【アディダス】4DFWDは最新テクノロジー搭載のサスティナブルなデイリートレーナー
Aug 04, 2021 / SHOES
Aug 04, 2021 Updated
ラントリップ お馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんと、アディダス『4DFWD(フォーディーフォワード)』をレビュー。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。
高い推進力でスムーズな足運びを得られる「4DFWD」
2015年から始まった3Dプリント技術を採用した『4Dシリーズ』から、2021年最新作モデルとして、ソール部分が特徴的なデザインの『4DFWD』が登場。過去のモデルよりもソールの厚みが増し、一層目を引く新デザインになりました。
3Dプリンターで作成される「adidas:4Dシリーズ」
『4D』とは、皆さんもご存知の『3D(立体)』に『Feeling(感覚)』が加わったもの。2017年Carbon社とパートナーシップを結んだアディダス。特殊3Dプリンティング技術『デジタルライト合成』を搭載した3Dプリンターは、TPU(熱可塑性樹脂)の液体を光と酸素で制御する構造です。3Dプリンターを使うことで、場所に拘らないスピーディな生産も期待できる、今注目の新たな生産技術です。
今後アディダスはゲームチェンジャーになるメーカーに発展していくかもしれません。
500万通りから選ばれた最も推進・反発する形状
500万通りから選ばれた『蝶ネクタイ型』格子構造のミッドソールは、従来の4Dミッドソールと比較して推進力が3倍になりました。従来の『4Dシリーズ』よりも沈み込みが少なく、前方(フォワード)への推進力が感じられるシューズです。
アディダス独自技術の「Primeknit」素材
アッパーにはadidasが独自で開発した『Primeknit(プライムニット)』が採用されています。この『Primeknit』素材は1本の糸で編む『シームレス エンジニアリング製法』が用いられ、優しく包み込むような伸縮性と、履き心地のいい通気性、さらに軽量性が高い素材です。
デイリートレーナーとして、あらゆるランニングで使用可能。質量が出るので少し重みがありますが、アディダスの選手もジョギングやウォーミングアップで使用しているそう。
最近ランニングを始めたランナーで、見た目がいいと思った方にも『4DFWD』はおすすめです。
4DFWD 東京 / 4DFWD TOKYO
・サイズ:22.0 cm ~ 31.0 cm
・販売価格:27,500 円(税込)
合わせて読みたい
藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト