【ASICS】初心者におすすめのランニングシューズ、専門家の見立ては
Aug 19, 2020 / SHOES
Aug 24, 2020 Updated
Runtripでお馴染みのシューズアドバイザーの藤原岳久さんに、『ASICS』の初心者向おすすめのランニングシューズを伺いました。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。
初心者おすすめシューズとして藤原さんが選んだのは、『ゲルニンバス22』と『グライドライド』。
「1つのブランドがこの2つのタイプのシューズを展開することはなかなかない。10mmドロップの坂道型シューズ(ゲルニンバス)も5mmドロップのゆりかご型シューズ(グライドライド)も展開している」と、まずは両シューズの特徴を解説くれました。
『ゲルニンバス22』は、フルマラソン完走や長い距離を自分らしく走りたいランナーのためのクッショニングモデル。「クッションの塊みたいなシューズ」と藤原さんは表現します。かかと部に配置されるGELを、外側から内側まで覆うより大型なヴィジブルGELにアップデート。GEL自体をやや凹ませた形状にすることで変形しやすくし、衝撃をやわらげやすくしています。
また、前作よりもミッドソールを2mm厚くし、上部に低硬度のFLYTEFOAMを採用。湾曲した構造にすることで着地時の変形をうながし、クッション性を高めています。カラー展開も豊富。アッパーがニットタイプのモデルもあります。
『グライドライド』は、「前進方向への誘導がゲルニンバスの比ではない」と藤原さん。ランナーが少ない力でより長く、より楽しく走ることを追求したシューズ。一見とても特徴的で大胆な弧を描く弓形のソールデザイン『GUIDESOLE』が、着地からキックにかけての足首の動きを少なくし、走行効率を高め、ランナーのエネルギー消費を抑えてくれます。
「ゲルニンバスはショップでの試着ですぐに魅力を感じられ、グライドライドは走ってみると魅力を感じるシューズ」とRuntrrip代表の大森。
これからランニングを始める方は、どちらのシューズもおすすめです。どちらも履いてみると体の使い方などのヒントがあるかもしれません。
アシックス ゲルニンバス22
・価格:¥ 17,600 (税込)
・ドロップ:10mm
アシックス グライドライド
・価格:¥ 17,600 (税込)
・ドロップ:5mm
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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト