【2025最新版】トレイルランナー必見!ソフトフラスクの選び方とお手入れ

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「ソフトフラスク」とは柔らかい樹脂で作られている給水ボトルです。軽量かつ、中身が減るとコンパクトに折りたためることから、多くのトレイルランニング(以下、トレラン)のランナーの必需品となっています。

ソフトフラスクを特集する本記事では、ソフトフラスクの種類・選び方・お手入れ方法などを一挙にご紹介。ソフトフラスクが欲しいがどれを選べば良いかわからない、長持ちする正しいお手入れ方法を知りたい、といった方はぜひ参考にしてください。

1. ブランド別ソフトフラスクの特徴

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最も多くのランナーが使っているのが、500mlのソフトフラスクではないでしょうか。大半のトレラン用ザックが、500mlサイズのソフトフラスクを想定して作られており、ザックに備え付けられているものもあります。

ソフトフラスクのブランドはさまざまで、各ブランドが自社のトレランザックに合ったボトルを展開しています。いずれも『Hydrapak』というメーカーが製造しているケースが多いため、飲み口部分の互換性は高いのですが、ボトルの形状は様々です。ここからは、ブランドそれぞれのソフトフラスクの特徴を紹介します。

SALOMON ソフトフラスク 500ml 17oz ULTRA 42

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SALOMONから展開されている『ソフトフラスク 500ml 17oz ULTRA 42』。特徴は、適度な傾斜があり体に沿って密着することです。フラスクの縁が当たって痛い、という不快感を軽減します。

価格:¥3,850(税込)

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Hydrapak ソフトフラスク スピード 500ml

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Hydrapakからもオリジナルのソフトフラスクが多数販売されています。『ソフトフラスク スピード 500ml』は、給水の際にキャップを回す必要がありません。片手で操作できるスピードフィルキャップで、エイドステーションでの素早い給水を可能にします。

価格:¥3,410(税込)

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Hydrapak ハイドラパック / ポケットフラスク 500ml

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こちらは『ソフトフラスク スピード 500ml 』よりもキャップの直径が小さいタイプ。キャップがロック式になっており、移動中の水漏れを防ぎます。家でドリンクを作って持っていく、真夏のレースで追加のドリンクが必要といった場面で活躍間違いなしです。

価格:¥2,970(税込)

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THE NORTH FACE ランニングソフトボトル 500ml

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THE NORTH FACEのリュックにぴったりはまるのが同ブランドのソフトフラスク。キャップが3つのパーツで構成されている商品が多い中、こちらは2つのパーツで構成されているため、洗いやすいのが嬉しいポイントです。

価格:¥3,520(税込)

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NATHAN イグソドローソフトフラスク2.0 532ml

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NATHANのソフトフラスクは、内部にプラスチックの芯が入っており、中身が少なくても形状を保持してくれます。そのためポケットからの出し入れがしやすく、ボトルがポケットの底に落ちてしまう事も防ぎます。ベルトを通す用のループもついているため、ハンドボトルとしても使用できます。

価格:¥3,850(税込)

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ソフトフラスクは基本的に、同じブランドのトレランザックにフィットするように作られています。そのため、他ブランドのザックに入れると大きすぎたり、形が合わなかったりすることがあります。他ブランド同士で使える組み合わせもありますが、走り始めてからトラブルが起きないよう、事前に互換性を確かめておきましょう。

2. もっと便利になるソフトフラスクパーツ

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ソフトフラスクに取り付けることで、よりスムーズな水分補給を実現する専用パーツも展開されています。

HydraPak  ランストロー フラスクアダプター

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ソフトフラスクの飲み口が遠くて不便、と感じている方は専用のストローを使ってみてはいかがでしょうか。フラスクのキャップからバルブを取り外し、ストローを挿入するだけで、簡単に飲み口を延長できます。

こちらはHydrapak製の、スピードフィルキャップ搭載のフラスクに取り付けることができます。本記事で紹介したSALOMON『ソフトフラスク 500ml 17oz ULTRA 42』など、いくつかの商品には付けられないため注意してください。

価格:¥1,210(税込)

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SALOMON  ソフトバルブカバー

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飲み口の水漏れが心配な場合におすすめなのが、SALOMONが販売している『ソフトバルブカバー』です。飲み口が他の荷物に押されてしまうことを防ぎます。

価格:¥1,100(税込)

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HydraPak  ラスクバイトバルブ シース (2P)

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HydraPak では飲み口部分もパーツとして販売。飲み口だけ劣化・紛失してしまった場合も、飲み口単体で購入できるので安心です。

価格:¥1,100(税込)

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3. ハイドレーション

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夏場や水場が少ないコースを走るとき、たくさんの水を背負ってスピーディーに動きたいときにはハイドレーションが便利。ただし、ハイドレーションを使う際は事前準備が必要です。

【ハイドレーションの使い方】

①袋の上部を開き水を入れる

②袋の上下を逆さ(チューブの接続口が上)にした状態でチューブを咥え、空気を吸い出す

③袋の上下を元に戻し、真空状態(チャプチャプしない状態)になっていればOK

④ザックの内側に吊るす

ハイドレーションの容量は1.5〜2リットル程度のものが主流です。給水のしやすさや水漏れ防止機能がついているHydraPakの『ベロシティ』も、1.5リットル、2リットルの2サイズ展開となっています。

HydraPak ベロシティ 1.5L

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価格:¥5,940(税込)

4. ソフトフラスクのお手入れ方法

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最後は、知っておきたい「お手入れ方法」について。ソフトフラスクは正しくお手入れをして衛生的に保つことで、快適に使い続けることができます。

お手入れのポイントは、パーツを全て分解して洗浄すること。ボトル部分は一般的な台所用洗剤を使いよく洗って乾かします。お箸やボトル乾燥用スティックを入れて自立させ、風通しを良くすると乾きやすくなります。

飲み口の部分は3つに分解できるものが多く、ボトルと同様に全てのパーツをよく洗い、完全に乾かします。スポンジで洗いにくい場合はつけ置き洗いも有効です。水分が残っているとカビの原因になるため気をつけましょう。

水分補給時にソフトフラスク独特の匂いが気になる場合は、重曹を溶かして一晩放置して洗浄、またはクエン酸を溶かして一晩放置して洗浄するという方法もあります。

ソフトフラスクは、今やトレランに欠かせない存在です。スムーズな水分補給を叶えてくれる一方で、お手入れには少し手間がかかりますが、その分、長く快適に使い続けることができます。今回紹介したように、種類も豊富で、欲しい機能に合わせて選べるのも魅力。お気に入りのソフトフラスクを手に、トレランを思いきり楽しみましょう。

【動画からご覧の方はこちら】

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