ニューバランス『Fresh Foam X 1080v14』は“フワフワ”だけじゃない! 安定感がアップした最新シューズを編集部スタッフが体感

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10月2日(水)、ニューバランスの人気ランニングシューズ『Fresh Foam X 1080』シリーズより最新モデル『Fresh Foam X 1080v14』の登場が発表されました。同日、東京都内ではメディア向けのローンチイベントが開催され、Runtrip編集部スタッフの木幡(筆者)と下井田も参加! フワフワとした履き心地が人気を博した前作v13からはどのような進化を見せたのでしょうか。

本稿では、イベントで発表された新作シューズの魅力、シューズを着用して体感した履き心地についてお伝えします。

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v14は走行安定性に着目してアップデート

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ローンチイベントは代々木公園からほど近い場所にあるカフェにて開催。会場入口には“Cafe 1080”と銘打たれ、店内外にFresh Foam X 1080シリーズを視覚的に体感できる展示や装飾が散りばめられていました。

まさに、ランニングからデイリーユースまで使えて、ときにはカフェまで気軽に走りたくなるような楽しい履き心地のシューズであることが視覚的にも伝わってきます。

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シューズの機能性・アップデートについて説明するニューバランスジャパン・間宮さん(写真右)

イベント冒頭では、ニューバランスジャパンの間宮さんからFreshFoam X 1080v14のコンセプト、機能性についての説明が行われました。

「Fresh Foam X 1080シリーズはニューバランスを代表するプレミアムクッションモデルですが、今作v14は特長であるクッショニングに加えて走行安定性に着目をしてアップデートしました。ランナーがクッションを求める背景には体に負担をかけたくない、リラックスして走りたいというニーズがあります。ファンランナーであればカフェを目指して楽しく走りたい、エリートランナーならリカバリーしたいシーンで快適に走れる安定感を追求しています」

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その安定感を演出するために2つのアップデートポイントがあるのだそう。1つはミッドソール部分のサイドウォールを改良。接地時にブレが発生しやすいかかと全体を包み込み、接地時の安定性が格段に向上しているとのこと。「かかとがサイドウォールにしっかりとはまることで、足を入れたときから走行時まで安定性を実感できる」と言います。

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もう1つは、アウトソールのデザインを重心が中心に集まる設計に一新。このデザインはかかとからつま先にかけて行われる重心移動に注目して設計されており、よりスムーズに離地しやすい構造に改良されました。

間宮さんによると「前足部の中央に配された独立したラバー形状は、接地時にかかとから重心がストレスなく前へ進むようデザインしています。意図せずともこの形状に沿って、自然に体重が乗り真っすぐ進むことができる」とのこと。前作のフワフワとした走り心地から、アップデートにより「カチッ、フワッ」という感覚へ変化を見せたようです。

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接地時の重心が中央へ集まるよう、アウトソール前足部のラバーが周辺部と中央に配置されている
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前作Fresh Foam X 1080v13(左)と新作Fresh Foam X 1080v14(右)。背もたれの高さでサポートのアップデートを表現している

さらに、アッパーも細かな改良が加えられたそう。「今作に採用しているエンジニアードメッシュアッパーは、張り感のある肉厚なものへアップデートしました。素材感がエアーが入ったようなメッシュへ変わり、軽量性、通気性に優れ、より快適な履き心地を味わえます」と間宮さんは語りました。

Fresh Foam X 1080v14を履いてランニング!

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シューズの説明後は、いよいよ代々木公園でのグループランへ! Fresh Foam X 1080v14へ足を通すと、かかと部がしっかりと守られているような感覚に包まれました。その感覚は前作のフワフワとした履き心地をイメージして足を入れたので、思わず「安定している!」と感想が口に出るほど。

機能性についての説明でもあった通り、かかと部のサポートがあるおかげで足がしっかりと守られている感覚が伝わってきます。歩いているとフワフワとしたクッション性よりも安定感の方がより感じられるので、普段履きでも違和感なく使えそうな履き心地でした。

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ランニングセッションを担当したプロランニングコーチの黒川遼さん

プロランニングコーチの黒川遼さんのレクチャーによる動きづくりを体験。Fresh Foam X 1080v14の魅力をより実感できるように、さまざまな動きを加えていきます。

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少しスピードを上げて走ってみる

動きづくりを終えると早速ランニングスタート。スピードを上げてみると「やっぱり1080だ!」と感じられるクッションや弾力も足に伝わってきます。安定性をしっかりと備えながら、Fresh Foam Xならではのクッション性は健在。足を入れたときの“カチッ”とはまる感覚はありつつも、個人的にはかかと部のやわらかなクッションと弾力を同時に感じるーー。肉厚な感触のアッパー素材による快適性もよく、ついつい走るのが楽しくなりました。

そして、どこで接地しても、足の真ん中を通って前へ進んでいくスムーズさは本当にストレスがなくて走りやすさを実感。クッション性と安定性の両方を欲しているランナーにとっては非常に頼もしいシューズではないでしょうか。

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一緒に参加した編集部メンバーの下井田も、走りながら次々にシューズの良さを口にしていました。

「前作のクッション感は保ちながら、足が沈み込みすぎず、コロンと前に転がる感覚があって扱いやすくなりましたね。仕事で歩き回ることが多いので日常でも履きたい!」

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ウィメンズカラー(写真:編集部撮影)

ちなみに、筆者はローンチイベントに参加してFresh Foam X 1080v14を今シーズンのフルマラソンでも使ってみたくなりました。42kmという長い距離をこのシューズで走ってみたら「クッション性と安定性の両方をより実感できるのでは?」と感じています。

走るのが楽しくなる弾むようなクッション性、そして長い距離を快適に走りつづけられる安定感を両立したFresh Foam X 1080v14。10月10日(木)よりニューバランス公式オンラインストア、一部のニューバランスオフィシャルストアにて発売されています。

この秋のランニングをより楽しいものにする“相棒”として、あなたもFresh Foam X 1080v14を手に入れてみては?

詳細情報

ニューバランス|Fresh Foam X 1080 v14

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価格:¥19,800(税込)

ニューバランス公式オンラインストア

(文:木幡真人/ 写真提供:ニューバランスジャパン)

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