテム
長谷川:新井さんは3ヶ月ぶりのご登場ですね。マラソンシーズンが到来して、かなり走り込んでいそうですね。
新井:今週末ハーフマラソンに出場するので、それに向けて走り込んではいます。
長谷川:ハーフマラソンとなるとスピードが出そうですね。目標タイムを聞いてもいいですか?
新井:今回は1時間45分を目標タイムにしています。
田中:それを達成したら、年明けくらいには、フルを走るのではないかと思っています(笑)。
新井:機会があればフルマラソンに挑戦したいですね!
長谷川:それでは新井さん、今日はどんなアイテムを紹介してくれるのでしょうか。
新井:今回はランニングシューズを2つ、ランニングサポーターを紹介します。
1.プーマ|マグニファイ ニトロ 2
長谷川:1つ目は田中さんがご紹介する、今月の神シューズです。
田中:今回はプーマ『マグニファイ ニトロ 2』を紹介します。
長谷川:これはどんなシューズでしょうか。
田中:プーマで展開されているシューズのラインナップではジョギング向けのランニングシューズになります。プーマのシューズに使っている反発性、クッション性のある『NITRO FOAM』を厚めに使用しています。そして、前と後ろがロッカー形状になっています。
田中:前足部にはプレミアムニットアッパーが配され、足当たりの非常に良いシューズです。ニットアッパーは好き嫌いが出るとは思いますが、個人的には少しリラックスしたい時やマラソンを走り終えて、リカバリーしたいときにおすすめです。
ニットアッパーは足幅の広い方でも履けると思いますし、両サイドにある『PWR TAPE(パワーテープ)』により横をしっかり補強してくれるので、横とかかと周りはしっかりと締めてくれます。
田中:実際に走ってみるとクッションが柔らか過ぎず、気持ちいいクッション性と前に押し出してくれる感触があります。非常に履きやすいシューズとなっています。
長谷川:どんなランナーにおすすめでしょうか。
田中:フルマラソン完走を目指したい方にはプーマのシューズの中で、このシューズをぜひ選んでもらいたいですね。走り込んでいる方は普段のジョグやLSDに使っていただきたい一足です。
先日の大学駅伝でもそうでしたが、最近プーマを履いているランナーも増えてきていますので、今シーズンはプーマに注目してほしいと思います。
長谷川:まだプーマに足を入れたことのない方はぜひ試してみてください。
2.On|Cloudflow 4
長谷川:ここからは新井さんがおすすめのアイテムですね!それでは、アイテムを紹介いただきます。
新井:On『Cloudflow4』を紹介します。
長谷川:このシューズは見た目がかわいいですよね。機能性としては、どんなシューズでしょうか。
新井:このシューズは前作よりアップデートされたポイントがたくさんあります。
新井:まずはミッドソールが2層構造になり、反発性やクッション性が向上しました。つま先の部分もローリングして前に反る形状になりましたので、推進力が大きくなりました。
また、アッパーは『Cloudboom Echo』と同様のが使われていますので、前作より厚くなりましたが、重量は軽くなりました。
長谷川:非常に進化を遂げていますね。
田中:私も履いてみましたが、めちゃめちゃ履き心地が良いんですよね。以前の『Cloudflow』も接地感があって好きでしたので、トラックでのトレーニングなどに使っていました。
今作はどう変わったのか気になっていましたが、接地感の良さは残しながらクッションや反発性のあるシューズに変わっています。こちらも、この秋の注目のシューズです。
長谷川:しかも軽量になったことで、足への負担や疲労の軽減にもつながりますよね。新井さん、こちらはどんなランナーにおすすめですか。
新井:幅広い層に使っていただけるシューズになったと思います。適度な反発感とクッショニングがあり、接地感も両立したシューズなので、スピードトレーニングや速く走れるようになりたいランナーには特におすすめしたいです。
長谷川:レースでも活躍しそうですね。
新井:レースでも全然使えると思います!
田中:Onのランニングシューズは『Cloudmonster』をはじめ、クッショニングが非常に優れているモデルが本当に多いんですよね。このシューズは軽量ですし、学生ランナーのトレーニング用としてもおすすめできます。市民ランナーだけでなく、競技者として走っている学生ランナーの間でもOnが広まるきっかけになればいいと思っています。
長谷川:これからのシーズン、学生ランナーの足元を見たらOnが増えているかもしれませんよね。
田中:学生はこういうスタイリッシュなシューズ、好きそうですよね。普段もそのまま履いて、走りたくなる感じがありますよね。
長谷川:普段履きとしても使えますよね。デイリーユースに合うデザインです。新井さんは実際に履いてどうでしたか。
新井:昨日も履いて走ってきました。心地良いクッショニングと反発感があって、最近履いたシューズの中で最も感動したシューズですね。
前作との違いを実感できて、履き心地がよくて12km走りました。
長谷川:それを聞いたら走りたくなりますよね!
3.CW-X|カーフ(ライトウェイトタイプ)
長谷川:それでは、今回最後の3つ目はなんでしょうか。
新井:CW-Xの『カーフ(ライトウェイトタイプ)』になります。
長谷川:これはどんな商品でしょうか。
新井:ふくらはぎに着けるサポーターになります。特徴的なのはCW-X独自のテーピングの原理を使ったサポート効果が得られるものになっています。段階着圧にもなっていまして、筋肉のぶれをしっかりと防いで、疲労軽減の役割を果たしてくれます。
長谷川:どんなランナーにおすすめでしょうか。
新井:全ランナーに使っていただきたい、おすすめのアイテムなんです。ひざ周りに不安のある方はロングタイツを使用するほうがサポートを得られますが、そのほかのランナーはハーフタイツとカーフを併用するといいでしょう。
長谷川:レースでスピードが出てくると、足周りの不安はどうしても拭えませんよね。
田中:そうですよね。ハーフマラソンやフルマラソンのような長い距離になりますと、筋肉のダメージもありますので、レースで使っている方は多いですね。
田中:この商品の特長は、すそ部分に縫い目がないところですね。
長谷川:やはり、縫い目があるとちょっとしたズレや擦れが気になりますよね。
田中:レース中に気になり出すとどうしてもストレスになるじゃないですか。ゴールするまで気になりますよね。サポートは欲しいけれど、ストレスがないアイテムがいいですよね。
長谷川:これから寒くなってきますので、防寒対策にもなりますよね。
田中:防寒素材ではありませんが、着用していると体温に影響はあると思いますね。レースの日の気温に応じて、ロングタイツにするのか、膝から下は何も着けないのか。この商品を着用するのか、いろいろ選択肢はありますよね。
長谷川:新井さんはこれからいくつもレースに出られると思いますが、この商品はどうですか。
新井:練習の際も着用していますが、その日の疲れも翌日の疲れの残り方も全然違いますね。気持ちの差もあるかもしれませんが、着けている時と着けていない時のスピード感も違ってきますので、気分を高めるという意味でもいいと思います。
田中:これからのレースでもこの商品を履いた新井さんが見られるのではないかと思います。
長谷川:今回もこれからの季節に試したくなる3つの商品を紹介してきました。
田中:プーマの『マグニファイ ニトロ 2』は普段のジョグやLSD、フルマラソンの大会でも使っていただけるシューズになっています。ぜひ試していただきたいと思います。
新井:2つ目に紹介したのはOn『Cloudflow 4』です。前作からかなりアップデートされたポイントが多いので、前作が好きでしたという方にも1度履いていただきたい商品になります。3つ目はCW-X『カーフ(ライトウェイトタイプ)』となります。ランニングの疲労やふくらはぎ部分が気になる方はぜひ使ってみてください。
詳細情報
1. PUMA|マグニファイ ニトロ 2
・価格:¥18,700(税込)
・商品ページ:メンズ・ウィメンズ
2. On|Cloudflow 4
・価格:¥18,480(税込)
・商品ページ:メンズ・ウィメンズ
3. CW-X|カーフ(ライトウェイトタイプ)
・価格:¥3,570(税込)
・商品ページ:ユニセックス
撮影店舗
ヴィクトリア新宿店
・ヴィクトリア新宿店公式サイト
・ヴィクトリア新宿店Instagram
・ヴィクトリア新宿店Facebook
あわせて読みたい