マラソン2時間38分“自己ベストを更新”したHAGIさんが「アディゼロ」シリーズをレーシングシューズに選ぶ理由とは
Mar 08, 2023 / SHOES
Mar 08, 2023 Updated
今年2月に開催された別府大分毎日マラソンでアディダス『アディゼロ アディオス プロ 3』を着用し、見事に2時間38分28秒の自己ベストを記録したYouTuber・HAGIさん。HAGIさんはどうしてアディゼロシリーズを勝負シューズに選んだのでしょうか。
そして、アディゼロシリーズにはどのようなテクノロジーが詰まっているのか。HAGIさんと、アディダス マーケティング事業本部 カテゴリープランニング シニアマネージャーの山口智久さんにその秘密を伺いました。
足にフィットするアディゼロシリーズ
HAGIさんは、どうしてレースシューズに『アディゼロ アディオス プロ 3』を選んだのでしょうか。まず、前提としてアディゼロシリーズが自身の足にフィットしているのだと言います。
「大学まで陸上競技に取り組んでいたのですが、いわゆる燃え尽き症候群になってしまい引退から約10年まったく走らなかったんです。ブランクを経て、市民ランナーとして走り始めたときに、スポーツショップに足を運んでスタッフの方に薦められたシューズの中で1番マッチしたのが『アディゼロ タクミ セン』でした。当時の『アディゼロ タクミ セン』はブーストフォームが搭載されていて、その感触がとても良かったんです。初マラソンで2時間48分を達成できたときに履いていたのは『タクミ セン』よりもクッション性のある『アディゼロ タクミ レン』でした」
2時間45分切りを目指した2度目のマラソンで着用したのは『アディゼロ ジャパン 4』。この時も見事に目標を達成。2時間42分でゴールしています。
「私の中で『アディゼロ ジャパン 4』は、全てにおいてパーフェクトなシューズでした。足とシューズが一体化する感覚がありました」
そして今から3年前、2020年『アディゼロ ジャパン 4』とともに別府大分毎日マラソンに挑みました。
「狙ったレースであまり失敗しないタイプでしたが、2時間40分を切ることにこだわり過ぎたのか、上手く走れませんでした(タイムは2時間46分)。結果を出すことにこだわっていたわけではありませんが、別府大分毎日マラソンをテレビで観る度にそのレースを思い出してしまうのでこれは良くないなと(笑)。それで再度チャレンジすることにしたんです。シューズは3年前と同じくアディダスのシューズで挑みたいと思いました」
「アディゼロ タクミ セン 9」は10マイル走で着用
自己ベスト更新のために、レースシューズである『アディゼロ アディオス プロ 3』はもちろんのこと、トレーニング時に活用した『アディゼロ タクミ セン 9』の存在は大きかったと言います。
HAGIさんがマラソン練習で重要視しているのが10マイル(16km)走。『アディゼロ タクミ セン 9』は、マラソンペースよりも10〜20秒ほど速いペースで走るこの練習の最適なパートナーだったとのこと。
「10マイル走がマラソン練習でとても重要だと思っていますが、ある程度スピードを意識しないとマラソンペースより速くなりません。一方、感覚的には余力も残したい。そのうえで、シューズの感覚もレースで着用するものと近いものがいいとなったときに、『アディゼロ タクミ セン 9』は最高のシューズだったんです」
レースシューズで10マイル走を行っても良いようにも思いますが、そこにはHAGIさんが大切にしているマインドが関係してくるのだそう。
「レース本番に自信を持ってスタートラインに立つことはとても大切なこと。レース用とトレーニング用のシューズを分けておくと、レース当日によりフルマラソンに適したシューズで走るのだから大丈夫だというマインドになれるんです」
では、『アディゼロ アディオス プロ 3』と『アディゼロ タクミ セン 9』はそれぞれどのようなシューズなのでしょうか。
「両方に共通するのが、アディゼロシリーズ特有の足をハグしてくれるようなフィット感。足を入れたとき、シューズと自分が共鳴しているような感覚があって、とても気に入っています。『アディゼロ アディオス プロ 3』の魅力は、推進力とクッション性の高さでしょう。心地よいバウンス感が得られます。一方の『アディゼロ タクミ セン 9』は、足離れの良さが魅力。接地時にシューズが地面と離れたがるような感覚があって、スピードやリズムに乗りやすいシューズです」
レースに、トレーニングにアディゼロシリーズを活用しているHAGIさん。どのようなランナーにアディダスのシューズがおすすめかを聞きました。
「アディゼロシリーズは本当にフィット感がよく、マメや靴擦れなど足のトラブルに悩んでいるランナーは1度試してみてもらいたいです。それから、トレーニングシーンによってシューズを履き分けたいランナーにも向いていると思います。たとえば、ジョグで『アディゼロ SL』、インターバルで『アディゼロ タクミ 9』、ロング走で『アディゼロ ジャパン 7』、本番で『アディゼロ アディオス プロ 3』といった具合に目的別に当てはまるシューズが用意されているので、ぜひ活用してもらいたいですね」
ロードレースの勝負のときにアディゼロを
『アディゼロ アディオス プロ 3』と『アディゼロ タクミ セン 9』には、どのようなテクノロジーが詰まっているのでしょうか。さらに詳しくシューズについて知るために、アディダス・山口智久さんに伺いました。
「どちらもトップレベルのランナーをメインのターゲットとし、ロードレースでいかに速く走ることができるかを追求したモデル。『アディゼロ アディオス プロ 3』はフルマラソンやハーフマラソンといった長い距離のレースに、『アディゼロ タクミ セン 9』は5kmや10kmといった短い距離のレースに適した機能を備えています」
それぞれのシューズは前作からどのようなアップデートを遂げているのでしょうか。
「『アディゼロ アディオス プロ 3』は、反発性を高めることを重視したモデル。ミッドソールにライトストライク プロというクッション性、反発性、軽量性といった機能を兼ね備えた素材を採用しています。前作よりもライトストライク プロの硬度をやや柔らかくして、よりクッション性や疲れにくさが感じられる仕様になりました。また5本指骨状カーボンバー『エナジーロッド』が足全体を網羅する構造に進化。より、反発力が得られるシューズになりました」
ソール全体の形状も見直された『アディゼロ アディオス プロ 3』。特に前足部の幅がやや広くなり、安定性も向上したそうです。
「既に着用した多くトップアスリートから反発性と安定性が向上したというフィードバックを得ています。一般的にフォームの硬度を柔らかくすると安定性は低くなる傾向がありますが、ソール全体の形状を変えることで、安定性を高めることにも成功しました」
一方の『アディゼロ タクミ セン 9』の大きなアップデートポイントは、アッパーの素材変更にあります。
「アッパーは軽いだけでなく、伸縮性や保形性に優れた素材で、より快適なフィット感とたしかなサポート性を感じやすくなりました。ミッドソールは、ライトストライク プロでエナジーロッドをサンドした2層構造。上部は柔らかくてクッションを得やすい硬度、下部は少し硬めで接地感が得やすく、蹴り出す足の力を活かしやすい硬度になっています。アスリートたちは5kmや10kmといったレースや駅伝はもちろん、ポイント練習やトラックでのインターバルトレーニングにも活用しています」
それぞれの足の形状と動きに寄り添うエナジーロッド
スーパーシューズとも呼ばれる厚底レーシングシューズ。プレートを挟んだ構造のシューズが多い中、アディダスのスーパーシューズに搭載されているのはエナジーロッドと呼ばれるバー。そこにはどんな意図があるのでしょうか。
「蹴り出し時の足の動きや、蹴り出す力は人それぞれ。その足の動きや力の伝達方法を損なうことなく、ランナーの走り方に合わせた反発力が得られるように5本のロッドが採用されています。どんなに反発性に優れた素材を使っても、足の形状や動きにフィットしないシューズでは、良い結果は得られません。だからこそ、アディゼロシリーズはフィッティングにこだわり続けてきました。多くのランナーにアディゼロシリーズの履き心地を体感してもらいたいです」
その反発性の高さやフィット感の良さが支持され、多くのアスリートが勝負レースで『アディゼロ アディオス プロ 3』『アディゼロ タクミ セン 9』を選ぶ昨今。今年1月、新谷仁美選手がマラソン女子日本歴代2位となる2時間19分24秒をマークした際に着用していたのも『アディゼロ アディオス プロ 3』でした。
次のレースで自己ベストの更新を目指したいというランナーは、アディゼロシリーズにトライしてみてはいかがでしょうか。
アディゼロシリーズ
アディゼロ アディオス プロ 3
・価格:¥26,400(税込)
アディゼロ タクミ セン 9
・価格:¥20,900(税込)
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