オールバーズ「ツリーダッシャー」は自然由来のサスティナブルなランニングシューズ
Jul 15, 2020 / SHOES
Jul 27, 2020 Updated
Runtripお馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんに、Allbirds(オールバーズ)の『Tree Dasher(ツリーダッシャー)』について聞きました。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。
『Tree Dasher(ツリーダッシャー)』はサスティナブルで地球にも体にも優しいシューズ
『オールバーズ』は環境に配慮した最先端の取り組みを行なっている、サンフランシスコの人気ブランド。『ツリーダッシャー』は、アッパーからソールまで自然由来素材で作られたランニングシューズで、気になっている人も多いのでは。シューズ本体にはユーカリ繊維を使用し、柔軟で軽く、通気性が抜群。また、サトウキビから生まれたミッドソールは、世界初のカーボンネガティブを達成しています。
サスティナブルなランニングシューズですが、果たして性能は……?
ツリーダッシャーを履いて60分ジョグしたという藤原さんは「非常に快適。履いているうちにだんだん返りが柔らかくなってきて、クッションもバウンドがあり柔らかく、グリップが良い」との感想。「体の移動もスムーズで、ランニングシューズとしていい感じ」とお墨付き。
インターバルやスピードを出すようなシーンで履くシューズではありませんが、普段のジョギングにオススメです。踵のフィット感はもう一歩というところですが、ラストは前部が広く日本人にフィットしやすい形です。ユーカリとメリノウールでつくられたソックス『Trino™ Sprinters』やアンダーウェア『Trino Undies(トリノ ウンディーズ)』(メンズはボクサーショーツ1型、ウィメンズは、リラックスした着け心地のブラレット1型とショーツ3型)も展開。
「カーボンフットプリント(製造〜廃棄するまでのどれくらいのCO2e・温室効果ガスを排出するのか)をインソールに明記してあるんです。こういう取り組みへのニーズは今後どんどん高まると思います」(藤原さん)
オールバーズのランニングシューズとして1作目ですが、今後の展開もかなり期待できますね。
Tree Dasher(ツリーダッシャー)
商品詳細
・価格:¥16,250(税込)
・サイズ:メンズ25.0cm~32.0cm/ ウィメンズ22.0cm~28.0cm
・重量:303g(メンズ27.0cm)
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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト