サッカニー『エンドルフィン プロ 5』徹底レビュー!安定感が増したカーボンプレート入りレースシューズ
Mar 23, 2026 / SHOES
Mar 23, 2026 Updated

サッカニーからカーボンプレート入りレースシューズ『エンドルフィン プロ 5』が登場しました。今回はRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんとともに、前作との比較や今作の特徴についてご紹介します。
藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わった期間は20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。
安定感が増した厚底レーシングシューズ

2024年2月に発売された前作をベースにアップデートされた今作。ミッドソールには『PWRRUN PB』と『Super Critical PWRRUN HG』を融合させたフォームを採用し、軽量で反発性に優れたプラットフォームを構成しています。
『PWRRUN PB』は柔らかくて軽量なクッションであるため「履いた時にほのかに柔らかさを感じる。反応の良い素材を使い分けており、前作と同じような反発感がある」と話す藤原さん。加えてミッドソールが張り出すような形状になったことで安定性が増したと語ります。

今作は新設計のスロット入りカーボンファイバー製の軽量プレートを搭載。SpeedRollテクノロジーを強化し、よりスムーズで素早い重心移動をサポートします。藤原さんは「前作が全体的にソフトな作りだったのに対し、今作は剛性があり安定要素が増している」といいます。
サイズ感については「前作はレングス(足長)がやや短い印象だったのに対し、今作はサイズ表記通りの印象」とのこと。ニットタンとフィット感の良さについても言及します。

アウトソールには長距離でも続くグリップ力と耐久性を提供する『PWRTRACラバーアウトソール』を採用。『エンドルフィンスピード5』のような渦巻型のパターンが施されています。
おすすめのランナー・使用シーンは?

藤原さんは「サッカニーはシューズのすみ分けがはっきりしている」と語ります。『エンドルフィンスピード5』にはエネルギーを蓄えながら楽に走れるようサポートするナイロンプレートを採用。トップアスリートも愛用する『エンドルフィンエリート2』は、高い反発力とエネルギーリターンを生み出す『incrediRUN』を採用していると説明します。

その上で「フルマラソンでサブ3を目指すランナーや、ハーフマラソンで1時間30分台でのゴールを目指すランナーには『エンドルフィンエリート2』のような高い反発力を持つモデルよりも、今作のような安定感があり蹴り出しの良さも感じられるモデルが合うのではないか」といった履き分け法を示します。

さらに今作を「短距離ではなく長距離でスピードを出したい場面に向いているモデル」と分析する藤原さん。「ポンポンと弾む感覚が得られるため、ペースが上がらないことに悩むサブ4以上のランナーにもおすすめできる」と付け加えます。
詳細情報
サッカニー|ENDORPHIN PRO 5

・価格:¥37,400(税込)
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)





